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消えた声が、その名を呼ぶ(2014)

THE CUT

メディア映画
上映時間138分
製作国ドイツ/フランス/イタリア/ロシア/ポーランド/トルコ
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月2015/12/26
ジャンルドラマ
映倫PG12
消えた声が、その名を呼ぶ [DVD]
参考価格:¥ 4,212
価格:¥ 2,727
USED価格:¥ 7,090
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【解説】
 「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」のトルコ系ドイツ人監督ファティ・アキンが、トルコのアルメニア人大虐殺をモチーフに、虐殺を生き延びた男が、生き別れた2人の娘を捜して繰り広げる壮大な旅の行方を描いたドラマ。主演は「預言者」「ある過去の行方」のタハール・ラヒム。
 1915年オスマン・トルコの街マルディン。アルメニア人鍛冶職人のナザレットは、妻と双子の娘ルシネ、アルシネと幸せに暮らしていた。そんなある日、憲兵がいきなり押しかけ、ナザレットは妻子と引き離され強制連行されてしまう。灼熱の砂漠で、同じように連行された男たちとともに奴隷のように働かされるナザレット。そしてある朝、ナザレットたちは処刑を宣告され、次々とナイフによって首を掻き切られる。数時間後、ナザレットは意識を取り戻す。彼の処刑を命じられた男が首を浅く切ったために致命傷にはならず、声を失ったものの奇跡的に一命を取りとめたのだ。この時から、家族の消息を求めるナザレットの遥かなる旅路が始まるのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-10-27 22:03:35
【ネタバレ注意】

骨太で最後ガツンとくる世界を股にかけた長編ロードムービー。ヨーロッパとトルコ、両方のアイデンティティを持つこの監督だからこそ描けるドラマというべきか。ノーベル文学賞が求める逸材もこの監督のような立ち位置の人間のはずなんだよね。。

ちょうど今トルコの方とツイッターでお互いの歴史について色々やり合っている(クルドの問題や米国に亡命中のギュレン師について色々質問して相手を困らせている)ところ。この作品や監督についても色々と質問してみるにしよう。

投稿者:bond投稿日:2017-09-12 22:07:30
似たような映画の中では、エピソードがそんなに激しくないが、じんわりジーンとくる。
投稿者:pumpkin投稿日:2017-09-05 09:48:36
オスマン帝国は多くの民族、様々な宗教・宗派が共存する帝国で、一時はヨーロッパを圧倒するくらい強大でした。わたしなどにはその強さの由来がよくわかりません。次第に欧米列強に圧倒され、末期にはトルコ人によるトルコ人のための国になってしまいました。アルメニア人虐殺はそのような流れで生じたのだと思います。今のトルコはオスマン帝国がトルコ人だけの帝国であったかのようにふるまっています。

後半の遍歴部分はリアリティがないように見えますが、「天路歴程」をイメージしたともとれます。
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-02-01 12:38:41
【ネタバレ注意】

アルメニアで幸せな日常を送っていた職人ナザレット・マヌギアン(タハール・ラヒム)が主人公。彼は突然憲兵に引っ張られ、強制労働に駆り出された挙句、ナイフで喉を切られる。奇跡的に助かったものの声を失ったナザレットだったが、双子の娘ルシネとアルシネの行方を追って地球を半周する旅に出る…。
1915年、オスマン・トルコで起きたアルメニア人虐殺事件。100万とも150万ともいわれる大虐殺については、今もトルコ政府が組織的虐殺を否定し、論争が続いている。このアルメニア人虐殺を扱った作品といえば、アトム・エゴヤン監督の代表作『アララトの聖母』(2002年)が想起されるが、この作品では当時の一人の男を主人公とした大河ドラマの様相。

ナザレットは抑圧から逃れ、欧米に散らばったアルメニア人を象徴する存在でもあるだろう。
そう考えると、声を失ったのは事件後の虐殺の事実の黙殺、ということなのかも知れない。殺されたアルメニア人たちの声なき声。
アルメニア人が大勢米国のノースダコタに移住した歴史は、米国内でも殆ど知られていないという。
知られざる20世紀の大虐殺事件が背景にあるが、同時に父娘愛のロードムービーとして観ることもできる。逆にいうと政治的な要素はこの作品からは排除されている感すらある。だからこそこの作品の共同制作にトルコが名を連ねることができたのだろうか。

ナザレットが行った先々でいろいろな人に助けられるのが印象的。同胞だから、ということだろうか。もう少し彼がここまで助けられる背景についても知りたかったところではある。でないと少々ご都合的に見えてしまう。
砂漠から始まったナザレットの旅が、遠くアメリカでの娘との再会で終わるのは、予定調和的とはいえ胸が高鳴る。力作であることは間違いない。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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