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デトロイト(2017)

DETROIT

メディア映画
上映時間142分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ロングライド)
初公開年月2018/01/26
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫G
1967年、米史上最大級の暴動勃発。街が戦場と化すなかで起きた“戦慄の一夜”
デトロイト (初回限定版) [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 4,969
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【解説】
 キャスリン・ビグロー監督が「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に続いて再び脚本にマーク・ボールを迎え、1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。主演は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のジョン・ボイエガと「メイズ・ランナー」のウィル・ポールター、共演にアルジー・スミス、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー。
 1967年7月、デトロイト。黒人たちによる暴動が激化し、鎮圧に乗り出した軍や地元警察との衝突で街はまるで戦場と化していた。そんな中、運悪く暴動に巻き込まれ身動きできなくなった人気バンド“ザ・ドラマティックス”のメンバー、ラリーが宿泊していたアルジェ・モーテルで銃声が鳴り響く。それは黒人宿泊客の一人がレース用の空砲をふざけて鳴らしたものだった。しかし、それを狙撃手による発砲と思い込んだ大勢の警察官がモーテルになだれ込んでくる。やがて、偶然居合わせただけの若者たちが、白人警官のおぞましい尋問の餌食となっていくのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:dadada投稿日:2018-02-20 00:05:18
キャスリン・ビグローといえば、初期からのあの独特のヒリヒリ感が魅力。何だかんたと全作お世話になってるわ。さぁ、今回もヒリヒリしに行くぞ!と勇んで劇場へ。
でもって、コレまた超重量級のヒリヒリ...ズド〜ンとね。銃声も腹に響き渡るし、それこそ吐き気も催すわ。
"なんじゃコレ、観なきゃ良かった"とも思うし、"今こそ観るべきなのかなぁ"とも思うし...そんな複雑で、しかし、やっぱ価値ある一本ってトコかな。
投稿者:敦煌投稿日:2018-02-17 10:09:06
【ネタバレ注意】

 主役であるはずのジョン・ボイエガは傍観者の役割しか果たさず、
中盤以降はストーリーの枠組みからさえ消えてしまった。
 キャサリン・ビグローは『アルゴ』のようにエンターテイニングな
「おかず」を入れこむことを良しとせず、事実への誠実さと心中した
わけだ。それも1つの選択ではあるけれど、映画として面白くなったかは
また別の話。

投稿者:skull & rose投稿日:2018-02-04 15:02:26
変わらず男勝りの女傑な監督らしい題材である。

白人警官が丸腰の黒人を背後から射殺する姿は、映画より先にYouTubeで見ている映像だ(ウォルター・スコット事件)。それは50年前と現在がさほど変わっていないという歴史に愕然とする瞬間でもある。処刑スタイルで警官に射殺されたファーガソン事件や、スタッテンアイランドやバトン・ルージュの事件。警官たちはみな無罪や不起訴で終わった。ファーガソンでは暴動が起こり10軒以上が焼き討ちにあった。デトロイト暴動の映像は50年前ではなく、去年のファーガソン暴動とまったく変わらない既視感をもたらす。

ちなみにアルジェーズ・モーテル事件における3人の警官は地方裁判所での無罪判決を不服とした連邦検事局によって、翌年起訴されるも結局無罪判決は変わらなかった。アメリカはこの67年から72年あたりにかけて本当に多くの分岐点を見出しながら結局変われずに、国家としての魂をすり減らしてきたのだろう。

やはり本作の白眉はアルジェーズ・モーテルにおける詰問シーンなのだが、それ以外のシーンがちょっと作劇性が鼻に付くというか、この監督”らしくない”ことにちょっとウェットな描写に傾いていく。私としてはもっと突き放してくれたほうが現在時について多くを考えさせられる気がするのだ。

ともあれ、このエピローグは対岸の火事を物見する我々のためではなく、当事者であるアメリカ国民に向けたものなのだろう。
投稿者:mototencho投稿日:2018-02-03 16:44:30
描かれたニュース映像に緊張の連続。黒人差別の現場に観客は連れて行かれ、茶番裁判だけでは逃げきれない、映画の怖さを知る。http://mototencho.web.fc2.com/2018/detroit.html
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-02-01 15:32:31
【ネタバレ注意】

1967年7月、米国史上最悪ともいわれるデトロイト暴動3日目の夜。「アルジェ・モーテル」からの玩具の銃の音に反応して、警官隊や州兵がモーテルに押しかけ、デトロイト市警の若い警官が偶然居合わせた黒人男性6人、白人女性2人を暴力的に尋問、黒人の若者三人が殺害された。
この作品は、その惨劇をベースにしている。
とりわけ白人警官たちによる尋問の場面は40分以上に及び、緊張感が途切れない。

今、50年前の事件に材をとった作品が制作されるのは、いうまでもなく差別主義的な政策が現在進行形で進むアメリカだからこそだ。まだ黒人差別があからさまだった1960年代後半に重なる素地が現代にあるからだ。
黒人たちの暴動や略奪によって、命の危険さえ感じる若い警官たちは、圧倒的に強い立場にあるとき、どう振舞うのか。
彼らの心の底にある差別感情と憎悪はどんどん増大していく。彼らは恐らく戦場で出会う敵に対する時と同じような感覚に陥るのだ。殺らなければ殺られる。目の前にいるのは人間じゃない。殺されて当然なのだ…。
しかし一方で、法の下でそれは捜査ではなく単なる暴行や殺戮であることはわかっている。だから小賢しい細工をしたり、口止めをしたりするのだ。
さらに、そうした差別感情が底辺にある社会においては、正義は実現しない。
警察も司法も差別する側に立つからだ。
そうした歴史事実に、今こそ目を向け、考えることが必要だ。

