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そして父になる(2013)

メディア映画
上映時間120分
製作国日本
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2013/09/28
ジャンルドラマ
映倫G
6年間育てた息子は、他人の子でした
そして父になる Blu-rayスペシャル・エディション
参考価格:¥ 7,236
価格:¥ 3,399
USED価格:¥ 897
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 Photos

【クレジット】
監督:是枝裕和
製作:亀山千広
畠中達郎
依田巽
エグゼクティブプ
ロデューサー:
小川泰
原田知明
小竹里美
プロデューサー:松崎薫
田口聖
アソシエイトプロ
デューサー:
大澤恵
脚本:是枝裕和
撮影:瀧本幹也
美術:三ツ松けいこ
衣裳:黒澤和子
編集:是枝裕和
キャスティング:田端利江
スクリプター:冨田美穂
照明:藤井稔恭
録音:弦巻裕
助監督:兼重淳
出演:福山雅治野々宮良多
尾野真千子野々宮みどり
真木よう子斎木ゆかり
リリー・フランキー斎木雄大
二宮慶多野々宮慶多
黄升げん斎木琉晴
中村ゆり
高橋和也
田中哲司
井浦新
ピエール瀧
風吹ジュン野々宮のぶ子
國村隼上山一至
樹木希林石関里子
夏八木勲野々宮良輔
【解説】
 「歩いても 歩いても」「空気人形」の是枝裕和監督が、「容疑者Xの献身」の福山雅治を主演に迎えて贈る感動の家族ドラマ。ある日突然、6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったと知らされた対照的な2組の夫婦が、過酷な決断を迫られ、それぞれに葛藤を繰り返す中で本当に大切なものを学んでいく姿を丁寧な筆致で描き出す。共演は尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー。カンヌ国際映画祭でみごと審査委員賞を受賞、大きな話題となる。
 これまで順調に勝ち組人生を歩んできた大手建設会社のエリート社員、野々宮良多。妻みどりと6歳になる息子・慶多との3人で何不自由ない生活を送っていた。しかしこの頃、慶多の優しい性格に漠然とした違和感を覚え、不満を感じ始める。そんなある日、病院から連絡があり、その慶多が赤ん坊の時に取り違えられた他人の子だと告げられる。相手は群馬で小さな電器店を営む貧乏でがさつな夫婦、斎木雄大とゆかりの息子、琉晴。両夫婦は戸惑いつつも顔を合わせ、今後について話し合うことに。病院側の説明では、過去の取り違え事件では必ず血のつながりを優先していたという。みどりや斎木夫婦はためらいを見せるも、早ければ早いほうがいいという良多の意見により、両家族はお互いの息子を交換する方向で動き出すのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:ろーかるひーろー投稿日:2017-09-18 16:53:45
いい映画で途中何度か涙したけれど、
こんな最初から分かってた結論に辿り着くまでどんだけ時間かかってんの、と突っ込みたくなってしまったw

まあ主人公が血の繋がりを重んじるのは父への嫌悪感から自分の育ての母を否定してきたからなんだろうけど。
よく考えれば(よく考えなくても)一緒に過ごした時間の方が重みがあるのが当たり前。

取り替えた看護師にそもそもの責任があるのはもちろんだけれど、
それ以上に事態をリセットしたい病院側の思惑に乗せられてしまい話がややこしくなってしまったと言える。
病院側とすれば事実を伝えたあとで、交換するか、それともこのまま親子関係を続けて真実を封印するか、
それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明して選択してもらうのが真の誠意というものだろう。

血の繋がりどころか人種も国籍も違う子を養子にして愛情を注ぐ欧米人を例に挙げるまでもなく結論は最初から明らか。
そう考えると病院側の思惑と主人公の特異性で成り立った無理のあるストーリーと言えなくもない。

それにしても途中まで楽しい家庭から引き離された琉晴君が一番可哀想と思っていたけど、
むしろ父親の愛に飢えていただけに捨てられたと感じ傷付いていた慶多君の方がもっと可哀想だったのね。
投稿者:きらきら投稿日:2017-06-20 12:35:37
【ネタバレ注意】

