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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015)

LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT
THEY CALL ME JEEG ROBOT
LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT 皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」(イタリア版正式題)

皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」(イタリア映画祭2016)

メディア映画
上映時間119分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(ザジフィルムズ)
初公開年月2017/05/20
ジャンルアクション/犯罪/ヒーロー
映倫PG12
街のゴロツキか? 救世主か?
日本カルチャーへの
リスペクトから生まれた
イタリア発の
ダークヒーロー・エンタテインメント!

2017年5月20日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

(C)2015 GOON FILMS S.R.L. Licensed by RAI Com S.p.A. - Rome, Italy. All rights Reserved.


 Photos

【解説】
 これが長編デビューとなるイタリアの新鋭ガブリエーレ・マイネッティ監督が、イタリアでも放送され人気を博した日本のTVアニメ「鋼鉄ジーグ」をモチーフに、イタリア映画初の本格スーパーヒーロー映画として撮り上げた異色のクライム・アクション。ひょんなことから超人的パワーを持った孤独なチンピラが、アニメ「鋼鉄ジーグ」に憧れる女性との交流を通じて次第に正義に目覚めていくさまを、過激なバイオレンス描写を織り交ぜダークな筆致で描き出していく。主演は「緑はよみがえる」のクラウディオ・サンタマリア、共演にイレニア・パストレッリ、ルカ・マリネッリ、アントニア・トゥルッポ。イタリアのアカデミー賞に当たるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では最多16部門にノミネートされて、新人監督賞や主演男優賞、主演女優賞など最多7部門を受賞した。
 貧困と暴力がはびこるローマ郊外の荒廃した街。窃盗で食いつなぐしがないその日暮らしの孤独なチンピラ、エンツォ。ある日、警察に追われ飛び込んだ川で放射能を浴び、鋼の肉体と超人的パワーを手に入れる。最初はそのスーパーパワーを持て余し、悪事に利用するのみだったエンツォだが、ひょんな成り行きから、唯一の友セルジョを殺したギャングのボス、ジンガロからセルジョの娘アレッシアを守るハメに。そのアレッシアはどうやら現実との区別がつかない妄想の世界に生きているようで、エンツォを熱愛するアニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙(シバヒロシ)と同一視して慕うようになるのだったが…。
<allcinema>
【関連作品】
鋼鉄ジーグ(1975〜1976)
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:saint_etienne_heaven投稿日:2017-06-06 12:26:30
【ネタバレ注意】

イタリア版毒モンかと思ったらなかなか熱い。
ロボコップの「マーフィー!」に匹敵するエモーショナルな瞬間に号泣。

投稿者:黒美君彦投稿日:2017-06-05 20:02:51
【ネタバレ注意】

『鋼鉄ジーグ』という永井豪原作のロボット・アニメ、1975年〜76年にかけて放送されたそうだけれど、日本では大ヒットというほどではない。どちらかというと忘れられかけたアニメ・シリーズといっていいかも知れない。もともとは玩具メーカーが、磁石を使った合体ロボット企画を持ち込み、永井豪らがロボットをデザインしたのだとか。ちなみに主人公は司馬宙(しば・ひろし)といい、古代日本を支配した邪馬台国ならぬ「邪魔大王国(じゃまだいおうこく)」と女王卑弥呼ならぬ「女王ヒミカ」が敵という、古代とロボットが融合したハイブリッドアニメ(笑)。
ところが1979年にイタリアで放送したところ大ヒットしたというからわからないものだ。今もファンを獲得し続けている『鋼鉄ジーグ』。

さて、物語はその『鋼鉄ジーグ』の実写化などでは決してない。
ダークな暴力に満ちた現実が舞台だ。ローマは相次ぐ爆弾テロの脅威に晒され、暗い空気に覆われている。
チンピラのエンツォ(クラウディオ・サンタマリア)が偶然川底の放射性廃棄物に覆われたのがきっかけで、鉄をも跳ね返す不滅の体と、怪力を手にしてしまう。
ある日エンツォは、知り合いのセルジョ(ステファノ・アンブロジ)の麻薬取引を手伝うが、運搬役が死んだために取引は失敗し、セルジョは射殺されてしまう。しかし虐待がきっかけで「鋼鉄ジーグ」の世界に留まるセルジョの娘アレッシア(イレニア・パストレッリ)は帰らぬ父親を待ち、マフィアのボスであるジンガロ(ルカ・マリネッリ)に狙われる…。
暴力描写は相当キツいし、いってみればアメコミの世界のイタリア版とでもいうべきか。
しかし、エンツォは純粋なままのアレッシアによって、正義のために闘おうと思い始める。
アレッシアに「鋼鉄ジーグ」の毛糸のマスクをプレゼントされた彼は、最後には名を問われ、「ヒロシ・シバだ」と答える。

ここに描かれているのはダークな現実に立ち向かう、正義の象徴としての「鋼鉄ジーグ」だ。実際には主人公はジーグに似ても似つかないのだが、「ジーグ的な存在」に憧れて悪と闘うことを決意する。
ことほど左様に、子どもの頃に接したアニメや特撮は、その後の人生に大きな影響を与えることがある。
何とも不思議なダーク・ファンタジーだった。

ちなみに日本語になりきっていない(笑)タイトル「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」は、ガブリエーレ・マイネッティ監督が自らつけたイタリア語のタイトルを日本語に訳したのだとか。日本語であれば「人呼んで鋼鉄ジーグ」となるところかな。

【ミュージック】
【CD】 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
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