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日本の悲劇(2012)

メディア映画
上映時間101分
製作国日本
公開情報劇場公開(太秦)
初公開年月2013/08/31
ジャンルドラマ
映倫G
壁の向こう側にある愛について――。
これは、私たち家族の物語。
日本の悲劇 [DVD]
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 Photos

【クレジット】
監督:小林政広
製作:小林直子
プロデューサー:小林政広
脚本:小林政広
撮影:大木スミオ
美術:山崎輝
衣裳:宮田弘子
編集:金子尚樹
照明:祷宮信
装飾:及川幸恵
録音:福田伸
助監督:石田和彦
出演:仲代達矢村井不二男
北村一輝村井義男
寺島しのぶ村井とも子
大森暁美村井良子
【解説】
 「バッシング」「春との旅」の小林政広監督が、現代日本が抱える“無縁社会の深淵”と家族の崩壊を描く問題作。圧倒的な存在感を放つ仲代達矢と感情をむき出しにする北村一輝とが、精魂込めた演技のぶつかり合いを見せる。
 大病を患い自分の命がそう長くないことを自覚した父親と、失業し妻と子に去られ父親の年金で生活する息子。母の命日に勝手に退院してきた父は、自室の扉を封鎖し食事をすることすらやめてしまう。部屋から出るよう扉越しに説得する息子と、それを頑なに拒否する父親、二人の胸に去来するものとは。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:初代黒龍投稿日:2017-10-31 16:48:40
好きな俳優だから仲代達矢が出ていれば何でもいいと思い、特に予備知識もなく映画館に行ったのだが、思いのほか強烈な作品で個人的にはこの年の邦画ベストワンに推している。
  出演者はたった5人で、しかもそのうちの赤ん坊を含む3人は回想シーンのみの登場で、ほぼ全編仲代達矢の父と沢村一樹の息子との二人芝居である。父は大病を患い余命が長くないことを自覚していて、既に妻にも先立たれている。息子はリストラで失業し、父の年金に頼って生活している。嫁は愛想をつかして赤ん坊を連れて出ていくが、実家は東北で東日本大震災に被災して二人とも行方不明。これでもかとばかりに悲劇に見舞われるが、どれも特殊な設定とは思えない、観ているこちらにも十分起こりうる。その意味では正に日本の悲劇であり、感情移入出来ないまでも100%客観視も出来ない、実に上手い設定である。
  ある日から父は部屋に閉じこもって飲食を一切断ってしまう。ということは排泄も断ってしまうわけで、こんなこと現実にも無理だし道理も通らない、と最初は思ったが、ここも色々考えさせられた。ハンガーストライキに見えなくもないが、誰に対し何を主張しているわけでもなし、我が儘を通そうとしているわりには自分の立場があまりに不利。あと考えられるのは「死」ということになる。「悲劇」という題のわりに、ひどく胸を締め付けられるような、身につまされるような、という描写でなく淡々と観れて後から考えさせられるのは、悲劇の内容が現実的なのに、物語の中核であるはずの父の行動が幻想的である、この逆バランス(つまり息子にとっての目の前の悲劇と、父に訪れるであろう先の悲劇)が映画としてうまく均衡がとれて描かれているからだと思う。
  この作品、珍しくモノクロで撮られているが、孫の誕生を家族で祝うシーンだけがカラーで撮られ、本作で悲劇でないのはこのシーンだけである。この対比の効果も映画独特の上手い描写だ。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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