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アウシュヴィッツの女囚(1948)

OSTATNI ETAP
THE LAST STAGE
THE LAST STOP

アウシュビッツの女囚(ビデオ)

メディア映画
上映時間109分
製作国ポーランド
公開情報劇場公開(独立映画)
初公開年月1955/08/09

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投稿者:Bava44投稿日:2009-04-29 00:15:03
戦後ポーランドの三番目の長編劇映画。内容が想像通りなのは古典の運命。

監督のワンダ・ヤクボフスカは戦前のポーランドの映画芸術集団「スタルト」のメンバーで、戦時中はナチスの収容所にいた人物。この映画は大衆に見てもらうために作ったらしいので、描写的にはちょっと控え目。ただし、整列させられている女たちの場面など、非人道的な雰囲気に生々しさがあるのは製作年から考えても当然か。撮影はソ連のボリス・モナスティルスキーで、屋外でのクレーン撮影を効果的にみせているし、作品の規模のせいもあるがかなりダイナミックな映像がある。この点は演出が良いのだろう。また助監督にはイェジー・カヴァレロヴィチがいる。

戦後、ポーランドはソ連の支配下に置かれたので、善良なロシア人女医を登場させるなど、ストーリーはちゃんと“審査”を受けている。が、まだ酷くはない。演出はなかなか上手く、屋外での描写に記録映画的なものがあるのだが、傾向的には30・40年代のメロドラマ的で盛り上がりに欠ける映画に近い。ただし、ラストは明らかに「社会主義リアリズム」の演出をしており、注文が入ったようだ。

この映画は48年のカルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを受賞したのだが、次第に東欧諸国でも「社会主義リアリズム」の徹底が重視され、本作も批判の対象になった。そして、その後5年ほどは社会主義や労働者を讃美する無個性な映画が続いた。

それに風穴を開けたのが、アンジェイ・ワイダの『世代』や、カヴァレロヴィチの「Celuloza」といった“ポーランド派”であった・・・。

参考:マレク・ハルトフ著「ポーランド映画史」
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞(総合) 
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