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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016)

A STREET CAT NAMED BOB

メディア映画
上映時間103分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(コムストック・グループ)
初公開年月2017/08/26
ジャンルドラマ
映倫G
野良猫を助けたつもりが
救われたのはストリートミュージシャンの青年だった
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチボブという名の猫 幸せのハイタッチ

【解説】
 どん底のストリート・ミュージシャンと一匹の野良猫の驚きと感動の実話を綴った世界的ベストセラーを映画化したハートウォーミング・ストーリー。主演は「タイタンの戦い」のルーク・トレッダウェイ、共演にルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット、アンソニー・ヘッド。また、猫のボブ役にはボブ本人が起用され、映画初出演とは思えない見事な演技を披露している。監督は「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」「シックス・デイ」のロジャー・スポティスウッド。
 イギリス、ロンドン。プロのミュージシャンを目指すも、夢破れてホームレスとなった青年ジェームズ。薬物依存からも抜け出せず、父親にも見放されて、その日の食事にも事欠くどん底の日々を送っていた。そんなある日、茶トラの野良猫と出会ったジェームズ。ケガをしていたその猫を、なけなしの金をはたいて助けてあげると、すっかり懐いてジェームズから離れようとしない。野良猫はボブと名付けられ、ジェームズの肩に乗ってどこへでもついていくようになる。すると、これまでストリートで演奏しても誰も立ち止まってくれなかったジェームズの周りに人だかりが出来るようになる。そんな一匹の猫とストリート・ミュージシャンのコンビは、たちまち世間の注目を集めるようになるのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:glamfreak投稿日:2018-02-19 14:59:24
日本で公開してから現時点で半年。なのに、ミニシアターとはいえ、都心の劇場では朝から立ち見が出ていて、まだまだ首都圏を含む全国の映画館を渡り歩いている。それもそのはず、すべてにおいてよくできた作品だし、幸せになれる、とってもいいお話で説得力もある。誰もが愛せる映画だ。なにも、猫がかわいいだけで、これだけの観客を動員しているわけでは決してないだろう。これを機に、ホームレスへの見方が変わる人も増えるに違いない。

一方で、これっていわゆるハーム・リダクション(harm reduction)の実践話だよね。つまり、ヤク中の男を厳罰に処すわけでもなく、病院で治療してやり、更生プログラムにのっけてやり、風呂付アパートを与えてやり、プログラムの一環として別の強いドラッグを敢えて定期的に摂取させることで立ち直らせたという実例を描いている。要するに、クスリにハマっちゃってる人の「苦しみを減らす」ことでこそ更生を期待する、というやり方を支援している映画だ。このことに日本の人たちがどれだけ目を向けられるかが興味深い。

例えば芸能人が大麻や薬物で捕まったりすると、ワイドショーではコメンテーターや司会者があることないこと言って大麻や薬物の使用者をバッシングする。でもスタジオに招かれた専門家らは、その間、黙っている。バッシングに対して「それは正しくない認識だ」と指摘すれば火に油を注ぐだろうし、かといって正しくないことに同調はできないからだ。

日本でカジノ導入も検討されている昨今、こんなにも愛される映画を機に、さまざまな依存症に関する冷静かつ建設的な議論が深まるといい。原題は「ボブという名の野良猫」という意味と「ボブという名のストリート・ミュージシャン」という意味をかけている。
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-09-01 11:28:51
【ネタバレ注意】

久しぶりに心が温まる映画に出逢った。薬物依存症のストリート・ミュージシャンのジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)が一匹の猫に出逢って、救われる話。しかも実話だというからびっくり。
物語はきわめてわかりやすいけれど、主人公の茶トラ猫ボブは、自らの役をほとんど演じたというからこれまた驚き。何せ猫は臆病だから、大勢の人間の前ではパニクるのが普通だし、自転車の前籠に入れていたら必ず出ようとするし、とにかく気ままなので言うことを聞かないのが普通なのだ。
この映画のためにもカナダのバンクーバーから7匹の訓練された猫を連れてきたそうだけど、ボブとともに来日したジェームズ曰く「(他の猫は)スタントはできてもボブらしい振る舞いを演じることはできなくて。その時にやっぱりボブは世界に1匹しかいないんだなってみんな改めて実感した」のだとか。
とはいえ、ところどころこれは別の猫だな、と感じるシーンが幾つかあったけれどね(ことほど左様に猫は一匹一匹表情が違う)。
英国では薬物に対する許容度が日本よりはるかに低い(一応犯罪ではあるんだけど)ので(だから『トレインスポッティング』(1996)といった名作も生まれる)、こうした薬物依存の若者は決して例外的ではない。
実際ジェームズ本人も相当苦しい思いをして薬物を手を切ったのだとか。
そこにボブという名の猫がいたから、というのは確かだ。猫を飼う、ということは、擬人化するまでもなくその命に責任を負う、ということだ。そのためにはまず自らの足で立たなくてはならない。その時に無条件に頼り、愛情を示してくれるボブのような存在がどれほど大きな役割を果たすことか。
ルーク・トレッダウェイは、気の弱い若者を巧演。ベティ(ルタ・ゲドミンタス)もケバいけど、心根の優しい隣人役にはまっていた。
テンポのいい展開も好感度大。

ジェームズが書いたノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』は2012年に出版され、販売部数は世界中で500万部、続編2冊を合わせると計1000万部を越える大ベストセラーになったのだとか。ジェームズとボブは大英帝国勲章も貰い、国会の上院にも行ったそうだ。
問題提起型もいいけど、時にはこんなハートウォーミングな作品もいいよね。

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