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さざなみ(2015)

45 YEARS

メディア映画
上映時間95分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(彩プロ)
初公開年月2016/04/09
ジャンルドラマ
映倫G
妻の心は
めざめ、
夫は
眠りつづける――
さざなみ [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,118
USED価格:¥ 2,109
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【解説】
 「愛の嵐」「スイミング・プール」のシャーロット・ランプリングと「長距離ランナーの孤独」「ドレッサー」のトム・コートネイの共演で贈る辛口の夫婦ドラマ。今は亡き夫のかつての恋人の存在が突然浮かび上がってきたことで、思いがけず心をかき乱される妻の葛藤と、亀裂が生まれた夫婦の愛の行方を繊細なタッチで描き出す。監督は、これが長編3作目のアンドリュー・ヘイ。
 イギリスの片田舎で穏やかな毎日を送る老夫婦のジェフとケイト。5日後に結婚45周年の記念パーティを控える中、スイスの警察から1通の手紙が届く。それは、50年前にジェフと登山中にクレパスに転落して亡くなった当時の恋人カチャの遺体が、昔のままの状態で発見されたことを知らせるものだった。以来、ジェフはカチャへの愛の記憶に浸っていく。最初は自分と出会う前の話と平静を装っていたケイトも、“彼女と結婚するつもりだった”と悪びれることなく口にする夫に次第に不信感を募らせ、いつしかそれはこれまで積み重ねてきた45年間の結婚生活にも向けられていくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2017-05-20 13:31:13
いかにも英国らしい。さざなみと日本語タイトル。夫婦の亀裂を辛口に描いて妙。僕が思う映画や演劇あるいは文学で見せてほしいのはこういう葛藤劇。屋根裏に秘密を隠し持つ夫のコートネイ。いけませんね。何年も処分できなかったんだねぇ。この気持よーく分かる。そしてさざ波・・遺体の発見・・ふたりの人生・・共に生きた45年って何だったの・・ってな展開なんだけど、ここを名優二人がせめぎ合う。実際にはもう45年過ごしたわけだし今更なんだけど、ヤッパリ許せないよねぇ。過去にしがみつく夫。嫉妬する妻のランプリング。辛いよねぇ。ありきたりな日常が揺らぐ様をそれは見事に映画化した。最近ちょっと映画に飽きてきたというと怒られそうだが、こういう映画に当ると見続けてきてよかったと思う。これこそ見飽きない人間(ひと)の不可思議。さりげなくシャープに突き抜けた1作。推奨したい。
投稿者:ローランド投稿日:2017-02-22 10:42:52
  始まってからすぐに穏やかで清らかな淡い色調の田園風景がありそれを観賞するだけでも作品の価値を感じるくらいなのだが、この心が洗われるような静謐な画はその後も折々に差し挟まれ、それもあってか撮影当時69歳で日本人の感覚からしたら顔は老けて見えるが細身のジーパンを着こなすスタイルの良いシャーロット・ランブリングと、実年齢で9歳年上のトム・コートネイの老境に入り淡々としながらも羨ましくなるほどの仲の夫婦が悪いことなど何も起こるわけがないと思わせるだけの雰囲気を作り上げている。   

  その仲良し夫婦の賢そうな妻が、夫が結婚まで考えていたというにしても過去のそれも今は死んでいる女に嫉妬し取り乱すというのは心の揺れ動く老年思春期に差し掛かっているってことなのかなと見えもするのだが、爛僉璽謄ーは苦手瓩箸い性格の女性が結婚周年記念だなんていう見栄を伴った煩雑な心持になるセレモニーを控えているせいもあるのかもしれない。   クリスマスに正月にと特別な日があったり冠婚葬祭事に金をかけたりするのはそういった非日常がないと心を傾ける物を得られないからかな?だなんて気がしているのだけど、その分を人生で一番多い日の狷常瓩肪蹐込んだらいいのにね。   

  夫が修理している「ボールタップ」というのはトイレの水槽にある調整弁のことで、長年使っているうちに劣化して常にチョロチョロと水が流れるようになることがあるけど、それがこの夫妻の現状を暗喩しているようでクスッとしてしまいます。  蛇口から出る水をコップで受けて飲むシーンが何度かあったけど、この地方は上水道の水質が良いということで、それがあの田園風景につながっているのかもしれない。
投稿者:pumpkin投稿日:2017-02-11 10:11:22
教訓:昔の女の写真や遺品はかたづけておきましょう。

