モンスターズ・インク ３Ｄ(2001)MONSTERS, INC.
【クレジット】
【解説】 ピクサーが2001年に製作した大ヒット・アニメーションを最新の技術で３Ｄ変換した３Ｄ作品。子ども部屋のクローゼットの向こう側に広がるモンスターたちの世界。彼らは夜な夜なドアを開いては子どもたちを怖がらせているのだが、実は彼らは“モンスターズ株式会社”のれっきとした社員なのだ。この会社は、モンスターシティの貴重なエネルギー源である子どもたちの悲鳴を集めるのがその仕事。しかし、最近の子どもは簡単には怖がってくれない。モンスターズ社の経営も苦しくなってきている。そんなある日、大事件が発生した。モンスターたちが実はもっとも怖れる人間の女の子がモンスターシティに紛れ込んでしまったのだ！ ＜allcinema＞ 【ウェブリンク】 【関連作品】
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で、ピクサー旧作3D上映もこれにて４作目になるわけだが、この「モンイン」が最も3D映えする作品だったってことが、今回の再上映でよく分かった。その最もたるのが、クライマックスの追いかけっこ。レールにぶら下がったドアが走るあのシーンだよ。突如として画面に空間的な広がりがパァーッと出て、大袈裟な言い方かもしれんが本当にぶら下がっているかのような感覚が味わえるんだから!! 3D効果で奥行きも出てるから、高所も遺憾なく発揮されてるわな。
モンスターズ・インクの室内も3D効果がバッチリ!! 画面の奥からサリーとマイクが♪スタタタタッと駆け寄ってくるとこなんか、立体感が出ているもんだから異様な迫力が出ている。もひとつ、サリーのフサフサとした毛並み、マイクの爬虫類の皮膚のようなヌメヌメとした感じがうまく表現されていて、CGアニメ技術の素晴らしさが堪能できるんだわさ。
ピクサー作品で恒例となった本編の上映前にかかる短編。で、今回はあの「バーズ」が3Dバージョンとなって上映されたのだが、鳥さんたちが止まった電線がしなるくだり、大鳥（？）が落っこちたことで小鳥が♪ビミョ〜ンと飛ばされて無数の羽がヒラヒラと舞うくだりで3D効果を遺憾なく発揮!!
「TS1」「TS2」「ニモ」、で「モンイン」と3D効果はだんだんと進化しているね。この調子で、世紀の大傑作「インクレ」をぜひ3D化してもらいたいわさ。