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紙の月(2014)

メディア映画
上映時間126分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月2014/11/15
ジャンルドラマ/犯罪/ミステリー
映倫PG12
最も美しい
横領犯。
紙の月 Blu-ray スペシャル・エディション
参考価格:¥ 7,236
価格:¥ 5,040
USED価格:¥ 1,686
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 Photos

【クレジット】
監督:吉田大八
製作代表:秋元一孝
水口昌彦
加太孝明
宮田昌紀
山本浩
宮田謙一
矢内廣
高橋誠
製作総指揮:大角正
エグゼクティブプ
ロデューサー:
高橋敏弘
安藤親広
プロデューサー:池田史嗣
石田聡子
明石直弓
ラインプロデュー
サー:
原田耕治
原作:角田光代
『紙の月』(角川春樹事務所刊)
脚本:早船歌江子
撮影:シグママコト
美術:安宅紀史
衣装デザイン:小川久美子
編集:佐藤崇
音響効果:伊藤瑞樹
音楽:little moa
小野雄紀
山口龍夫
音楽プロデューサ
ー:
緑川徹
キャスティングデ
ィレクター:
杉野剛
スクリプター:田口良子
ヘアメイク:千葉友子
外丸愛
照明:西尾慶太
整音:矢野正人
装飾:山本直輝
録音:加来昭彦
助監督:甲斐聖太郎
ミュージックエデ
ィター:
佐藤啓
出演:宮沢りえ梅澤梨花
池松壮亮平林光太
大島優子相川恵子
田辺誠一梅澤正文
近藤芳正井上佑司
石橋蓮司平林孝三
小林聡美隅より子
中原ひとみ
佐々木勝彦
天光眞弓
伊勢志摩
井端珠里
井上肇
大西武志
藤本泉
清瀬やえこ
平祐奈
清水彩花
佐藤直子
猫田直
松岡恵望子
永井理沙
水野小論
俵木藤汰
稲森誠
今村雄一
声の出演:佐津川愛美
桜木信介
森脇由紀
【解説】
 NHKでもドラマ化された角田光代の同名ベストセラーを「トニー滝谷」「オリヲン座からの招待状」の宮沢りえ主演で映画化したヒューマン・クライム・サスペンス。ごく平凡なアラフォー主婦が、若い男との出会いをきっかけに巨額の横領に手を染めてしまう欲望の暴走とその顛末を丁寧に描き出す。共演は池松壮亮、大島優子、小林聡美。監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八。
 1994年。エリート会社員の夫と2人暮らしの主婦、梅澤梨花。銀行の契約社員として外回りの仕事を任されるようになった彼女は、顧客の信頼も得て、上司からも高く評価される。しかし家庭では、夫との冷めた夫婦関係に空しさを抱き始めていた。そんなある日、外で顔見知りの大学生・平林光太から声を掛けられる。彼は、梨花の顧客・平林孝三の孫だった。これをきっかけに、若い光太との逢瀬を重ねるようになり、久々に気持ちが浮き立つ梨花。ある時、化粧品売り場で持ち合わせが足りないことに気づいた彼女は、客から預かった金に手を付けてしまう。すぐに戻すから大丈夫と自分に言い聞かせる梨花だったが、それが転落へと向かう暴走の始まりだった。
<allcinema>
【関連作品】
紙の月(2014)テレビ版
紙の月(2014)劇場版
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
218 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2018-01-19 19:12:44
宮沢りえ主演のサスペンスである。
ごく普通の女性銀行員が、ふとしたことから学生と不倫関係になり、遊ぶ金欲しさに横領に手を染めていく過程を丁寧に描いている。主演の宮沢りえが、素人っぽいアラフォー妻梨花を熱演しているが、相手の光太を演じる池松壮亮の印象が薄いのと、夫との倦怠感が描けていないので、やがて銀行の大金を横領してまで身を落としていく彼女の心理描写が希薄なのが残念なところだ。
梨花の不正を見抜くベテラン銀行員を、小林聡美が好演している。光太の祖父役の石橋蓮司が、怪しげな老人を怪演していて印象的だ。
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-11-07 11:25:47
【ネタバレ注意】

