allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

標的の島 風(かじ)かたか(2017)

メディア映画
上映時間119分
製作国日本
公開情報劇場公開(東風)
初公開年月2017/03/25
ジャンルドキュメンタリー
この砦が、最後の希望――

辺野古、高江、宮古、石垣――なぜ闘うのか? 壊れかけたこの国の、自由と平和をめぐる「最前線」。

2017年3月11日(土)より沖縄・桜坂劇場、3月25日(土)より東京・ポレポレ東中野にてロードショーほか全国順次公開

標的の島 風(かじ)かたか

(C)『標的の島 風かたか』製作委員会


 Photos

【クレジット】
監督:三上智恵
プロデューサー:橋本佳子
木下繁貴
撮影監督:平田守
編集:砂川敦志
音楽プロデューサ
ー:
上地正昭
ナレーション:三上智恵
【解説】
 「標的の村」「戦場ぬ止み」の三上智恵監督が、沖縄で進行している米軍と自衛隊による軍事要塞化の最前線を見つめたドキュメンタリー。辺野古の新基地建設や高江のヘリパッド建設の強行に加え、宮古島、石垣島でもミサイル基地建設と自衛隊配備が進められている。そんな沖縄で進行中の事態を踏まえつつ、その背後にあるアメリカの軍事戦略と対米従属を貫く日本政府の姿勢を明らかにしていくとともに、今ここで食い止めなければと必死の抵抗を続ける沖縄の人々の切実な思いに迫っていく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-04-17 11:53:03
【ネタバレ注意】

沖縄戦で敗走する日本軍は多くの民間人を見殺しにした。本土決戦を前に、国は沖縄を捨石にした。そんな歴史を負った沖縄が、今また軍備拡張の舞台となっている。
現場にあるのはまた繰り返される「地域の分断」だ。
米軍の高江ヘリパッド建設や辺野古移設、宮古島の自衛隊機地設置に沖縄のみなが反対しているわけではない、と右派は鬼の首をとったように言う。それはそうだろう。原発建設と同じだ。原発を建設すれば地域経済が潤うとか、雇用が増えるとか、そんなことは言われなくてもわかっている。だが、一度許してしまうとこの国では後戻りはできなくなる。だから反対する人たちは命懸けで抗議する。
彼らは主張する。離島に軍事施設を作るということは、そこが攻撃目標にもなるということだ。島民はどこへ逃げればいいのか。そこまで考えているのか。軍事力が抑止効果を持つ、というのは検証が不可能だ。抑止力に対抗するのは先制攻撃しかない。先制攻撃が行われた瞬間、「抑止力」は機能しなかったことになる。それは有事の前には有効性が検証できないのだ。

沖縄をめぐるドキュメンタリー作品第三作となる三上智恵監督は、抗議する住民を排除する警察権力を怒りを込めて描く。沖縄県警と反対住民はもう顔見知りで笑顔を交わすこともあるが、本土から大挙やってきた各都府県警の機動隊員らは容赦ない。そこまで沖縄を蹂躙する目的は何なのか。
作品では、各地で育まれて来た地域の伝統行事も紹介される。ユーモラスなやりとりの背景にある悲しみや怒り。
非暴力の住民たちの素顔を、国も国民もどうして見ようとしないのか。
絶望的なまでの圧倒的な権力に、「反対する自分がいたという歴史は残る」と抵抗を続ける住民たち。
沖縄の現実のひとつの側面を描いた労作である。

【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION