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ホーリー・モーターズ(2012)

HOLY MOTORS

メディア映画
上映時間115分
製作国フランス/ドイツ
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月2013/04/06
ジャンルドラマ
ホーリー・モーターズ [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,009
USED価格:¥ 4,414
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【解説】
 「汚れた血」「ポンヌフの恋人」の鬼才レオス・カラックス監督が「ポーラX」以来13年ぶりに手がけた長編作品。白いリムジンに乗り、次々と別の人物に変身しながらパリの街をさまよう主人公の摩訶不思議な1日を、ユニークな語り口でミステリアスかつシュールに描き出していく。主演はカラックスの分身とも評されるドニ・ラヴァン。共演にエディット・スコブ、エヴァ・メンデス、カイリー・ミノーグ、ミシェル・ピッコリ。
 パリの夜明け。大富豪の銀行家オスカーは、女性運転手セリーヌが運転する白いリムジンに乗り込み、自宅の豪邸を後にする。やがて彼は、リムジンの中でおもむろに着替えはじめ、みすぼらしい物乞いの女に変装してリムジンを降りる。その後も、謎の怪人メルドや10代の娘を持つ父親、あるいは殺人者といった人物に次々に変身し、それぞれの役になりきり演じるかのような奇妙な行動を繰り返していくオスカーだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2016-01-10 15:02:24
奇才レオス・カラックス監督のミステリアスファンタジーである。
富豪の主人公オスカーが、長大なリムジンに乗り、パリ市内を流しながら様々なキャラクターに変身する。最初はその理由だとか背景だとかを頭で理解しようとするのだが、次々と不可解なシーンが登場するのでやがてそれは無駄な努力だと悟り、一転して芸術鑑賞モードに切り替えなければならない。ここの切り替えがスムーズにできないと、この作品を最後まで見続けるのは辛いだろう。
女優陣にエディット・スコブ、カイリー・ミノーグ、エヴァ・メンデスとセクシーなメンバーを揃えているので、難解だがフランス映画らしい品の良さは味わえる。御年87歳になる名優ミシェル・ピッコリが顔を出すのも見逃せないところだ。
投稿者:クリモフ投稿日:2014-11-15 13:10:21
カラックスにそんなに思い入れがない自分としては、これをどの程度、理解できているかはわかりません。
まぁ、面白く観れたのですが、どうも詰め込みすぎの感じが。冒頭から映画愛が炸裂しており、ストーリーも俳優というものを通して、やはり映画への思い入れが凄いです。
その姿勢は素晴らしいのですが、どうも後半は食傷気味になってしまいました。作家主義としては間違いないので、これはやはり自分の感性が合わなかったのかな。カラックスは個人的な映画ばかり撮ってきたので、今さらエンタメがという意見も的はずれだし。
とにかく膨大であろうオマージュに識者の方はニヤニヤがとまらないんじゃないでしょうか。
投稿者:bond投稿日:2014-10-31 08:25:33
ナンセンス映画と思いきや、なにやら立派な仕事で、因縁もあるらしい。不思議なファンタジー?
投稿者:いまそのとき投稿日:2014-07-23 13:15:52
個性的映像。難解で凡人の理解をはるかに超える。カラックスの世界に浸れる人だけが特等席で陶酔できる。面白いのはクラシックパロディのてんこ盛り。パイトマイム、オペラ座怪人、フーマンチュー、HRギーガー、ジャック・ドミー、ミレーユ・マチュー。どうぞイマジネーションを駆使して見てください。
投稿者:mototencho投稿日:2014-04-19 06:19:46
フランスの天才は自由自在に映画を撮ってしまう。そして観客にも無限の“想像の余地”を残す。本作に対する批評、指摘は星の数ほど出てきそう。http://mototencho.web.fc2.com/2014/bluewcol.html#holymotors
投稿者:Normandie投稿日:2013-05-31 01:01:23
傑作。カラックスは本当に天才になりました。
術中にはまっても暗闇に真実が在ることを幸せだと思う喜びに溢れている。
ごちそうさま。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-05-27 22:37:14
 傑作。なんという刺激に満ちた映画だろう。開巻の白樺が描かれた壁の造型を見た瞬間、既に飛び抜けたビジュアルセンスを感じる。そしてラストまで、ずっとニヤケっぱなしになり、映画って楽しいなって心から思うことができる。
 この映画の画面の刺激−換言すると画面の快感は、ドニ・ラヴァンの乗る自動車−リムジンの緩やかな運動に拠るところが大きい。そういう意味で『めまい』にも連なる低速走行の自動車の映画だ。そしてもう一つ、目に留まる特質は高低を意識させる画面−特に上方向を意識させるショットによる緊張感というか画面の強さの維持だろう。冒頭の朝のシーンでは、テラスで手を振る妻子がいる。別の家の屋上に不思議な人がいたりもする。カイリー・ミノーグと入る百貨店の廃虚の場面はその屋内シーンも屋上のシーンも高低を活かした演出がどんどん繰り広げられる。その他、ラヴァンが帰り着く我が家の窓のカットなんかも指摘することができる。

 あと、実を云うと、『ポーラX』のような男女がワケもなく歩き回るシーンを久しぶりに見たいなぁと、ずっと思いながら見ていたのだが、ミノーグとの百貨店の廃虚を歩き回るシーンが挿入され満足していると、唐突にミュージカルまで始まるものだから、さらに感激した。