「〜になる」が大流行の現代です。
「アイドル」だったり「経営者」だったり「プロ」だったり、
役割がまずあって、いかにそれに自分を当て込むか――。

何かになれば、それですべてがうまく行くとばかりに、
現代では自分を何者かに仕立て上げようと躍起になっています。

そういう意味では「父」や「母」も「〜になる」のひとつになってしまったのかもしれません。
それは社会的に承認を得るために、社会がイメージする「父」や「母」になろうとしているようにも思えます。

もちろん本作品「そして父になる」は「〜になる」のハウツーものではありません。
まじめに撮った作品です。
が、思ったよりも薄味です。
「子」が居てはじめて「父」になるということ、
「母(妻)」が居てはじめて「父(夫)」になるということ、
それがちょっと図式的な表現になっているのが妨げになっているのか?
さらには子供の取り違え事件という医療ミスをはめこんだせいか、
家族という小さな共同体を浮き彫りにしたようで、社会派のようなニュアンスも含んでしまい、
どこかぼやけています。
前菜が延々と続くコース料理(そんなものがあるのかわかりませんが)を食べたような感じでしょうか?

「父とは何か?」という疑問を抱くよりは、
「何が父なのか?」という疑問に変わり、
主人公(福山雅治)が行動をとりはじめるのは好感が持てますが、
どこかCMから抜き取ったような表現で、残念な仕上がりになっています。
また福山雅治そのものには悪い印象はもっていませんが、
どうしても父親には見えないのです。
仮に父でなかった男が父になるという話でも……。

確かに「父」や「母」は「〜になる」存在(役割)かもしれませんが、
子供だけはちがいます。
子供は子供として生まれてくる絶対的な存在です。
変わっていったのはわれわれ大人たちです。
その中で子供も変わっていきます。
さて親は何をすればいいのでしょうか。
ふとそんなことを思った作品です。

投稿者:nabeさん投稿日:2015-12-15 09:54:38
カンヌで審査員賞を受賞した佳作である。
生まれた時に病院で子供を取り違えられた、二組の夫婦の物語である。それぞれの夫婦は、一方はエリート会社員の勝ち組に、また一方は田舎の貧しい電気屋の負け組にと対照的に描かれていて、子供たちの再スタートにもその環境の違いが大きな障壁として立ちはだかってくるのだ。勝ち組一家に福山雅治、負け組一家にリリー・フランキーと、まさに絶妙な配役である。
観客は映画を観ながら、次第にどちらかの夫婦に感情移入をしていくことになるが、是枝監督はあくまでも電気屋一家に優しい。最後に子供を交換するものの、やはりエリートの方が挫折して折れてくるが、そんな彼に対しても、電気屋はすべてを分かっていたかのように優しいのだ。ここが、この作品のテーマが子供の取り違えと重いにもかかわらず、どこかほのぼのとした明るさがあって後味の良い点だろう。
病院の過失だと思っていたところが、実はそうではなかったというくだりはややしつこすぎる。ここが最後まで消化不良で残ってしまうのだ。
投稿者:Cinema☆万歳エンゼル投稿日:2015-03-19 10:42:14

私は幾度と涙がにじみました。

このテーマで、この仕上がり!この社会的成果!

全体のキャスティングの力強さ!
それぞれの人物象への見事なフィット感!(エクセレント!)

本作、福山氏の演技は、ゆったりした中にも、繊細なところまで伝わってきます。(単調になりがちなところ)
そして、大切なところではハートさえ感じます。
ミュージシャンであり、パーソナリティでありと多才な領域からくるものでしょうか、何か違います。
そうしてみると、リリーさんもそうです。
リリーさんの人間力からくる演技はいつもながら何かホっとさせてくれます。
真木よう子さん、尾野真千子さんもとっても良かったです。(*)
そして、風吹ジュンさんの一言二言に救われます。

ロケーション!
あぁ、とにかく美しい!
本当に映画的に様になっているなぁー
観ていて納得の気持ちいいロケーションであり、
セリフが洗練されていて自然体であり間も良く、また、シーンの編集が無駄なく、
いや力強い編集というべきか、「おっと!ここで切るんだぁ!」(綺麗なのに切るッ)という場面が
多く見受けられ、テンポよくリズムよく展開されます。
これは全120分という枠に由来するのかもしれませんが、その120分に賛成です。

