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ルージュの手紙(2017)

SAGE FEMME
THE MIDWIFE

メディア映画
上映時間117分
製作国フランス
公開情報劇場公開(キノフィルムズ=木下グループ)
初公開年月2017/12/09
ジャンルドラマ/コメディ
映倫G
30年ぶりに現れた、血のつながらない母
風まかせに 生きる彼女が
笑いと涙を運ぶ
ルージュの手紙 [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,163
USED価格:¥ 6,626
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【解説】
 フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロが対照的な義理の母娘を演じる人生ドラマ。助産師の生真面目な中年女性が、30年ぶりに現われた継母に戸惑いつつも、過去のわだかまりを乗り越え、彼女の自由奔放な生き方も少しずつ受け入れていくさまを、ユーモアを織り交ぜつつほろ苦くも心温まるタッチで綴る。共演にオリヴィエ・グルメ。監督は「セラフィーヌの庭」「ヴィオレット ある作家の肖像」のマルタン・プロヴォ。
 助産師として働くクレール。真面目すぎる彼女は子育てを終えた今も、堅実で禁欲的な日々を送っていた。そんな彼女の前に、30年前に突然姿を消した継母のベアトリスがいきなり現われる。酒とギャンブルが大好きで自分勝手に生きてきた彼女だったが、癌になったことで、生涯で唯一愛した男性にもう一度会いたいと戻ってきたのだった。しかし当のクレールの父は、ベアトリスが理由も告げずに去った直後に自殺していた。父と自分を捨てた憎むべき存在のベアトリスとの思いがけない再会に、戸惑いと苛立ちを隠せないクレールだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-01-10 12:00:43
【ネタバレ注意】

いかにも現代フランスの映画だなと思わせる作品。
ヌーヴェルバーグでは、ほとばしるような瑞々しい若さが数々の作品で描かれたが、最近のフランス映画ではそうした作品で活躍した俳優の老いを表現したものが少なくない。
それは成熟した人間とは何か、老いからは決して自由にはなれない人間と社会の軋轢を直視すればこそ、なのかも知れない。
この作品ではカトリーヌ・ドヌーヴ演じるベアトリスとカトリーヌ・フロ演じるクレールの関係性にスポットがあてられる。
撮影時、C・ドヌーヴが73歳、C・フロが60歳。血がつながらない母と娘。
ベアトリスは酒とギャンブルと男が大好きだが、ある日クレールに突然連絡してくる。真面目なクレールと自由奔放なベアトリス。ベアトリスが姿を消して間もなく父親が自死してしまったことから、クレールはベアトリスにいい感情は持っていない。しかし性格が真反対であるが故に、何故か少しずつ近づくふたり。
クレールにとっては新たな母が、そしてベアトリスにとっては新たな娘が出来たような高揚感すら時折浮かび上がる。とはいえ母娘では決してない。寧ろそこにあるのは友情に近い感情か。ただ、ベアトリスにとってのかつての夫であり、クレールにとっては父にあたる元水泳選手の男のスライドをふたりで眺めるシーンはとてもいい。
徹底した個人主義は、家族という最小単位の枠すら邪魔にしてしまう。でも、生命が誕生するためには、家族(男と女)が必要で、そこに助産婦が求められる。そんな個人主義の行き詰まりすらどことなく感じさせる。結局折り合いをつけるしかないのだろうけど、この作品はそんな難しいところに入っていくわけではなく、軽やかに描いてみせているところがいい。
ふたりのカトリーヌはそれぞれ互いを邪魔せず、魅力がひきだされている。

【ソフト】
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