 さて、この映画にまつわる映画的記憶については数多く指摘することが可能だと思うが(伊福部!)、一つだけ。私は最初の出勤風景で映される邸宅がジャック・タチを想起させると感じた。モーション・キャプチャーのスタジオがある施設、その工場のような外観もタチの映画みたいだ。(施設へ入場する際に鼻毛で認証するのは笑える。)この時点で、本作はジャック・タチのような完璧な人工的創造物を志向しているのだと了解した。確かに、この後、タチのルックと全然異なりはするのだが、純粋に映画として計算され尽くした作りモノ世界が怒涛のように押し寄せる。或いはラヴァンの身体性をフィルム(本当はデジタル!)へ定着することに強烈にこだわる部分もジャック・タチへ連なっていると思う。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:paris1895投稿日:2013-04-28 20:22:54
「汚れた血」や「ボーイ・ミーツ・ガール」のような勢いという波に自分も映画もどんどん乗せていってしまえたカラックスを知っている私たちからすると
この「ホーリー・モーターズ」という映画が与える印象はずいぶんと変わっている。
カラックスも年を取ったのだなと再認識しながらも、不要な老いが彼の映画を見舞ったということに気づかない振りをすることはできない。
だけれど、私たちは映画の中にふと訪れるズームアップに、昔のカラックスの静かで熱い息吹を感じることができる。
そのズームアップがどこで訪れるかは、あえて書かないが
唐突という言葉が持つ唐突さよりも、まだなお、唐突に
私たちのカラックスが帰ってくる。
投稿者:ノブ投稿日:2013-04-06 16:54:54
【ネタバレ注意】

「ホーリー・モーターズ」(監督:レオス・カラックス 115分)
話の内容は、オスカーさんが色んな人になる話。
導入部のカラックスのいたホテルの部屋の窓から夜の飛行場が見えるシーンが良かった(調度飛行機が着陸するシーン「夜の闇に飛行機のライトが降りてくる」が撮られていたのが良かった)。
オスカーが演じた銀行家の豪邸のロケーションが良かった。
物乞いの老婆はあまり面白くなかった。
モーション・キャプチャーは、スタジオに入る前の建物の間のガラス張りの通路を歩くショットと歩くとカンカンいいそうなスタジオの外の階段を昇るショットが構図的に良かった。又疾走するシーンはランニングマシーンの上、セックスするシーンはモーション・キャプチャーの全身タイツを着ながらだったので、なんか「不自然な行為」だったのがボク的にはビミョーにコミカルだった。モーション・キャプチャーでとったセックスの動きで、CGの怪物二体が「交尾」している映像を最後に撮っていたのも良かった。
怪人メルドの変装をしながら、車内で、箸でお重弁当を食べていたのがボク的にはコミカルだった。メルドはマンホールから墓地に現れ、カラフルなお墓の献花やお札や髪の毛を食べたり、人のくわえタバコを奪って吸ったり、女の指を噛みちぎったりして暴れていた。
娘を赤い車で迎えに行く父親は、カーラジオから流れる音楽が良かった。
インターバルの、教会の中をオスカーが一人でアコーディオンを弾いて歩いていると、徐々に様々な楽器を持って演奏する人達が後からついてきて増えだして大演奏になるのを長回しで撮っていたのはボク的には面白かった。
殺人犯は、外の土砂降りが良かった。
白い大きなリムジンから、覆面を被って急に降りて、夜のカフェで飲んでいた銀行家をいきなり射殺するのは、ボク的にはスカッとした。その後すぐに数人の警察に囲まれ射殺されるのもボク的には良かった。
豪華ホテルの死ぬ間際の老人は面白くなかった。
白い大きなリムジン同士の事故で、偶然昔の恋人に再会するという企画が面白かった。豪華な階段があり、床には壊れたマネキンが散乱する廃墟の百貨店のロケーションが良かった。女の歌とオスカーがマネキンの首を蹴っ飛ばすのと、オスカーが外に出たら女と女を追ってきた男の飛び降り自殺の遺体が二つころがってるのがボク的には良かった。
最後の奥さんと子供がいる集合住宅に帰る男は、奥さんと子供がチンパンジーのおさるさんだったというのが、大島渚の「マックス、モン・アムール」を思い起こさせて、ボク的には面白かった。
最後の白い大きなリムジン同士の会話の「「見える機械」や「行為」を人はもう必要としていない」みたいな話は、ボク的には意味不明だった。
全般的に
色んな人に変装してその人生を生きるという企画は面白かったが、実際に撮られた色んな人のアイデアはアタリハズレがあった。
構図や撮り口は良く考えられているし、演出もたまにだけれど面白いのもあるし、ボク的には観る前の予想よりかは楽しめたが、絶対にフツーの人はついていけないだろうなぁと思った。「フランス映画って意味不明」というイメージにピッタリな作品。http://mamaduke.at.webry.info/

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールレオス・カラックス 
■ 外国映画賞 
□ 作品賞 
 □ 監督賞レオス・カラックス 
 □ 主演男優賞ドニ・ラヴァン 
 □ 助演女優賞エディット・スコブ 
 □ 脚本賞レオス・カラックス 
 □ 撮影賞カロリーヌ・シャンプティエ 
 □ 音響賞 
 □ 編集賞ネリー・ケティエ 
 □ 美術賞フロリアン・サンソン 
【レンタル】
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