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密偵(2016)

THE AGE OF SHADOWS

メディア映画
上映時間140分
製作国韓国
公開情報劇場公開(彩プロ)
初公開年月2017/11/11
ジャンルサスペンス/アクション/ミステリー
映倫PG12
日本警察vs義烈団
運命の歴史に名を刻め!
密偵 [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,005
USED価格:¥ 6,729
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 Photos

【クレジット】
監督:キム・ジウン
脚本:イ・ジミン
パク・ジョンデ
撮影:キム・ジヨン
音楽:モグ
出演:ソン・ガンホイ・ジョンチュル
コン・ユキム・ウジン
ハン・ジミンヨン・ゲスン
鶴見辰吾ヒガシ
オム・テグハシモト
シン・ソンロクチョ・フェリョン
ソ・ヨンジュチュ・ドンソン
チェ・ユファキム・サヒ
フォスター・バーデンルドゥビク
パク・ヒスンキム・ジャンオク
イ・ビョンホンチョン・チェサン
【解説】
 「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」のキム・ジウン監督が日本統治時代の朝鮮半島を舞台に贈るスパイ・アクション大作。過激な独立運動を展開する“義烈団(ウィヨルダン)”と、葛藤を抱えながらも日本警察の密偵としてその監視に当たる朝鮮人の男が繰り広げる暗闘の行方をサスペンスフルに描く。主演は「グエムル -漢江の怪物-」「弁護人」のソン・ガンホと「トガニ 幼き瞳の告発」「新感染 ファイナル・エクスプレス」のコン・ユ。共演にハン・ジミン、鶴見辰吾、オム・テグ、イ・ビョンホン。
 1920年代、日本統治下の朝鮮。そこでは独立を目指す武装組織“義烈団(ウィヨルダン)”が過激な武力闘争を繰り広げていた。朝鮮人でありながら日本の警察に所属するイ・ジョンチュル。上司から義烈団の監視を命じられ、義烈団の地域リーダー、キム・ウジンに接近する。そんな中、京城(現ソウル)で日本の主要施設を標的に大規模な破壊工作を計画し、着々と準備を進める義烈団だったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちょいQK投稿日:2017-12-13 20:23:42
【ネタバレ注意】

日本統治下の1920年頃に韓国で実在した武装独立闘争組織「義烈団」を描いたスパイアクション。義烈団のメンバー3人が骨董の仏像を売りに行った屋敷で、大人数の警官隊に包囲され、逃亡を試みて逮捕されるまでの冒頭が、屋根の上を走る警官たちを俯瞰するシーンを効果的に使ったスピーディな展開でまず惹き込む。
 義烈団の団長、チョン・チェサン(イ・ビョンホン)の逮捕を焦る日本警察の東部長(鶴見辰吾)の指令で、部下の韓国人警官イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は義烈団リーダーのキム・ウジン(コン・ユ)に接近する。二人が親しくなるが、義烈団はもともとチョンを協力者にしようと目論んでいたのであり、イ・ジョンチュルは言わば二重スパイの立場となる。職務への忠誠と祖国への思いに板挟みになった警官の葛藤をソン・ガンホが好演しており、彼の心が結局どちら側に付いたことになるのかは終盤まではっきりとはしない。
 舞台は韓国の地方都市から上海、そして上海から京城(現ソウル)へ向かう列車、京城とテンポよく移り、特に閉じられた空間である列車内の攻防がサスペンスフルで大いに楽しめる。裏切者を突きとめる手法もなかなか良く出来ている。義烈団が爆弾を運ぶ目的の列車は何とか京城まで着くが、結局、京城駅で見破られて一味は捕まり、その場は逃げおおせたキムも隠れていた山小屋で逮捕される。それぞれの場面で山場と言えるようなアクションが繰り広げられ、意外な理由も付加されて上出来の展開である。義烈団はキムたちが逮捕されてそれで終わるのかと思ったが、そこからもう一段、総督府爆破という結末に向けてイ・ジョンチュルが動き、その成功というところまでを描いているので一種のハッピーエンドである。実際はやがて義烈団も消滅し、日本による統治は日本の敗戦まで続くことになるのではあるが。
 イが裁判で述べた言葉の真相も最後で明らかにされ、虐げられた民族の気持ちを鼓舞する形でのカタルシスが得られるものとなっている。韓国で大ヒットしたとのことであるが、日韓対立等を抜きに楽しめる作品である。コン・ユや鶴見辰吾も好演しているが、イの同僚で職務に忠実で偏執的な雰囲気を見せるハシモト役のオム・テグが印象的であった。
http://blog.goo.ne.jp/andante_003

投稿者:黒美君彦投稿日:2017-11-15 14:18:10
【ネタバレ注意】

本作に登場する義烈団とは、1919年に朝鮮独立活動家の金元鳳を中心に結成された実在の武装テロ組織。三・一運動の非暴力路線を批判し、中国・吉林省で13人で結成された。必殺主義を掲げ、朝鮮の植民地組織や要人に対するテロを繰り返した。
この作品はそんな1920年代を舞台にした義烈団(ウィヨルダン)と警察との攻防を、密偵(=二重スパイ)の視点で描いたサスペンス。

警務局の東部長(鶴見辰吾)の下で義烈団摘発を続けるイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)。
彼は義烈団のリーダー、キム・ウジン(コン・ユ)に近づき、逆に内通者としての協力を求められる。このとき登場する義烈団団長チョン・チェサンを演じるイ・ビョンホンのただならぬオーラはスゴい。イ・ジョンチュルもいつの間にか取り込まれ、相棒として組まされたハシモト(オム・テグ)からは、義烈団と通じているのではないかと疑いの目を向けられる…。

ある意味わかりやすいサスペンスアクションなのだけど、複雑な思いも浮かび上がってきた。
ひとつ目は「テロ」と簡単にひと括りにできない武装攻撃の意味。統治され、文化も歴史も奪われた民族が起こす武装闘争も、日本側から見れば「テロ」のひと言で片づけられてしまう。現在、そんな一面的な言説がはびこっているが、テロの背景を無視しても何も解決しないというのはいうまでもない。
ふたつ目はこの映画の設定だ。抑圧する支配者とそれに対して戦う被支配者、という関係は、ハリウッド映画でもよく観られる。その場合大概悪役は「ナチスドイツ」だ。彼らが悪辣であればあるほど、観る者はカタルシスを感じることが出来る。悪役をいくら殺そうが胸は痛まないからだ。そしてそのワルぶりが徹底していればしているほど気分は高揚する。
この作品では、そのナチスドイツの役を日本が演じている。植民地における支配側と被支配側の関係とは、そういうものなのだとは思いながらも、ナチスドイツ並みの悪辣な存在として日本が描かれていることに悲しみを覚える。そして今、改めてこうした作品が作られるということは、韓国内での反日感情を反映しているのだろうとも思う。

ソン・ガンホが好演。個人的に好きなハン・ジミンが拷問されてしまうシーンは痛々しくて辛い。
歴史サスペンスアクション映画としてはよく出来ていると思うが、先述した理由で複雑な思いで観た。

【ソフト】
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