allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

ローサは密告された(2016)

MA' ROSA

メディア映画
上映時間110分
製作国フィリピン
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月2017/07/29
ジャンルドラマ
雑貨を売る。
麻薬を売る。
それが日常。

ローサは密告された

(C)


 Photos
ローサは密告されたローサは密告された

【解説】
 各地の映画祭で注目を集めるフィリピンの俊英ブリランテ・メンドーサ監督が、フィリピン・マニラのスラム街を舞台に、生活のために麻薬の販売も手掛ける雑貨店店主夫婦の過酷な日常と警察組織の腐敗ぶりをドキュメンタリー・タッチのリアルな描写で描き出した社会派ドラマ。主演は本作の演技でカンヌ国際映画祭で女優賞に輝いたジャクリン・ホセ。マニラのスラム街で怠け者の夫と雑貨店を営むローサ。生活の苦しい夫婦は、家計を支えるために少量の麻薬も扱っていたが、ある時警察のガサ入れに遭い、逮捕されてしまう。そして警察署に連行されるや、多額の見逃し料を要求される夫婦だったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2017-08-27 08:04:42
【ネタバレ注意】

 これがフィリピンの現実かどうか、なんて我々には分からないし、そもそも、そんなことは映画とは関係ないことではないかと私は思っていて、では、映画として、こゝで提示されているコンテンツが衝撃的かというと、私には中程度の出来としか思えない。
 まともなカットにできない撮影は、それはそういう戦略だとして非難にはあたらないとしよう、しかし、演じられている事柄についても、かつて数多の犯罪映画が描いて来た情況を超えるものを定着させているとは思えない。背景にうつし取られた文化や生活習慣は、現実を伝えているのかもしれないし、それは確かに興味深く見させてもらったが、しかし、映画にとっての価値とは思わない。

 映画の話から離れてしまうが、あえて云えば、現実は、もっと酷い、ということはありませんか、と云いたい。シェイキーでピントをまともに合わせない撮影によって、いかにも現実らしい画面を誂えたことで、権力者の悪業を、この程度のレベルに抑えて見せている、これが現実だと思わせる情報操作に、結果的になっているかも知れない、と思ってしまう。こゝまで云うのは云い過ぎかも知れませんが、本当のフィリピンの現実は、売人は暴行されるにとどまらず殺害され、ローサの長女は(いや次男かも)、官憲によってレイプされる、ぐらいではないのか、という懸念。

 さて、中盤、警察署の麻薬係の取調室が主な舞台となるが、この部屋から出ていく人物を何度もカメラは追いかける。部屋を出て廊下を抜け、建物の周囲を回り、正面玄関に出る動線の反復。これがしつこい。ローサ達が軟禁されている、この取調室の特異性、閉鎖性の強調表現なのだろうが、大した効果に繋がっているとは思えない。このあたりスッキリさせて100分を切る尺にすべきだろう。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールブリランテ・メンドーサ 
 ■ 女優賞ジャクリン・ホセ 
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION