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南瓜とマヨネーズ(2017)

メディア映画
上映時間93分
製作国日本
公開情報劇場公開(S・D・P)
初公開年月2017/11/11
ジャンルロマンス/ドラマ
映倫G
女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。

南瓜とマヨネーズ

(C)魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会


 Photos

【クレジット】
監督:冨永昌敬
プロデューサー:甲斐真樹
アソシエイトプロ
デューサー:
佐藤公美
協力プロデューサ
ー:
津田智
原作:魚喃キリコ
『南瓜とマヨネーズ』(祥伝社フィールコミックス)
脚本:冨永昌敬
撮影:月永雄太
美術:仲前智治
編集:田巻源太
音楽監修:やくしまるえつこ
スタイリスト:加藤將
ヘアメイク:小濱雄作
劇中歌制作:やくしまるえつこ
写真:川島小鳥
録音:山本タカアキ
助監督:原田健太郎
出演:臼田あさ美ツチダ
太賀せいいち
浅香航大田中
若葉竜也寺尾
大友律川内
清水くるみ可奈子
岡田サリオ尚美
光石研安原
オダギリジョーハギオ
【解説】
 「パビリオン山椒魚」「乱暴と待機」の冨永昌敬監督が、魚喃キリコの名作マンガをヒロインに臼田あさ美を迎えて実写映画化した恋愛ドラマ。夢を追う恋人を健気に支え続けながらも、先の見えない関係に自分の気持ちさえも見失っていくヒロインの揺れる心模様を痛々しくも繊細に描き出す。共演は太賀、オダギリジョー。
 売れないミュージシャンのせいいちと同棲中のツチダ。芽が出ないままずるずると夢を追い続けるせいいちとの生活を守るため、ライブハウスの仕事とは別に、内緒でキャバクラでも働き始めていた。やがてキャバクラの客からもっと稼げる仕事があると持ちかけられ愛人契約を結ぶ。ところが、そのことがせいいちにバレてしまう。するとせいいちは、ツチダが体で稼いだお金を拒絶し、自らバイトをするようになる。そんな矢先、ツチダは今でも忘れられないかつての恋人ハギオと偶然再会するのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-12-06 15:25:46
【ネタバレ注意】

1998〜99年に連載された魚喃キリコのコミックが原作(未読)とか。ツチダ(臼田あさ美)はミュージシャン志望のせいいち(太賀)の才能に惚れ込んで同棲しているが、せいいちは一向に音楽に取り組もうとしない。愛人までして生活費を稼ぐツチダだったが、そんなある日昔の恋人ハギオ(オダギリジョー)に出会い、彼にのめりこんでいく…。
登場人物たちの世界は驚くほど狭く、儚い。過去を捨象した彼らには「いま」しかないが、それでも確実に時間は過ぎていく。主人公のツチダは男がいないと生きていけないタイプ。いわゆる恋愛依存症のようなものだ。
登場人物たちにはそれぞれどこかいらいらさせられるが、同時に周辺にいそうな人物であることも確か。
臼田あさ美が男に振り回される女を巧演。時々独白が入るシーンがあるが、それは独白ではなく、やりとりや演出で見せたいところ。
男に尽くすタイプのこんな女性は、「好き」を押しつけてくるので、ハギオならずとも逃げたくなる気持ちはよくわかる。結局自分の居心地のよい場所を優先しているうちに、その場所に依存してしまうことになる。他者もそこに閉じ込めたいと無意識に考えるのがこうしたタイプだ。永遠に居心地のいい場所なんてこの世にはない。
それでもハギオ、せいいちと別れたツチダは、少しさっぱりした表情をしているように見えたのが救いか。
せいいちが歌って聴かせる歌は、何とものどかな感じで悪くない。あの場面でツチダが流した涙は、別れた途端にいい曲を作ったせいいちと自分の過去への訣別の涙か。
さてさて、しかし人間簡単には変わらないんだよなあ。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2017-12-02 17:53:05
 なかなかの佳編。オープニングから、研ぎ澄まされた音の映画なのだ。これはフラッシュ・フォワードというべきか。フロアの業務用掃除機、スクール水着と排水口、ドラム、ギター、ビニールのゴミ袋を結ぶ音など、後のプロットで出てくる印象的な音(と画面)がオープニングでモンタージュされる。

 主人公の臼田あさ美も太賀も問題のあるキャラクターだが、臼田のいい加減さも、太賀の頑迷さも何とも憎めない造型なのだ。特に、臼田のズルズルの部分を嫌味なく簡潔に描く演出が快い。あるいは、太賀とバンド仲間達との絶妙に緊張感を維持する関係性の演出もだ。

 さて、本作もカメラは殆どのシーンで動き続けている。日本映画の流行りは、動き続けるカメラなのか。キスシーンで、早送りみたいなモーション・コントロールを使った凝った見せ方もある。

 ただし、後半のフラッシュ・バックの部分は矢張りイマイチで、二人の出会いの場面、ライブ会場でマイクのセッティングが上手くいかない様子だとか。キッチンでのいちゃつきだとかも、とってつけたように感じてしまう。テンションを下げる回想はやめて欲しい。しかし、続くエンディングはとても爽やかなので、下手なフラッシュバックも帳消しにした感はある。特にエピローグで臼田が泣き始めるタイミングには感動する。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
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