「施し」によって得られる自らの充足感に酔うことに至上の悦びを感じてしまう主人公梅澤梨花(宮沢りえ)。
それは吝嗇な祖父(石橋蓮司)から学費援助も拒まれている大学生(池松壮亮)を援けることにもつながる。どうせ使わない金がここにある。それならそれを意味のある金に換えてあげる。
彼女の心情を察するにその程度の意識だったのだろう。そしてその意識は、彼女がキリスト教系の女子高に通っていた頃から何も変わっていないことが示される。
しかし違うのだ。彼女は自らを大きく見せるために金を横領し始める。それは「施し」ではない。自らの欲望のために他人の金を使い始めたところから彼女の倫理は完全に崩壊する。そもそも彼女に倫理などあったのか。
彼女と対比して描かれるのが、25年間真面目に働いてきた隅より子(小林聡美)だ。彼女はルールに従って黙々と働き、梨花の横領まで突き止める。だから梨花が「みじめな私」というと「貴女はみじめなの?」と反問する。梨花はやりたいように自由に生きてきたその結果がこれではないのか、それを「みじめ」というのは違うと。
ごく普通のエリート?勤め人の夫は、彼女の暮らしの中に存在しない。自分が最近ペアウォッチを贈ったことを忘れたかのように、誕生日に腕時計をプレゼントする無神経さを描いたりはするが、そんなことは彼女が夫を軽んじてきたことの言い訳にはならない。
主人公は自らの欲望を満足させるために動く女だ。生活感がない、欺瞞に満ちたイヤな女。
そして最後は逃げるのかよ。責任を擲って一生逃げ続けるのか。ラストは「施し」の結果を確かめたかのようなタイでのシーンが挿入されるが、これは蛇足っぽい。
堕ちていく主人公を演じた宮沢りえは存在感はあったが少々痩せすぎのように思う。
女を武器に金を引き出そうとした彼女に「何か勘違いしてないか?」と反問する石橋蓮司とのシーンが、個人的には小林聡美との対決シーンよりも印象に残った。
しかしこうした事件は、世の中に「ありがち」なのだ。ここにも。そこにも。

投稿者:いまそのとき投稿日:2016-04-12 11:28:38
伏線の少女時代。ちょっととしたまさに寸借から始まる場面。歯車が狂うその瞬間と動揺をあざとくなく描いたところ、まさに吉田大八監督の手腕だと思う。多分に宮沢りえだったからこそ、犯罪の垣根とその現実味が違和感なく見れたのかもしれない。計算とはいえこれも映画の技だろう。多くの助演賞を取り賞賛されたベテラン行員小林聡美と対決する後半。サスペンスにこだわった分、割り切れない結末になった。自らの意志で破滅する女性行員の夢と現実の狭間に加え、トコトン悪事に染まっていく緊迫感をもっと描いて欲しいと思ってしまった。そのあたり、紙の月もあいまいになった。
投稿者:hayate9投稿日:2016-03-03 18:04:59
【ネタバレ注意】

宮沢りえは痩せすぎてて苦手なのですが(顔に肉がついていない!)、あやうい雰囲気が役にとても合っていた。
小林聡美から中原ひとみに至るまで、脇を固めている人がみんなよかった。
AKB出身っていうことで大島優子は色々言われがちだけど、そんなにひどくないと思う。(が、今作だと小林聡美の方が印象に残るし、「NO.9」だとマイコの方が印象的。WOWOW演劇大賞の女優賞は組織票でしょうが、ちょっとやりすぎ。)
それにしてもあんな面倒な作業をしてまでお金を横領するなんて!!
まともじゃないんでしょうけど。

投稿者:bond投稿日:2015-10-24 23:34:56
タガが外れて、エスカレートしたのだけど、その素質があったのね。宮沢りえもいい女優になった。
投稿者:kopi投稿日:2015-09-18 21:31:24
【ネタバレ注意】

最後、自分の思う「正義」はやっぱり正しかったことをかみしめるようにリンゴを食べているシーンがこの映画を深いものにしていますね
逃亡している横領犯なんでしょうけど

投稿者:dadada投稿日:2015-08-05 22:16:31
主婦が欲望に負けて悪事へ一度手を染めてから二度三度と同じことを繰り返す加速感。
一見まともそうだった青年が施しを当たり前のものとして堕落する加速感。
このイヤ〜な疾走感、あるある感が、身をよじるほど...オモシロイ。
宮沢、小林、大島が演じる女性キャラのアンサンブルも...オミゴト。
“人間たち”を観る映画としての満足度は、「桐島」同様にガッツリ。
投稿者:SUNSET投稿日:2014-11-27 00:47:22
【ネタバレ注意】

後半の小林聡美が言い放つセリフ…
「幸せだから盗んだの?」
「お金が紙で架空なら、あなたが求めたものも架空」
宮沢りえと対峙する2大女優の演技は圧巻だ。

誰も架空で生きている。だけど誰もそんな架空な人生に
汗し涙し、みじめな程あくせくし現実へと反映させている。
りえ演じる梨花が感じた「漠然とした」不安や不毛感なんて、
誰も感じている事。
永遠なんてないって事など、誰もが感じているし、
毎日の中で、ささやかな喜びに幸せを見出している…それが生きるって事。

