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ナチュラルウーマン(2017)

UNA MUJER FANTASTICA
A FANTASTIC WOMAN

メディア映画
上映時間104分
製作国チリ/ドイツ/スペイン/アメリカ
公開情報劇場公開(アルバトロス・フィルム)
初公開年月2018/02/24
ジャンルドラマ
映倫G
私らしく、私を生きる
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 3,051
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 Photos

【解説】
 「グロリアの青春」のセバスティアン・レリオ監督が、トランスジェンダーの歌手ダニエラ・ベガをヒロインに迎えて贈る感動ドラマ。トランスジェンダーゆえの偏見や差別にさらされ、急死した最愛の人の葬儀にも参列できないヒロインが、理不尽な現実に力強く立ち向かっていく姿を描く。共演にフランシスコ・レジェス、ルイス・ニェッコ。
 ウェイトレスをしながらナイトクラブで歌うマリーナ。年の離れた恋人オルランドと幸せな日々を送っていたが、ある日突然オルランドが自宅で倒れ、そのまま亡くなってしまう。悲しみに暮れるマリーナだったが、トランスジェンダーというだけであらぬ疑いすらかけられてしまう。さらに2人で暮らしていた部屋を奪われた上、葬儀への参列も拒絶されてしまうマリーナだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-03-22 19:02:35
【ネタバレ注意】

アカデミー賞外国語映画賞にさほど権威があるとは思わないけれど、なかなかいい作品。トランスジェンダーの彼女(彼)が主役のこの映画は、チリにおける性的マイノリティに対する偏見や差別をあからさまに描いている。
愛する恋人オルランド(フランシスコ・レジェス)を突然病死で喪ったマリーナ(ダニエラ・ヴェガ)は、その喪失を嘆く余裕もなく、遺族から排斥され、追い立てられる。そんな生きづらさに直面しながら、マリーナはそれでも「私は乗り越える」と言い切る。恐らく先進国以上に激しい差別に晒されるなか、マリーナは自らの選択を毅然と守るのだ。
葬儀への参列も拒まれた彼女は何を言われても耐え続けるが、最後の最後に怒りを爆発させる。
しかしその怒りも、恋人に導かれて荼毘に付す瞬間を見届けることで落ち着きを取り戻す。
面白いのは最後に手許に残ったサウナのコインロッカーのキーの存在だ。
てっきりこのキーによって開けられたロッカーの中に、映画の冒頭に登場し、恋人が連れて行くと約束したイグアスの滝に行くチケットが入っているに違いないと思う。ところが、ドキドキしながらロッカーを開けるとそこには…。

何も残されないマリーナに、彼が飼っていた犬ディアブラだけが与えられる。
この作品では、ダニエラ・ヴェガのクローズアップが多用される。
時に戸惑い、時に憤り、時に悲しみ、そんな彼女の表情が雄弁に物語る少数者の虐げられた生きづらさ。
通りを歩いているうちに前からの風がどんどん強くなり、ついには前進できなくなるシーンは、人生の荒波に抗する姿を象徴しているが少々わかりやす過ぎる。少しコミカルではあるけれど。
決して好きな顔立ちとはいえないのだが、ダニエラ・ヴェガの表情が印象的。そしてマシュー・ハーバートの音楽が良かった。ふたつの声が重なるかのような音楽は、トランスジェンダーである主人公の内なる声を象徴しているかのようで、映像によく合っていたと思う。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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