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淵に立つ(2016)

HARMONIUM

メディア映画
上映時間119分
製作国日本/フランス
公開情報劇場公開(エレファントハウス=カルチャヴィル)
初公開年月2016/10/08
ジャンルドラマ/サスペンス/ミステリー
映倫G
あの男が現われるまで、
私たちは家族だった
淵に立つ(豪華版)[Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 4,300
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 Photos

【クレジット】
監督:深田晃司
エグゼクティブプ
ロデューサー:
福嶋更一郎
大山義人
プロデューサー:新村裕
澤田正道
ラインプロデュー
サー:
南陽
制作プロデューサ
ー:
戸山剛
脚本:深田晃司
撮影:根岸憲一
美術:鈴木健介
編集:深田晃司
音楽:小野川浩幸
主題歌:HARUHI
『Lullaby』
サウンドデザイナ
ー:
オリヴィエ・ゴワナール
スタイリスト:村島恵子
ヘアメイク:菅原美和子
効果:吉方淳二
照明:高村智
録音:吉方淳二
助監督:山門朔
編集コンサルタン
ト:
ジュリア・グレゴリー
出演:浅野忠信八坂草太郎
筒井真理子鈴岡章江
太賀山上孝司
三浦貴大設楽篤
篠川桃音鈴岡蛍
真広佳奈鈴岡蛍(8年後)
古舘寛治鈴岡利雄
【解説】
 「歓待」「ほとりの朔子」の深田晃司監督が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した衝撃の家族ドラマ。ごく平凡に見えた家族が、一人の謎めいた男の登場で徐々に秘められた心の闇をあぶり出され、崩壊へと向かっていく悲劇の顛末を、ミステリアスな筆致で不穏かつ緊張感いっぱいに描き出す。出演は家族を翻弄する謎の男に「私の男」「岸辺の旅」の浅野忠信、次第に日常を狂わされていく夫婦に「歓待」の古舘寛治と「リトル・マエストラ」の筒井真理子。
 郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡利雄と妻で敬虔なクリスチャンの章江は、10歳になる娘の蛍と家族3人で平穏な毎日を送っていた。ところがある日、利雄の古い友人の八坂草太郎が現われると、利雄は章江に断りもなく、最近出所したばかりだという彼を雇い入れ、自宅の空き部屋に住まわせてしまう。最初は当惑していた章江も、礼儀正しく、蛍のオルガン練習も手伝ってくれる八坂に次第に好感を抱くようになっていくが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:タミー投稿日:2017-05-27 22:43:23
監督曰く「孤独な肉体を抱えた個々の人間が、たまたま出会い、夫婦となり親となり子となって、当たり前のような顔をして共同生活を営んでいる。私にとって、家族とは不条理です」
じゃあそこに異物が入り込んだら?

ちょっとした一言で模範囚さながらだった男が「なんだお前、ああん?」とスイッチが入ってしまったり、何気ない思い出話が人を淵に追いやったり。
本当に言葉には気を付けなければ。
それにしても山上孝司くんのあの地雷踏みまくりな様子は、お前絶対わざとやってんだろ、と思っちゃう。ナチュラルボーンなものなのかな?

そして、あの夫の衝撃発言「あの日、俺たちは夫婦になったんだよ」。
じゃあラストで彼は何になったのだろう?
投稿者:FFF投稿日:2017-05-05 22:24:04
こういう映画は不穏な空気の中、どこで登場人物の感情が爆発するのかがキモだと思うが、その点で浅野と奥さんは見事というかドキッとした。
煮え切らない主人公のおっさんは殻を破れるのか。
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-11-14 12:24:17
【ネタバレ注意】

ある町工場を経営する夫婦と娘三人家族のもとに「侵入」してくる男・八坂草太郎(浅野忠信)。夫・鈴岡利雄(古舘寛治)は八坂を受け容れざるを得ない「何か」を抱えている。反発していた妻・章江(筒井真理子)は男の居住まいに心を許し始め、娘・蛍(篠川桃音)も次第に懐いていく。
過去に何があったのか、これからどう展開するのか、緊張感のなかで観る者はザワザワする自らの心と対話する。
無機的にまで模範囚のような「出来すぎ」の男だが、突然抑圧していた邪悪な部分を露わにする。
「ちっちゃい男だな。あん?」
それまでと打って変わって乱暴な物謂いをする八坂と突然の豹変に戸惑う利雄。
そこから始まる家族の崩壊。八坂に惹かれる章江を演じた筒井真理子が巧い。八坂からはアブない男の香りがぷんぷん匂っていて、多分そうなっていくのだろうとは思ったけれど。ハイキング先で…というのはA・ズビャギンチェフ監督の『裁かれるは善人のみ』(2014年)を想起させた。邪悪を内に秘めた男は、ついにその正体を明らかにする。欲望のままに行動し、オルガン発表用のドレスを着た蛍を傷つける…。
映像は八年後に移り変わる。障害を負った蛍の介護をする章江のやつれ具合がまたお見事。
そこに入ってきた新人工員山上孝司(太賀)。はきはきとした好青年の彼が、ふとしたことから八坂の息子であることがわかり、再び時計の針が動き始める…。

八坂と利雄の間で過去何があったのかは終盤でわずかに語られるのみだ。章江はそんなことも知らずに一緒に暮らしてきた事実を嫌悪する。
いったい誰が信用できるというのか。家族という仮の姿は、実は数え切れないウソで飾られてもいる。それは生きる知恵でもある。知ってしまえば何かを決断しなくてはならない。共犯者になるか、あるいは訣別するか。
いちばん不幸なのは娘の蛍ということか。何ともザワザワしたまま作品を観終えることになった。
見応えはあるけれど、やや共感しにくい作品、といった感想。それは謎が謎のまま放り出されているからだろう。
八坂は蛍に何をしたのか。八坂はどこへ行ったのか。八坂と利雄が殺したのは誰だったのか。どこまでがウソでどこまでが本当だったのか…。
カンヌ映画祭「ある視点」部門で審査員賞受賞。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10 第2位
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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 【Blu-ray】淵に立つ Blu-ray 通常版2017/05/03\4,800amazon.co.jpへ
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