暴力警官の中心に立つ白人警官クラウス役のウィル・ポールターが憎々しげに巧演。
彼らが無罪を勝ちとるというひどい判決もさることながら、裁判長が「人権」を盾に警官たちの不法行為を許すという逆説的な言辞も興味深かった。
普通なら受賞ラッシュになってもおかしくない作品だと思うが、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞からも一切声がかからず。審査委員会がトランプ大統領に忖度したか?(笑)
怖くてぐったりしてしまった作品ではあるが、見応えは十分あった。

投稿者:水ヒラ投稿日:2018-01-27 16:25:09
完璧な映画。まさかキャサリン・ビグローの方がスパイク・リーよりも本質を描けるとは。

これは弱者の咆哮。だからこそデトロイト暴動は生まれた。

自分は、ゴスペルやモータウン、ブラック・ミュージック、ラップは大嫌いで、
黒人音楽が好きと言っていた安○○○○は頭がおかしいと思っている人間だが、
それどもこの映画のエンドロールでの音楽には心が痺れた。
エンドロールまで完璧な映画なんてあんのかよ。凄いよこの映画。
投稿者:ノリック007投稿日:2018-01-27 07:07:21
黒人に対する差別にも問題はありますが、現実はもっと根深いという
恐怖を感じました。
社会的地位を利用し、人の命を奪うという現実は確かにあると思います。

行政(警察)、司法、立法に見捨てられ、殺されるという恐怖です。
組織は、決して非を認めず、自己正当化し、暴走するという恐怖です。
この恐怖を受けるのには相応の覚悟が要ります。
この恐怖を受け止められず、混乱し、嘘を言えば、恐怖は現実になります。
米国、デトロイトだけの問題ではなく、日本でも起こるということです。

日本の警察官も誤認逮捕しますし、裁判官も冤罪判決を下します。
誤認逮捕した警察官は、決して裁かれることはなく、真相は闇の中です。
冤罪判決を下した裁判官は、決して裁かれることはなく、真相は闇の中です。
冤罪の被害者には、国税の中から国家賠償が支払われるだけです。
立法は、この現実に対応することはなく、略式起訴という抜け穴を作り、
真相を闇に葬っています。

民間企業でも同じで、過労死よる自殺があります。
1991年8月27日、電通に入社して2年目の大嶋一郎さん(享年24歳)が
長時間残業のため、自殺しました。
2015年12月25日、電通に入社して1年目の高橋まつりさん(享年24歳)が
長時間残業のため、自殺しました。

大嶋一郎さんの遺族は、電通に損害賠償請求を起こし、電通が遺族に
1億6800万円の賠償金を支払うことで結審しました。

検察は、高橋まつりさんが死んでも、会社を略式起訴し、50万円の
罰金命令しただけです。
検察は、高橋まつりさんに過重労働をしいた上司を起訴していません。

メディアが電通にどんな忖度しているのかわかりませんが、不倫は大きく
報道しても、このような事実も大きく報道することはないでしょう。
このような事実は、50年どころか、もう忘れ去られていることでしょう。

もし、高橋まつりさんやご両親が電通がこのようなブラック企業であると
知っていたのなら自殺を防げた可能性は高いと思います。
だから、メディアの果たすべき責任は重いと感じています。

電通が、優良なエンタテインメント・コンテンツを提供するために、
コンテンツ・ホルダーとの良好な関係構築、 映画製作委員会への参画、
制作会社やプロダクションとの連携、イベント展開、オリジナルキャラクター
の開発などを積極的に進めるというのなら、大嶋一郎さんや高橋まつりさんの
過労死に関する映画を制作し、公開してほしいです。

日本では「デトロイト」のような映画が作成され、世界公開されることはないでしょう。
だから、日本映画はつまらないし、見る気もしません。

トランプ政権下でも、忖度することなく、差別意識を乗り越えて
「デトロイト」のような映画を世界公開する米国の凄みを感じました。

ラストは、「人間だけが神を持つ」とうい感じで、助かりました。

映画の社会的な背景を知りたいという人にはパンフレットの購入をお勧めします。
http://www.geocities.jp/internetshow2000/
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2018-01-26 15:52:43
実際に起こった事件を通して、黒人差別を糾弾するサスペンスドラマ。
ビグローお得意のドキュメントタッチで描いていくのだが、今回はちょっと上滑りの感がある。被害者側のキャラクターが実名で出てくるため、どうしても制約が出て、突っ込んだドラマにならない。特定の主人公もいないし、ストーリー的にも再現映像の域を出ないのだ。
それでも、当時の状況を再現した雰囲気はよく出ているし、音響を含めてアクションシークエンスの迫力もある。
演技陣。これは、ポールターの独り勝ちだろう。演じるのは大変だったようだが、儲け役であることは間違いない。
【ソフト】
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