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追想(2018)

ON CHESIL BEACH

メディア映画
上映時間110分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(東北新社=STAR CHANNEL MOVIES)
初公開年月2018/08/10
ジャンルドラマ/ロマンス
映倫G
一生忘れられない恋だった

2018年8月10日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

追想

(C)British Broadcasting Corporation/Number 9 Films(Chesil)Limited 2017


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追想追想

【解説】
 「つぐない」の原作者イアン・マキューアンの傑作恋愛小説『初夜』を、主演に「つぐない」のシアーシャ・ローナンを迎え、マキューアン自ら脚本を手がけて映画化した切なくも心に沁みる感動作。社会的にも文化的にもいまだ保守的な1962年の英国を舞台に、結婚式を無事に終え、新婚旅行先の海辺のホテルで初夜を迎えようとしていた若いカップルが、互いに愛し合いながらも幼さゆえの行き違いへと発展していくまでの揺れる心の軌跡を、回想シーンを織り交ぜつつ緊迫感溢れる筆致で繊細に綴る。共演は「ベロニカとの記憶」のビリー・ハウル。監督は舞台を中心に活躍し、TV「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」でも高い評価を受けたドミニク・クック。本作が長編映画監督デビューとなる。
 1962年、夏。バイオリニストとしての野心を秘めたフローレンスと歴史学者を目指すエドワード。偶然の出会いをきっかけに一瞬で恋に落ちた2人は、対照的な家庭環境などさまざまな困難を乗り越え、ついに結婚式の日を迎えた。式を終えた2人が新婚旅行へと向かった先は風光明媚なドーセット州のチェジル・ビーチ。幸せいっぱいでホテルにチェックインした2人の心に、数時間後に迫る初夜を上手く終えられるか、という不安が次第に重くのしかかっていくのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2018-08-29 23:51:34
 イアン・マキューアンの原作(邦題「初夜」)は既読。と云っても10年ぐらい前に読んでおり、細部は殆ど忘却の彼方だったが、それでも初夜の顛末の面白さとエピローグの切なさは上手く映画として演出されていると思った。ビーチの風景にサキソフォンのBGMが流れる開巻は、かなりイメージが異なり驚いたし、全体に音楽の使い方はポップ過ぎる感覚も持ったけれど、シアーシャ・ローナンは、これ以上ないと思われるぐらい、フローレンスのイメージにぴったりだ。それに、チェジル・ビーチの小石だらけの地勢の特徴が映画の画面として機能する。2人の意地の張り合いと硬化する関係の昂進を、この小石だらけのロケーションが、画面として後押ししているように思う。また、付き合い始めて間もなく、フローレンスが突然エドワード(ビリー・ハウル)を訪ねる部分が、私にとって、原作で最も清澄な印象を残した場面だったのだが、映画でも、こゝが最も撮影の綺麗なシーケンスだ。

 さて、特筆すべき2つの長回しの移動撮影を記載しておこう。一つめは、前半のウィッグモア劇場での、フローレンスがアルバイトで譜面めくりをする、ピアノ演奏のカット。ピアノの周りを一周したように思うが、とても眩惑的な美しい移動ショットだ。そしてもう一つはエピローグ後のラストカット。チェジル・ビーチの場面のフラッシュバックだが、エピローグの感傷的な余韻を拭い去るような、だが、同時に倍加させもする、厳しく突き放した演出で秀逸。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【書籍】
■原作
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