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追憶(2017)

メディア映画
上映時間99分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2017/05/06
ジャンルドラマ/ミステリー
会いたくても、
会えなかった、
愛する人へ――
追憶 Blu-ray 豪華版(Blu-ray2枚組)
参考価格:¥ 6,156
価格:¥ 4,575
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【解説】
 「夜叉」「鉄道員(ぽっぽや)」など数々の名作を手がけた降旗康男監督と木村大作カメラマンのコンビが9年ぶりにタッグを組み、「永遠の0」「海賊とよばれた男」の岡田准一を主演に迎えて贈るヒューマン・サスペンス。一つの殺人事件をきっかけに25年ぶりに再会した幼なじみ3人を主人公に、彼らが離ればなれになった過去の出来事と新たな事件の真相を、3人それぞれが辿った人生模様とともに綴る。共演は小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆。
 ある日、富山県の漁港で殺人事件が発生する。被害者の川端悟は捜査に当たる四方篤刑事の幼なじみだった。しかも、川端と事件の前日に会っていたという容疑者の田所啓太もまた幼なじみ。25年前、それぞれに親に捨てられた3人は喫茶“ゆきわりそう”を営む涼子と常連客の光男の世話になっていたのだった。しかしある事件を機に散り散りとなり、以来決して会うこともなかった。四方は田所の無実を確信しながらも、固く口を閉ざして真相を語ろうとしない彼に苛立ちを募らせるのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-05-19 12:06:51
【ネタバレ注意】

小栗旬、岡田准一という旬の俳優ふたりが主役だが、イマ風のアクションはゼロ。寧ろ、野村芳太郎を思わせる日本映画の伝統にこだわった作りは観ていて潔いとさえ思った。そこは降旗康男監督(撮影当時81歳)、撮影木村大作(75歳)という超ベテランふたりの手によるものだから当然といえば当然かも知れないが。
親から見捨てられた子ども3人が直面したある殺人事件が、25年後その一人が殺されたことによって炙り出されていく、というのが大まかな構図で、刑事になった四方篤(岡田准一)が一応主役。彼は妻(長澤まさみ)ともうまくいっていない。流産?がきっかけのようだけど、もうひとつ決定的な理由はわからない。そこに子どもの頃散々篤をないがしろにした母(りりィ)が無心したり、自殺を図ったりする…。
田所啓太(小栗旬)は建設業を営み、妻(木村文乃)は臨月に近い。
東京のガラス店に婿入りした川端悟(柄本佑)は、事業に行き詰まり金策に走り回り、富山で刺殺体で発見される。

舞台となった富山は海と日本アルプスを望むことができ美しい。
最後まで笑わない岡田准一も悪くないが、ストーリーそのものにはところどころ綻びが。
ずっと罪の意識を隠して生きてきた四方なのに、それならなぜ田所や川端らと接触を絶ってきたのか。「もっと早く会うべきだったんだ!」と怒鳴ったところで、会おうとしなかったのは彼だけではないか。突然罪障感に囚われるようになったのは何故なのかがよくわからない。
さらにいえば、事件発覚直後、前夜に被害者と呑んだことを四方が隠すのも納得いかない。
いったいなぜ隠そうと考えたのだ。25年前の事件からひたすら逃げてきたのは四方自身ではないのか。
結局25年前彼らを助けてくれた喫茶「ゆきわりそう」の仁科涼子(安藤サクラ)を支えていたのは田所だし、四方篤が最も何もしていなかったことが明らかになるのだけど(笑)。
とはいえ、コンパクトな作品で展開が早いので観やすい。
子どもの頃可愛がってくれたお姉さん…数十年後の事件…過去と現在が絡んでいく…という展開は、やはり小栗旬が出演したドラマ『ウロボロス』(2015年TBS系)と重複感が強かったけど(特に予告編)、実際の中味は相当違うんだけどね。
ただ木村大作のカメラは相変わらず望遠レンズの使い方が巧いし、“風景の中の人間”という描き方に秀でている。

この作品の撮影後64歳で亡くなったりりィが、だらしないまま老いた篤の母親を好演。
25年の歳月が実感として受け止められる年齢に達してしまったせいか、いろいろ感じるところがあった。
さほど期待していなかった分、思いの外最後まで飽きずに観られた不思議な味わいのある作品だった。

投稿者:初代黒龍投稿日:2017-05-13 18:02:09
【ネタバレ注意】

 あまり期待していなかったが、意外と面白かった。若手・中堅実力派俳優をこれだけ集めた、という単純な楽しみもあり、また、無駄に長い昨今の日本映画にあって99分は程よい上映時間だ。
 殺人事件が発生したが、被害者と刑事と被疑者の3人が、実は幼少期を共にした友人で、決して口外出来ない過去を共有し、それぞれが現在の家族に悲喜こもごもの問題を抱えている。これだけ複雑な設定でありながら、最低限に留めたような少ないセリフで進行するのが意外だった。長澤まさみの妻がタンスの衣類を荒らしていると、岡田准一の夫が「退院してきたばかりだから」と止めさせる。彼女は後のシーンで、子供ができれば少しは寂しくなくなると思ったのに、と告白し、前の方のシーンでは、子供の靴がまだ残っていることを気にしている。これだけで流産が夫婦に亀裂を作ったであろうことは推測できるし、ラスト近くで、小栗旬の友人の妻の出産を岡田准一が素直に喜ぶシーンにも生かされている(ここで互いを「ちゃん」付けで呼び合う何気ないやり取りが泣ける)。
 安藤サクラの喫茶店主が孤児の面倒をみている理由と、彼女に思いを寄せる吉岡秀隆の職業が不明確なことが引っかかるが、とにかく登場人物の殆ど全員の抑えた演技が全編に生きている(冒頭、本編と無関係の児童虐待男が出て来るが、コイツのわざとらしくツッパった芝居が、薄っぺらくて逆に浮いていた)。被害者の娘への捜査から身内の犯行とあっけなく判明するが、この少女が最初の証言では平然としていたのも少々ツッコミたくなる点だが、しかしラストで叔母と2人で献花するのを観て、彼女も両親から切り離されたわけで、主人公達と同じような運命をこれから生きるのかな、とも思った。
 幕切れで小栗旬が、かつて生活し今は廃墟となった喫茶店を解体するが、これから新しい生活を切り開こうとしているのか、消せない過去と分かっていて何とか消そうとしているのか、どちらにも解釈出来るシーンだった。

【ソフト】
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