梨花の心に巣食う「空虚」の深淵には父親の財布がある。
5万円をくすね、それを寄付しさも正義のような自らの立ち位置に、
不条理を訴えるが、映画のラストでそれに見事に答えている。
果実をかじりながら、夏服を翻し雑踏へ消える梨花…
心の整合性を後悔に求めない、したたかさ。

普遍は決して平凡ではなく、誰もが非凡な人生を生きている。
朝帰りの駅のホームで、輝く月を指でなぞり消して行く…
それは自分への「いいわけ」に他ならない。
聡美演じる事務員と、りえ演じる渉外係は一見、違う生き方のようだが、
その本質は同じ。

りえの演技を観るのは初めてだが、見事だ。
石橋蓮司始め脇役陣も堅牢で観応えある。
大島優子も適役だ。

お金は「目的」ではなく「結果」…
そんな生き方をしていないと、
平然と「金に色はない」と言ってしまう人間になるんだと感じる。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2014-11-26 23:54:16
【ネタバレ注意】

 なかなか良く出来た映画ではあるのだが、肝心なところで上手くいっていないと感じた。例えば、宮沢と池松壮亮が駅改札で再会した後の地下のホームのシーン。2人の視線の演出とモーションコントロール(宮沢の歩く後ろ姿の高速度撮影)、そして振り向く所作。このあたりは何てありきたりなのだろう。その次に地下ホームで再会する場面で、車両の通過と共に一旦消えた宮沢が池松の背後の階段を下りて来るカットだって、ま、悪くはないのだが、こゝも"ありがち"な演出じゃないか。2人がホテルへ行くに至る動機(納得性)を端折るのは別に良いと思うが、であればこそ、こういうお膳立ての演出がもっと効果を発揮しないとダメだと思うのですよ。あと、スイートルームのシーンの小刻みなカメラの動きとズーミングの多用もホントに昨今の流行、特にハリウッド映画で"ありがち"なカメラワークで甚だ幻滅した。
 ただし、エンディングへ向かう荒唐無稽さでポイントを上げる。宮沢の走りっぷりには感動する。女優については、宮沢に対しても大島優子に対しても、綺麗に撮ってやろうという意思があまり見えない演出で、かえってこれは面白い。そして最後に印象をさらうのは小林聡美だ。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

投稿者:マジャール投稿日:2014-11-22 14:49:21
【ネタバレ注意】

宮沢りえがとにかく素晴らしい!(若いころとかは知らん・・)
生硬な表情のショートカット、おずおずとしてぎこちなく繊細、それでいてしなやかさを内に秘めた少年っぽい佇まい。
野暮ったい制服や自転車もいいですね。なんかまるで寄宿舎の男子生徒みたい。

公園、信号交差点、曇り空、薄日が差す町、撮影も良かったし面白かった。
銀行内の様子も興味津々、皆んな神妙そうな顔して他人のお金いじって、検査、報告、マニュアル・・・・なに考えてんだか。 

観る前に予想してたのよりも面白かったです。小林も大島も良かった、ちょっとびっくり!!
女優二人の対決シーンはこの映画の白眉ですね。 


享楽と刹那の罪に耽るシーンでかかる音楽が、ちょっと安易な選曲のように感じたのですが、どうなんでしょう?

人のいい旦那さん、田辺誠一が気の毒・・。
(ちょい甘、4点です)

投稿者:ASH投稿日:2014-11-19 21:17:47
【ネタバレ注意】

 原作未読、TV版未見という体たらくで臨んだ「紙月」。「野バラ」「桐島」とクセモノ系邦画を連発する大八、またしても秀作を放った!! 正直、宮沢りえは苦手な女優さんだが、本年度の日アカには小百合ちゃんと並んでノミニーは確実しょっ!!

投稿者:yudegani投稿日:2014-11-15 11:20:40
カニ食いたい
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞宮沢りえ 
 □ 助演女優賞大島優子 
  小林聡美 
 □ 監督賞吉田大八 
 □ 脚本賞早船歌江子 
 □ 撮影賞シグママコト 
 □ 照明賞西尾慶太 
 □ 録音賞矢野正人 
  加来昭彦 
 □ 編集賞佐藤崇[編集] 
 ■ 新人俳優賞池松壮亮 「愛の渦」「ぼくたちの家族」に対しても
■ 助演男優賞池松壮亮 「海を感じる時」「ぼくたちの家族」に対しても
 ■ 助演女優賞小林聡美 
■ 最優秀女優賞宮沢りえ 
 ■ 観客賞 
【ミュージック】
【CD】 紙の月 オリジナル・サウンドトラック
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【書籍】
■原作
【単行本】 紙の月
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