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アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち(2015)

THE EICHMANN SHOW

メディア映画
上映時間96分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月2016/04/23
ジャンルドラマ
映倫G
アウシュヴィッツの
真実を伝えるために――。
アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち [Blu-ray]
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【解説】
 1961年にイスラエルで開かれた“アイヒマン裁判”を撮影し、世界にホロコーストの真実を伝えたテレビマンたちの実話を映画化したドラマ。歴史的TVイベントの舞台裏を通して、幾多の困難を乗り越え、世紀の裁判のTV放映を実現させた男たちの葛藤と信念を描き出していく。出演はマーティン・フリーマン、アンソニー・ラパリア、レベッカ・フロント。監督は「アンコール!!」のポール・アンドリュー・ウィリアムズ。
 1960年、ユダヤ人絶滅計画を推し進めたナチ親衛隊の将校アドルフ・アイヒマンが逃亡先のアルゼンチンでイスラエル諜報機関により拘束される。その後、彼はイスラエルへ移送され、エルサレムの法廷で裁かれることに。アメリカの若き敏腕プロデューサー、ミルトン・フルックマンはこの裁判のTV放映権を獲得、監督に赤狩りで職を失っていた米国人ドキュメンタリー監督レオ・フルヴィッツを起用するなど一流のスタッフを編成し、万全の体制で本番に臨もうと意気込む。そんな彼らの前には、思いも寄らぬ数々の困難が待ち受けていたのだが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-06-09 20:59:54
【ネタバレ注意】

伝承する価値のある実録もの。

「自分は他者より優秀に創られたと一度でも考えたものはアイヒマンと同じ地平にいます。そして、一度でも鼻の形や肌の色や信仰する神の違いによって他者に悪意を抱いたものは、理性の喪失が狂気への道と知るべきです」。この指摘を真摯に受け止めないといけない人間、現在にもうじゃうじゃいるはず。

投稿者:bond投稿日:2017-04-13 23:10:07
ホロコーストの衝撃を描いてるが、「ニュルンベルク軍事裁判」の方が断然いい。
投稿者:nightwing投稿日:2017-01-29 14:02:57
ユダヤ人大虐殺と言うヘヴィなテーマにも関わらずサラリと観れる
如何にもテレビメディア的な仕上がりではあったが
中盤のホロコーストの映像をアイヒマンに見せるシーンいい。
プロデューサー、監督、そして主人公でもあるが沈黙するアイヒマン・・
この三つ巴を透き通った音楽で魅せてくれる。
投稿者:ビリジョ投稿日:2017-01-12 22:46:32
【ネタバレ注意】

 んーと。

 登場人物たちが感情的に過ぎる、と思った。冷静なのはアイヒマンだけではないか。
 感情を否定するわけではないが、感情が過剰だと上滑りする。

 冷徹な目が欲しい、と思った。

投稿者:mototencho投稿日:2016-08-23 04:43:29
「あなたのおかげ」と後の人々も称える仕事をした男たちのドラマ。角度を変えたナチを描く作品にまた良作が一つ加わった。http://mototencho.web.fc2.com/2016/eichmans.html
投稿者:イドの怪物投稿日:2016-04-28 22:22:18
わざわざ映画館に足を運んだかいがあった。
ホロコーストの記録フィルムを巧みの織り交ぜて、放送スタッフの心理的葛藤やら世俗的な野心やら一途な思いやらが見事に進行してゆく。ハリウッド映画の法廷物の様なドラマは無いが、観ていて充分なドラマ性があった。
見事な映画だった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-04-27 12:40:06
【ネタバレ注意】

ハンナ・アーレントが「悪の陳腐さ」と評して物議を醸した「アイヒマン裁判」。
収容所解放後も逃亡を続け、1960年アルゼンチンでモサドによって拘束されたアドルフ・アイヒマン。イスラエルでの彼の裁判を、当時としては最先端メディアであったテレビで収録しようとした二人の男を軸にした物語である。

裁判のテレビ放映権を獲得したアメリカの敏腕プロデューサー、ミルトン・フルックマン(マーティン・フリーマン)。彼はアメリカからレオ・フルヴィッツ(アンソニー・ラパリア)というドキュメンタリー監督を招く。ハリウッドのいわゆる“赤狩り”で仕事を干されていた彼のもと、一流のスタッフが集められる。
彼らが記録した映像は、37カ国でTV放映されたといわれ、ドイツでは実に8割の人が観たのだとか。
この作品では、裁判が進むにつれ、フルヴィッツの宿泊先の女主人ミセス・ランド−(レベッカ・フロント)が自分のことを語り始める。収容所で見たことを語るとウソつき呼ばわりされ、「そんな酷いことがあるわけがない」と否定されたという。だから沈黙するようになったが、アイヒマン裁判での証言を聞いて、語ってもよいのだ、と初めて思ったのだという。
当時、ユダヤ人国家であるイスラエルでさえ本当にそんな風に捉えられていたのだとすると驚きだ。
『顔のないヒトラーたち』(ジュリオ・リッチャレッリ監督、2014年)では1958年当時のドイツで、アウシュヴィッツの惨劇が忘却されようとしていた事実を示したが、ホロコーストは確かに戦後の混乱の奥底に埋もれようとしていた時期がある。この「アイヒマン裁判」で112人に及ぶ証言が明らかにされ、そしてアイヒマンの「命令に従っただけ」という供述が記録されたことによって、歴史的事実としての大量虐殺が明確に刻み込まれた、といってもいいだろう。

M・フリーマンは神経質で野心的なプロデューサー役を巧演。アイヒマンの表情にこだわるフルヴィッツ監督を演じるアンソニー・ラパリアも存在感がある。が、映画作品としてはやや展開に欠けている感がする。裁判でモンタージュされる収容所の写真や記録映像に、ドラマ部分がやはり勝てないのだ。

それにしてもやはりアイヒマンは「怪物」ではなく「小役人」に過ぎないのだ。彼の中の根強い差別意識こそが「虐殺」を「処理」に転化させ、ゆえに罪悪感も抱くはずがない。
死刑となったアイヒマンではあるが、彼と大して変わらない差別意識が、今世紀世界を覆い始めていると感じるのは私だけだろうか。
アイヒマンは「過去の悪」ではない。その辺に転がっている「陳腐な悪」でしかないのだ、ということを改めて考える必要がある。

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