それにしてもシャーラット・ランプリングの眼が怖い。暗闇に光る眼、そして、ラストシーンの何を考えているかわからない眼。さすが、ヴィスコンティにその眼をたたえられたことだけあります。
投稿者:HABBY投稿日:2017-02-10 22:10:43
【ネタバレ注意】

偶像となった、永遠に歳をとらぬ同性の"木乃伊"に対して嫉妬心を起こせるこのご婦人にもあっぱれだし、嫉妬心を起こさせる魅力を維持しているこの旦那にもあっぱれ。結局、喧嘩できるということは仲が良いってこと。原題の45 yearsがそのあたりを的確に言い表していると思う。

邦題は前半部での亀裂のほうに焦点を当てたんだろう。ただし作品の構成が最終盤での関係修復のほうに重きを置いている(最後、スピーチの最中に感極まって嗚咽を上げ夫婦生活を回想する場面が印象的)と思うので、原題のほうがより作品の全体像に迫っているような気がした。

シャーロット・ランプリングは『スイミングプール』(2003年の作品)の頃とやってる役柄があまり変わらないというか、ここにきてなおこういう内面に深いものを抱えこんだオンナの役を演じられるのが凄い。カトリーヌ・ドヌーヴとタイプは全然違うけど、どっちも貴重で類い稀な女優さんだと思う。

投稿者:黒美君彦投稿日:2016-04-28 13:01:06
【ネタバレ注意】

結婚45周年のパーティーを前に、突然もたらされる夫ジェフ(トム・コートネイ)の若き日の恋人の遺体発見の報。山で遭難した彼女は氷のなかで当時のままの姿で発見されたと聞き、夫の心は彷徨い始める。それを敏感に察知する妻ケイト(シャーロット・ランプリング)。夫の秘密を知り、結婚生活がすべて嘘に塗り固められたように感じ始める…。
C・ランプリングとトム・コートネイの意識のずれを、英国ノーフォーク州の風景をバックに描く。
彼女は夫の思い出に激しい嫉妬を覚えるが、一方で知的な彼女はその理不尽さにも気づいていて、感情を抑えている。そんな彼女の感情のゆれこそがこの作品の主題だ。
若き日の恋人カチャに決してケイトは勝てないことも知っている。彼女はもう死んでいるのだから。
けれど、そこまで死んだ恋人に囚われていたの?と訊きたくなる。私と45年も結婚生活を送ってきたのに、どうしてそこまで彼女の遺体発見に動揺するの?と。
歳月の積み重ねは、恋愛の熱情とは別ものだ。そんなこともわからないのが人間であり夫婦、なんだろうなあ。
パーティーのふたりのダンスをえんえん見せた上で、「私は決して許さない」とでもいうように、夫の手をはねのけるケイトの表情が印象的。まあ男性からすると「許してやれよ〜」と言いたくなるけど(笑)。
ノーフォークの風景は美しいけど、やっぱり英国、ずーっと曇天だったような気が…(まあ、気分的にも曇天になっちゃう映画ですけどね)。
とはいえ、何だかもうひとつ入っていけない作品だったかな。こんな意識のずれをうまくやり過ごすのが夫婦のルールなのではないか、と思うので…。
ずれはやがてひびに変わり、深い溝が生まれてしまうかもしれない。それを防ぐ「知恵」も欲しかったな。

投稿者:ビリジョ投稿日:2016-04-16 16:01:04
【ネタバレ注意】

 お年寄りの映画。なかなか苦しい。苦い。粉薬を無理やり飲まされている感じ。でも、時折見せる2人の笑顔で少しホッとする。

 高齢でもセックスするし、嫉妬するし、飯も食うしダンスもする。その日常が貴重なのだから。過去にこだわりなさんな、そりゃ若い頃は色々あっただろう。いいじゃん別にそれぐらい、と言いたくなる映画であった。すれ違いは悲しい。もう少し腹を割って話し合ったらどうか。人のこと言えんか。

 男の静かなときと熱いとき、女の熱いときと冷めたときが交互に入れ違っている様が心苦しかった。ラストも唐突。突き放さないでくださいな。

投稿者:asama投稿日:2016-01-25 21:33:05
45年連れ添った夫婦と言えど、埋められない深い感覚のずれがあって、それを巧みに描いて秀逸。70を超えた夫婦のセックスシーン、これはけっこう痛かったな。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】さざなみ2016/10/05\3,800amazon.co.jpへ
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