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セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター(2014)

THE SALT OF THE EARTH

メディア映画
上映時間110分
製作国フランス/ブラジル/イタリア
公開情報劇場公開(RESPECT=トランスフォーマー)
初公開年月2015/08/01
ジャンルドキュメンタリー
映倫G
母なる地球(テーラ)に還る――
セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,246
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【解説】
 「ベルリン・天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダース監督が、ブラジル出身の世界的報道写真家セバスチャン・サルガドの偉大な足跡と、新たなプロジェクト“GENESIS(ジェネシス)”に込めた彼の想いに迫るドキュメンタリー。共同監督はサルガドの長男ジュリアーノ・リベイロ・サルガド。世界各地を巡り、貧困や飢餓、紛争といった人間社会の闇に鋭く切り込む作品で数々の賞を受賞してきたサルガド。しかしルワンダ内戦で心に深い傷を負い、彼は故郷ブラジルに戻る。そして、建築家の妻レリアとともに破壊された森林を再生する環境保護活動を始める。やがて再び写真と向き合ったサルガドは、2004年から地球そのものをモチーフに、その原初の姿を捉えるプロジェクト“GENESIS(ジェネシス)”に取りかかる。本作は、そんなサルガドの人生と数々の作品群を、本人の解説とともに振り返っていく。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2015-08-24 16:16:42
【ネタバレ注意】

社会派、という呼び名は自由だが、時として悲惨な現場に向き合い続けることは苦痛でしかない。
伝えなくてはならない、という意識はともかく、そうした悲惨な現実と向き合うことを生活の糧にしていることは拭い難くある。
しかも伝えることによって何かが好転するならともかく、何の影響力も持ち得ない、と実感すると「いったい自分は何のためにこの仕事をしているのか」と深く傷つき、「どうして自分でないといけないのか」と自問してしまうこともある。
ルワンダの悲惨な暴力、そして死をいやというほど見、カメラに収めたサルガドが、故郷の緑化を復元し、人間ではなく未開の地球を被写体に選んだのは、ある意味必然といえるだろう。
ヴェンダース監督は、そんなサルガドの半生を追う。
彼の写真はやはり人間を対象にしたものに魅力があるが、老境に差し掛かって地球そのものを被写体に選ぶのはわからないではない。
欲望や暴力、殺戮に明け暮れる人類と隔絶したところで、地球は呼吸し、別次元の時間を生きているのだから…。
ここに描かれているのは、一人のフォト・ジャーナリストを通して見た、微視的地球から巨視的地球への視点の移動だ。
そんな視点を獲得しなければ、ただ無力感にさいなまれてしまう、それが世界の現実なのだと思う。

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