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ふしぎな岬の物語(2014)

メディア映画
上映時間117分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月2014/10/11
ジャンルドラマ
映倫G
ふしぎな岬の物語 [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,156
価格:¥ 5,540
USED価格:¥ 3,241
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 Photos

【クレジット】
監督:成島出
製作:石原俊爾
石井直
岡田裕介
企画:吉永小百合
成島出
エグゼクティブプ
ロデューサー:
岩原貞雄
高田佳夫
千代勝美
遠藤真郷
吉村和文
プロデューサー:冨永理生子
川田亮
岡田有正
古川一博
原作:森沢明夫
『虹の岬の喫茶店』(幻冬舎刊)
脚本:加藤正人
安倍照雄
撮影:長沼六男
美術:横山豊
衣裳:宮本茉莉
編集:大畑英亮
音響効果:岡瀬晶彦
音楽:安川午朗
音楽プロデューサ
ー:
津島玄一
ギター演奏:村治佳織
スクリプター:赤澤環
ヘアメイク:田中マリ子
メインテーマ:村治佳織
『望郷〜ふしぎな岬の物語〜』
衣裳デザイン:鳥居ユキ
(柏木悦子)
照明:宮西孝明
製作統括:木次谷良助
装飾:湯澤幸夫
題字デザイン:和田誠
録音:藤本賢一
助監督:谷口正行
キャスティングプ
ロデューサー:
福岡康裕
劇中歌:ブラザーズ5
『入っておいで この里に』
原作統括:見城徹
宣伝統括:木下直哉
出演:吉永小百合柏木悦子
阿部寛柏木浩司
竹内結子竜崎みどり
笹野高史竜崎徳三郎
小池栄子柴本恵利
春風亭昇太柴本孝夫
吉幾三行吉先生
井浦新大沢寛彦
片岡亀蔵ドロボー
近藤公園山本
矢野聖人中山健
矢柴俊博三平
采沢真実
眞島秀和
杉田二郎(ブラザーズ5)
堀内孝雄(ブラザーズ5)
ばんばひろふみ(ブラザーズ5)
高山厳(ブラザーズ5)
因幡晃(ブラザーズ5)
不破万作佐藤
モロ師岡消防団長
嶋田久作高橋
中原丈雄鳴海
石橋蓮司雲海
米倉斉加年冨田
笑福亭鶴瓶タニさん
【解説】
 日本を代表する映画女優・吉永小百合が自身初となる企画も手がけて贈る人情ドラマ。実在する喫茶店をモデルに紡がれた森沢明夫の連作短編集『虹の岬の喫茶店』を映画化。喫茶店の女主人と店に集う人々が織り成す不器用ながらも心優しい人間模様を綴る。共演は阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶。監督は「八日目の蝉」の成島出。
 そこは、穏やかな時間が流れる岬村。その岬の先端に静かに佇む“岬カフェ”は、店主・柏木悦子が淹れる美味しいコーヒーが評判の小さな店。カフェの隣で“何でも屋”を営む甥の浩司は、たびたびトラブルを起こす問題児ながら、悦子を守ることが自分の使命と信じ、彼女の役に立とうと心から尽くしていた。そんな2人を優しく見守るのが常連客のタニさん。悦子への淡い恋心をひた隠し、岬カフェに30年間も通い続けていた。もう一人の常連客は漁師の徳さん。ある日、反対を押し切って結婚した娘のみどりが、離婚して久々に戻ってきた。互いに素直になれない徳さんとみどりだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-10-18 11:25:36
【ネタバレ注意】

吉永小百合による彼女のための映画。それが悪いわけでは決してない。岬のカフェの女主人という設定や、彼女と周囲の人々との心の交流という展開も悪くない。
出会いと別れ…言い古されたフレーズだが、ひと言でいえばそういうことになるだろうか。虹を追って岬までやって来たという父(井浦新)と娘、不動産屋のタニさん(笑福亭鶴瓶)、漁師のトクさんこと竜崎徳三郎(笹野高史)、故郷に出戻ってきた娘のみどり(竹内結子)…。女主人柏木悦子(吉永小百合)と甥の浩司(阿部寛)を軸に、田舎の静かな日々が描かれる。
ただ年齢不詳の「えっちゃん」の人物像が今ひとつ焦点を結ばない。
誰にも優しく、物分りが良く、時折浩司を叱りつけるくらいで、いつも穏やか。
そうした生活が、タニさんとの別れ、トクさんの死、さらに死別した夫が描いた遺作の虹の絵がなくなり、少しずつ崩れていく(この虹の絵が姿を消すエピソードはよくわからない。死別した夫が幼女の前に姿を現して「絵を返してくれ」と話したというが、父娘はあの絵をどこに持って行ったのだ??)。その喪失感は、店が火災で失われることでピークを迎える。
終盤で浩司を前に、4分半にわたって半生と心境を語る吉永小百合のひとり芝居はなかなか見せる。「永遠なんてあるはずがないのに…!」と叫ぶ彼女の台詞は、そのまま吉永小百合という女優に返っていく。確かな老いと、それに伴う喪失。いくら「魔女」であっても、そうした残酷な時間の経過には抗う術もない。
ただ、その終盤でやっと彼女の抱えてきたものが見えたとしても、それはラストに向けて準備されているに過ぎない。
彼女の抱える心の中の漆黒の闇や不安が登場するのが唐突な印象は拭えない。
加えて、子どもの頃引き取られた浩司が、ずっと悦子のことが好きだった、というのは問題ないけれど、それは「女」として彼女を見る、というのとは異なるはずだ。台風の夜のエピソードは、穏やかな岬の日常を壊す役割にしかならなかったのではないか。原作にもないというこのシーンにはどうも違和感が残った。