音楽!ピアノのみ!
映像の美しさを裏打ちするように、ピアノのみでなされいきます!
うまく心情が醸し出さていきます。

本作のテーマ『赤ちゃんの取り違え』という惨事。
交錯する二つの家族像。(見事な象徴力!)
浮き彫りになる二人の父親像、二人の母親像、そして、揺れる子供たち。
特に父親像。
本作のイメージからくる影響力はすさまじい!
考えさせられました。

しかし!です(法律的過去の事例とか何が正しいとかおいといて)
つまり!です(通常にある立場にとっては)
見終えて私が思うにはです、
家族とは、家族の絆とは、やはり素晴らしいものなのです!
そうあらためて考えさせられました。

遅ればせながら拝見しまして感動いたしました。
ありがとうございました。

   * 追伸:
    モウソウではないのですが、
    今度生まれてくるときは、お二人のような素敵なお母さんのもとにあって、
    ときどき、「ウィンクしてもらって」(真木さん)、そして、
    ときどき、「二人でこのままどっか行っちゃおうか…」(尾野さん)と逃避行に出て、
    キュンキュンしてみたいものです。(胸にしみるシーンより)
投稿者:いまそのとき投稿日:2015-03-04 15:36:32
取り違え事件は実際起きているが、最近は聞かない。この映画、1977年にあった事件をモチーフにしているということだ。映画としては及第点だが、すこし描きこみが足りない。「もう一人の息子」という同様のフランス映画をふと思い出した。その映画は人種や宗教の壁や親子間の葛藤がテーマになっていて見応えがあった。それに引き換えこの映画は葛藤が薄い。血がすべてと言わんばかりだ。しかしながらこのラスト。互いの家族同士がお互いを受け入れていこうとしたこの締めかた。あまりにも映画的だが、父になる心の課程に踏み出したところでなぜか和らいだ。
投稿者:こじか投稿日:2014-10-29 14:09:50
【ネタバレ注意】

何のお話しなのか知らず家族モノ?くらいの感覚で観たけどすげ、、素晴らしく面白かった。子役を交えた演出はやはり最強芸のレベルで、余白ありの締め方も◎。制作部さんの手際であろうロケーションの素晴らしさも特筆したい。

投稿者:bond投稿日:2014-08-11 08:34:51
【ネタバレ注意】

血をとるのか、情をとるのか。キツイ選択。犯人が時効ってなんだかなー。2家族で暮らせればいいのにね。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2014-08-04 15:16:21
エンドロールで歌が流れなくて良かった。
投稿者:zzz投稿日:2013-10-14 23:38:51
very good
投稿者:glamfreak投稿日:2013-10-11 11:58:11
相変わらず多くを語らない作風に、鑑賞後十日を経て、新たな発見がじわりじわりと浮上する。

是枝自身が「父」なので謙虚に父性に焦点を当てたのだろうが、つたない母性を「息子」の視点からあぶりだす手法も健在で、不穏な未来に向かっていく希望を与えてくれる。そんな本作のテーマは「そして大人になる」ことなのかもしれないと、子育てが一段落した(はずの)私は思う。

主人公よりも少し世代が上の雄大が経験してきたであろう人生の戸惑いや、ゆかりの子育ての苦楽に感じる、実の父である良多の人間味もにじみ出る。言葉遣いの端々に、奇妙な相関図をにおわせるているのも巧みだ。DVD化された暁には、外国語字幕でも堪能したい。

それにしても子役が親に似てる!
投稿者:mototencho投稿日:2013-10-03 15:50:59
科学で認定された家族を受け入れるか?共に過ごした日々こそ真実か?と問われれば、一も二もなく共に過ごした日々だ。http://mototencho.web.fc2.com/2013/soshite.html
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-10-01 13:47:50
【ネタバレ注意】

妊娠し、陣痛と共に新たな生命を産む母親に対して、生物学的にいえば父親は身体的には何の変化もない。
だから父親は場合によっては「演じ」なくてはならない。
演じながら、少しずつ父親になっていく。
この世に「生まれながらの親」などいないからだ。

