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ルック・オブ・サイレンス(2014)

THE LOOK OF SILENCE

メディア映画
上映時間103分
製作国デンマーク/インドネシア/ノルウェー/フィンランド/イギリス
公開情報劇場公開(トランスフォーマー)
初公開年月2015/07/04
ジャンルドキュメンタリー
ルック・オブ・サイレンス Blu-ray
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,110
USED価格:¥ 3,130
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【解説】
  60年代に起きたインドネシアの大虐殺を、加害者側にカメラを向けて撮り上げ、日本を含む世界中でセンセーションを巻き起こした衝撃のドキュメンタリー「アクト・オブ・キリング」の姉妹編。今度は、虐殺で兄を殺された青年アディに密着し、彼が加害者と対峙し、その罪に迫っていくさまをスリリングに描く。監督は引き続きジョシュア・オッペンハイマー。虐殺で兄を殺された後で誕生した青年アディ。加害者たちは、何ら罪に問われることはなく、今も同じ村で地域の有力者などとなって暮らしている。アディの老いた母をはじめ、被害者家族たちは、そんな彼らに怯えながら半世紀を生きてきた。2012年、アディは監督に会うと、自ら加害者のもとを訪ねることを提案する。そして“眼鏡技師”という自らの職業を利用して、警戒されることなく彼らへと近づいていくアディだったが…。
<allcinema>
【関連作品】
アクト・オブ・キリング(2012)第1弾
ルック・オブ・サイレンス(2014)第2弾
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2016-09-11 22:12:25
【ネタバレ注意】

オッペンハイマーという名が示す通り彼(ジョシュア)はユダヤ系で、親の世代はナチスに酷い仕打ちを受けたとの事。二作続けて同系統(反独裁。人間は狂気に取り憑かれるとここまで酷くなれるのだと警鐘を鳴らす内容)の映画を撮った執念怨念の一端がここに伺える。

往時のナチスドイツでも現在の中共や北朝鮮でもなく、60年代のインドネシアを題材として選択した動機は定かでないが、ナチス関連の作品はすでに数多くが様々な視点で作られてきたわけで、今更新しいものを作ったとしても"ワンオブゼム"として埋没すると考えたのではないか。目線を変えてインドネシアを選び、映画祭で高い評価を受けてきたのだから、彼の深謀遠慮(?)は結果的に大きく実ったと言える。

果たして、彼の次の作品も娯楽性を排除した純政治的なものになるのだろうか。もしそうであるならば、彼は21世紀のゴダール的な何か、を目指しているのかもしれない。本作を観つつ、(政治的なものにどんどん傾倒していくゴダールが)マオイズムをテーマとして取り上げた『中国女』が一瞬脳裏をよぎった。

投稿者:黒美君彦投稿日:2016-07-20 12:46:36
【ネタバレ注意】

前作『アクト・オブ・キリング』は事象の衝撃性そのものを映像化した作品だったが、それに対してこの作品はさらにその人間の本性に迫ろうと論理的に構成されている、と感じた。
ここでいう事象とはもちろん、1965年、100万人以上が「共産主義者」として虐殺された通称「9・30事件」のことだ。
主人公のアディ・ルクンは2003年、ジョシュア・オッペンハイマー監督による加害者たちへのインタビューで、彼らが兄ラムリを殺した様子を誇らしげに語る姿に強い衝撃を受け、2012年、オッペンハイマー監督に「加害者を訪ねて行きたい」と提案したという。
アディに対して、加害者たちは一様に「過去は過去だ」と語る。
「共産主義者は残酷だった」「覆われた過去をなぜまた開けようとするのか」「命令に従ったためだ」「見張りをしていただけだ」
「何も知らない」……
息子を殺した加害者と同じ村で生活を続ける母。百歳を超えてすべての記憶を失った父。
「なかったことにするわけにはいかない」と加害者を凝視するアディを、今も権力側にいる加害者たちは時になだめ、時に脅し、時に居直る。
過去を見ようとしないのは彼らだけか。
そもそも人間は皆、加害者側に立つと、同じように振舞うのではないか。

被害者が加害責任を追及するといえば、原一男監督の『ゆきゆきて神軍』(1987年)を想起する。
奥崎謙三に比べれば、アディはきわめて抑制的で理性的だ。
結局権力側は、自分に都合のいいように歴史的事実を改竄し、なかったことにしようとするものなのだと痛感する。
そこには「被害者」を打ち擲てる加害者の残酷さが露骨に表れる。

インドネシアの話ではあるが、いうまでもなくこの作品は普遍性をもっている。
ただそのことに気づかない人間が、また同じことを繰り返す。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2015-09-12 09:28:50
前作『アクト・オブ・キリング』を受けて、本作も正義の正体にグイグイ迫る。
彼らははたして「加害者」なのか。「被害者」は被害を忘れるべきなのか、忘れられるのか。
片時も目が離せない。
全人類必見。

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【ソフト】
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