岬のカフェを中心にした静かな物語は、どこか日本離れしていて雰囲気は悪くない。その一方でくじら祭りのシーンはとても日本的で、これまたいい感じ。全体としては決して悪くはない。例え吉永小百合のための映画であったとしても。そこは成島出監督の手腕といえるかも知れない。

第38回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査員賞を受賞。

投稿者:ASH投稿日:2015-04-14 23:33:36
【ネタバレ注意】

 そりゃま、小百合ちゃんみたいなオバちゃんにやってもらえるんならば、馬のしょんべんみたいな珈琲でも美味しくなるかもしれんわな。これがもし、市原悦子とかだったらしょっぱくなっちまいそうだけどさぁ。

 小百合ちゃんに癒されるような年齢に到達すれば、コレは心温ったまるお話なのかもしんない。まあ、小百合ちゃん自身が企画を立ち上げたことで何が何でも祭り上げたいという気持ちは分からなくもないが、6枠まで設定して主演女優賞に滑り込ませるほどだったのかと言えば、疑問よね〜。「○○を差し置いて××が候補になるなんて!!」という意味合いがあるのだとすれば、それは日本人の悪いとこ。

 よ、米倉さんの遺作が、こ、コレぇ〜ッ?!

投稿者:アリョーシャ投稿日:2014-10-22 13:24:34
【ネタバレ注意】

森沢明夫の小説「虹の岬の喫茶店」の映画化作品だが、この場合は原作というよりも原案と言った方がいいかもしれない。というのは、ストーリーの展開、人物の設定や性格、その育ってきた背景等が、大幅に改変されているからだ。これは原作とは別物の作品として観た方が無難である。原作に魅了されて、あの雰囲気を期待している人にはちょっと違和感があるかもしれない。
原作は何章かに分かれ、岬の突端にある喫茶店を訪れる何組かの人物たちのエピソードと、喫茶店の女主人とその甥っ子それぞれの一人称で語られる二章から成っているが、妻をそして母を病気で亡くした父娘や、喫茶店に強盗に入る泥棒の砥ぎ屋などのエピソード以外は、原作とはかなり違う設定になっている。また、原作では物語は喫茶店からほとんど離れることなく展開されるのだが、映画では近くの漁港や花畑、駅、そしてそこで暮らす人々が登場し、いかにも南房総という雰囲気を出すことに腐心している。その中では、NHKの「50ボイス」の司会を担当している、春風亭昇太と小池栄子が結婚してすぐに別れてしまう花畑の夫婦を演じているのが笑わせる。
喫茶店の女主人役の吉永小百合は適役だとは思うが、もう少し飄々とした捌けた感じがあってもいいと思う。ただ、終盤に喫茶店が火事で焼けてしまい、そこで甥っ子に彼を引き取った経緯などを話すくだりでは、珍しく激しい芝居で迫力ある演技を見せている。
阿部寛演じる甥っ子は、原作のキャラクターには近いものがあるが、その人物設定は大きく異なる。原作では暴走族上がりのアマチュアバンドのメンバーだったという設定で寡黙な男であるが、映画では暴走族ではないものの手におえない不良で人を傷つけた「前科」があり、今は「何でも屋」を営むという設定で、かなりコミカルな人物になっている。阿部寛のキャラクターには合っているかも?
竹内結子演じるみどりは、原作では絵描きを目指す美大生だが、映画では名前だけが同じで全くのオリジナルの別人物。結婚?に破れ帰郷し、その結婚に反対していた父親をガンで亡くす設定だが、父親が娘のために生命保険を残していたことを知り大きく泣き崩れるシーンがあるが、竹内のその際の泣きの芝居は抜群に上手い。
常連客で女主人にほのかな思慕を抱いているタニさんを笑福亭鶴瓶が演じているが、この人物の設定も原作とは大きく異なる。原作ではもっと落ち着いた雰囲気の中年男であるが、映画では実際の鶴瓶を少しおとなしくしたような人物。原作にこだわらなければ、まあ許容範囲か?
このように原作とは大きく違う作品ではあるが、別物として観れば観終わったあとの印象は悪くはない。ただ、女主人が亡き夫が描いた大切な「虹の絵」を手放してしまうのと、甥っ子のモノローグで女主人がタニさんと一緒になろうとしているのではないかと思う、というようなことを示唆しているのは、「ちょっと違うだろう。」と思う。そして一番嫌なのは、甥っ子が叔母に対して恋愛感情のようなものがあるように描いている点で、こういうことを描くと作品がいやらしくなってしまう。この点の脚色は明らかに失敗だ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞阿部寛 
 □ 主演女優賞吉永小百合 
 □ 助演男優賞笑福亭鶴瓶 
 □ 助演女優賞竹内結子 
 □ 監督賞成島出 
 □ 脚本賞安倍照雄 
  加藤正人 
 □ 音楽賞安川午朗 
 □ 撮影賞長沼六男 
 □ 照明賞宮西孝明 
 □ 美術賞横山豊 
 □ 録音賞藤本賢一 
 □ 編集賞大畑英亮 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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