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ファントム・スレッド(2017)

PHANTOM THREAD

メディア映画
上映時間130分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド=パルコ)
初公開年月2018/05/26
ジャンルドラマ/ロマンス/サスペンス
映倫G
オートクチュールのドレスが導く、禁断の愛。
ファントム・スレッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,309
価格:¥ 3,227
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【解説】
 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」の鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が、本作を最後に俳優業からの引退を宣言しているダニエル・デイ=ルイスを主演に迎えて贈る愛憎ドラマ。オートクチュールの世界を舞台に、完璧主義の仕立て屋と、彼にミューズとして見初められた若い娘が、それぞれに相手の思い描く愛の形に振り回されていく中で辿る予測不能の展開をエレガントにして繊細かつスリリングに描き出す。共演はヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル。
 1950年代、ロンドン。レイノルズ・ウッドコックは妥協のない職人仕事で英国の高級婦人ファッション界の中心に君臨する天才的仕立て屋。そして神経質な彼が服のことに集中できるよう、雑事を一手に取り仕切るのが姉のシリル。ある日、レイノルズは若いウェイトレスのアルマに出会い、彼女を新しいミューズとして迎え入れる。彼女のモデルとしての“完璧な身体”に多くのインスピレーションをもらい、創作意欲をかき立てられるレイノルズ。しかしアルマは、レイノルズの単なるミューズという立場に甘んじる女ではなかった。そんなアルマの情熱的な愛情に、次第に厳格な生活のリズムが狂わされていくレイノルズだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2018-06-23 13:56:42
 単純に本作の舞台であるオートクチュールの世界の華やかさ、その絢爛たるスペクタキュラーだけでも見応えがある。特に、最初の顧客の描写、公爵夫人ヘンリエッタの場面で既に圧倒される。
 しかし、あゝ本作も、階段の映画であり、ドアの映画だ。それは勿論、端的にはダニエル・デイ=ルイスの居所兼仕事場にある階段の描き方、雇い人の女性達(パターンナーやお針子達)を行き来させる、圧倒的な画面の面白さを指しているし、各部屋のドアの、境界線としての意味づけ、人(亡霊も!)を中に入れるかどうかといった峻別を厳格に意識させる演出を指していたりする。

 さらに、人物の視点の高低の描き方について云えば、階段を使ったシーンだけでなく、アルマ−ヴィッキー・クリープスを、箱の上(云わば小さな即席の階段)に乗せて、服を着せたり、採寸したりする別荘のシーンが出色の出来だ。この演出のねちっこさにはゾクゾクする。

 また、ダニエル・デイ=ルイスが運転する自動車(ブリストル40)のカットが悉くスリリングで、これもある種の異常な空間造型と云えるだろう。既に最初に別荘へ向かう車を後部から撮ったカットが尋常じゃないし、アルマを迎えに来る夜の場面の、Uターンのカットもそう。これら、自動車という装置の暴力性の強調は、ダニエル・デイ=ルイスの性格付けへ寄与にするにとどまらず、異空間の造型として強烈に機能する。

 このような、階段やドアや自動車といった装置の演出は、エンディングに向かって、二人の異様な関係性を深化させる、その感情を組織する。キノコのオムレツを食べさせる場面の二人の視線の演出が、直截的にスリルを感じさせる分かりやすいクライマックスの演出ではあるのだが、階段やドアや自動車も、ラストに向かって2人の関係性を収斂させる重要な要素なのだ。

 尚、ダニエル・デイ=ルイスの姉シリルを演じるレスリー・マンヴィルが流石にオスカーノミニーも納得の存在感だ。その冷たさと厳しさ、そして秘めたる優しさも滲み出る、凛とした佇まいが美しい。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:dadada投稿日:2018-06-10 17:13:19
ポール・トーマス・アンダーソンの映画って、そこいらのシネコンに気軽に掛かるようなもんじゃないから、いつも鑑賞はTVモニター。お話の面白さもさる事ながら、映像にも拘りとスケールがあるから、いつかスクリーンで観たいと思ってた...でもって、今回は幸いにも劇場鑑賞。
トンデモ男と隠れトンデモ女のカップルが繰り広げるお話の展開は...超トンデモで、笑っちゃった。面白い映画。つうか、トンデモってのは、普通は我慢して表に出さない本心ってこともある訳で...この映画のオチも笑いながら妙に納得しちまう。キレイに仲良くとか、悲しくお別れ...ってありきたりの展開になったらガッカリだと思いながら観てたけど、いやいや面白いね。
画も音も拘りの面白さが満載。楽しめました。
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2018-06-05 21:32:23
本当に引退しちゃうのかな?
投稿者:敦煌投稿日:2018-06-02 10:06:58
【ネタバレ注意】

どうしたって『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の主人公と比べてしまうので、
ウッドコックが小物に見えて仕方がない。
アルマとの関係にしても、「こいつら共依存の関係なんだぜ」ということを
伝えたいのだろうが(たとえば「あのオムレツだって、ウッドコックはそれと
わかっていて食ってるんだぜ。食わずにはいられないんだぜ」と言いたいの
だろうが)、そこに至る過程でアルマがこれまでの幾百のミューズと比べて
どれほど特別なのかが描かれていないので、いまひとつすとんと得心できない。
結局、私の心には「俺がウッドコックなら、あの幸薄い顔をした女を追い出して
次のミューズを探すね」という身も蓋もない感想が残った。お前はウッドコック
以上に人でなしだなと言われると、返す言葉もない。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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