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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017)

メディア映画
上映時間119分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月2017/12/16
ジャンルロマンス/ドラマ
映倫G
意識の戻らない恋人を、
あなたは何年待てますか

8年越しの花嫁 奇跡の実話

(C)2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会


 Photos

【クレジット】
監督:瀬々敬久
製作総指揮:大角正
平野隆
エグゼクティブプ
ロデューサー:
吉田繁暁
源生哲雄
プロデューサー:福島大輔
渡辺信也
ラインプロデュー
サー:
阿部智大
共同プロデューサ
ー:
幾野明子
原作:中原尚志
『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』(主婦の友社刊)
中原麻衣
脚本:岡田惠和
撮影:斉藤幸一
美術:三ツ松けいこ
衣裳:纐纈春樹
編集:早野亮
音楽:村松崇継
主題歌:back number
『瞬き』
VFX:立石勝
ヘアメイク:荒井智美
記録:江口由紀子
照明:豊見山明長
装飾:大原清孝
録音:栗原和弘
助監督:海野敦
出演:佐藤健西澤尚志
土屋太鳳中原麻衣
北村一輝柴田
浜野謙太室田浩輔
中村ゆり島尾真美子
堀部圭亮和田医師
古舘寛治そうめん工場社長
杉本哲太中原浩二
薬師丸ひろ子中原初美
【解説】
 多くのメディアに取り上げられ話題となった感動の実話から生まれた奇跡のラブストーリー。主演は「るろうに剣心」「バクマン。」の佐藤健と「青空エール」「トリガール!」の土屋太鳳。監督は「ヘヴンズ ストーリー」「64-ロクヨン-」の瀬々敬久。自動車修理工の西澤尚志は中原麻衣と出会い恋に落ちる。やがて2人は婚約するが、結婚式を目前にしたある日、麻衣は難病に襲われ意識不明となってしまう。いつ目覚めるかも分からず、麻衣の両親からは結婚は諦めて別の道を歩むよう説得されるが、尚志は奇跡を信じて麻衣のもとへと通い続ける。そして数年後、麻衣は奇跡的に意識を取り戻すが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2018-01-09 23:26:51
 ファーストカットは、入院中の土屋太鳳のカット。次に、もくもくとわき上がる雲のカットが来るのだが、もうこの冒頭から心掴まれる。本作もまた、主演女優の顔の映画だ。土屋の顔は、通常生活時、重篤な状態、回復期、記憶を取り戻そうとする終盤、いずれのシーンにおいても、画面に釘付けになる力を持っている。

 実は、随所で岡田惠和のプロットはベタ過ぎるし、科白はありきたりだとも思う。もっと切って欲しいと感じたカット(特に回想・フラッシュバックや携帯電話の動画の重複)もある。しかし、それでも奇をてらわない正攻法の瀬々敬久演出と、安定した斉藤幸一の撮影によって、全編に亘って力のある画面を造型し、緩みがない出来だと思う。

 まず全般に、岡山の街の、海と山が近いロケーションの取り入れが、奏功している。プロポーズする場面の夜景や、小豆島での歌舞伎観劇、校庭のブランコとその後景のきらきらする海のカットなど、望遠撮影の画面が美しく、胸を打つ。特に、このブランコのシーンは見事な造型で、さらに、校庭へ土屋が車椅子で訪ねて行く場面からのクライマックスは本当に良く撮れた感動的なシーンだ。抱きしめられて歩く土屋の顔を俯瞰気味に撮ったカットにしびれる。

 土屋のことばかりを書いてしまったが、佐藤健の納得性の創出も良い仕事だ。現実離れしたキャラクターだと思うが(事実は奇なりなのだが)、納得させられる表情と所作、リアクションを繰り出し続けるのだ。

 そして、佐藤健が撮影する携帯電話の動画の使い方についても特筆すべきだろう。かつて、映画の中でプライベートムービー(8mmフィルム等)が上映される映画は数多あるけれど、本作の携帯電話の画面も、立派に映画中映画として説得力を持って機能する。それはエンドクレジット中まで続き、この部分も、とても満足感がある。(上手に撮影され過ぎているきらいはあるけれど)
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-01-04 15:59:49
【ネタバレ注意】

2015年2月にYoutubeに結婚式場が投稿した映像がきっかけで書籍化、映画化された実話に基づいた物語。
西澤尚志(佐藤健)と中原麻衣(土屋太鳳)の仲良しカップルが、麻衣の病で一瞬の内に崩壊してしまう。
麻衣の病は抗NMDA受容体脳炎という、300万人にひとりというきわめて珍しい病。たまたまこの病気を題材にした『彼女が目覚めるその日まで』(ジェラルド・バレット監督・2016年)を同時期に観たせいもあって、病状がもっと前面に出てくるのかと思ったが、この作品では病状そのものを深追いすることはせず、8年にわたる闘病と献身的な介護がメイン。
そもそもこの抗NMDA受容体脳炎は、統合失調症が疑われるような幻覚や幻聴、攻撃的な人格崩壊が主な症状で、それが第一の関門になってしまう、らしいのだが…。麻衣のケースでは、卵巣に出来た腫瘍に対して出来た抗体が、脳を攻撃した為に発症したと説明されていたが、そんなことって他にも多いのだろうか。この病気は2007年に初めて報告されたというから、まだまだいろいろなパターンがありそうだ。

ただ、どこまでも優しい主人公尚志にあまり葛藤が感じられず、そこが不満といえば不満だが、実際彼はひたすら回復を待ち続け、彼女のことを見守ったのだろう。
時間経過の描き方など、瀬々監督の甘過ぎない演出も巧みで、最後までつい観てしまった。個人的に好きな中村ゆりが、ウェディングプランナーとして重要な役回りであることも評価を甘くしてしまう(笑)。
土屋太鳳は、特殊メイクも駆使して病床の患者役を演じてみせた。元気印がついてまわる彼女だけに、こうした役は難しかったのではないかと思うけれど、巧演。
さらに薬師丸ひろ子が母親役、というのも時代の流れを痛感せざるを得なかったけれど…。
結末がわかっているだけに、そこまでの時間経過をどう描くかが難しいところだが、この作品はその辺も巧く対応していると思う。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞佐藤健 
 □ 主演女優賞土屋太鳳 
 □ 助演女優賞薬師丸ひろ子 
 □ 音楽賞村松崇継 
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