取り違えをきっかけに「こんなはずではなかった」息子が実子ではないことが明らかになり、エリートサラリーマンの野々宮良多(福山雅治)は実の息子であるはずの琉晴(横升火玄)に期待を寄せる。
しかし、町の電器屋で育った琉晴は斎木雄大(リリー・フランキー)、ゆかり(真木よう子)夫婦の下でのびのびと、悪くいえばがさつに育ってきたので、良多の理想どおりには動かない。

「血」にこだわる野々宮と、子供との「時間」にこだわる斎木の差異は、実は男と女の感じ方の違いでもある。
「血」という体裁にこだわる男のつまらなさを福山雅治が好演しているが、少々キマリ過ぎていて、厭味なのに厭味になりきれないようにも見える。
それは真木よう子にもいえていて、お母ちゃんがあまりに色っぽ過ぎるよう
な(笑)

親と子の関係に是枝監督はこだわり続けているが、それは家族という、社会の少数単位が崩壊している現実に対する問題提起という側面もあるだろう。
普遍的な親子のありようなどない。
だが、ある親子を徹底的に分解することによって、観る者は問題を自分に引きつけて考える。
家族崩壊の先進国?仏・カンヌで喝采を浴びたのは実は少々意外でもあるが、欧米では養子縁組が一般的であるが故に、逆にそうした観点から好感を持たれたのだとすれば納得だ。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2013-09-30 01:23:20
『凶悪』の名演の興奮冷めやらぬ中、リリー・フランキーさんの次なる名演技を堪能した。
『さよなら渓谷』を放った真木よう子さんといい、『謝罪の王様』の尾野真千子さんといい、この出演陣は凄い。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-442.html
投稿者:ASH投稿日:2013-09-28 19:12:21
【ネタバレ注意】

 この映画への批判の最大の集約は「福山雅治」。その昔、「乳姉妹」ってな大映ドラマがあったことを思い出したわ。両親のどちらかと自分があまり似ていないと思ったような連中はDNA鑑定へGO!!

投稿者:ノブ投稿日:2013-09-28 14:39:12
【ネタバレ注意】

「そして父になる」(監督:是枝裕和 120分)
話の内容は、子供を取り違えられた二組の夫婦の話。
1台のピアノで父親と子供が一緒に弾くというのが良かった(ピアノ弾いてる父親と子供の大きな手と小さな手という撮り口も良かった)。
貧乏人の父親に子供のオモチャを修理できるというメリットがあるのが良かった。
貧乏人の親子が一緒に風呂に入って、子供が父親の胸を押すと父親が口からお湯を吹き出すというのは楽しそうだった。
金持ちの子供が密かに父親の写真を父に気づかれずに撮っていたという演出は、子供の父親への愛情が感じられてボク的には良かった。
最後親子が一定の距離を保って歩くシーンを観て、ボクはヴィム・ヴェンダース監督の「パリ、テキサス」の同じようなシーンを思い出した(チョット良く言い過ぎかな)。
全般的に
ボクは自分に子供がいないので、ストーリーには全くノレなかった。
ロケーションとしては車で走る鉄塔のある田舎道や川原なんかがいいロケーションだった。
金持ちと貧乏人のコントラストは、金持ちからの視点で描かれていたのがボク的にはヤだった。
映画的に面白いと思える所(シーンや演出)もボク的にはあまり無かった。
まぁボク的には時間的にはかなり長く感じたがあまり印象には残らない「マジメでフツーの作品」。http://mamaduke.at.webry.info/

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドール是枝裕和 
 ■ 審査員賞是枝裕和 
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞福山雅治 
 □ 主演女優賞尾野真千子 
 ■ 助演男優賞リリー・フランキー 
 ■ 助演女優賞真木よう子 
 □ 監督賞是枝裕和 
 □ 脚本賞是枝裕和 
 □ 音楽賞松原毅 
  森敬 
  松本淳一 
 □ 撮影賞瀧本幹也 
 □ 照明賞藤井稔恭 
 □ 録音賞弦巻裕 
 □ 編集賞是枝裕和 
【レンタル】
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