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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017)

CHALARD GAMES GOENG
BAD GENIUS

メディア映画
上映時間130分
製作国タイ
公開情報劇場公開(ザジフィルムズ=マクザム)
初公開年月2018/09/22
ジャンルサスペンス/学園
映倫PG12
まとめて 合格、請け負います。

2018年9月22日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

(c)GDH 559 CO., LTD. All rights reserved.


 Photos

【解説】
 タイの新鋭ナタウット・プーンピリヤ監督がカンニングをテーマに描き、アジア各国でサプライズ・ヒットとなったクライム・エンタテインメント。頭脳明晰な一人の女子高生が、ひょんなことからチームを率いて一大カンニング・プロジェクトを繰り広げるさまをスタイリッシュかつスリリングに描き出す。主演はチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。
 天才的な頭脳を持つ女子高生のリンは、貧しい家庭ながら特待奨学生として進学校へ転入することに。やがて仲良くなった裕福なクラスメイトを試験中に助けてあげたことから、噂を聞きつけたお金持ちの学生たちに頼まれ、高度なカンニングをビジネスとして始めるハメに。次第にビジネスの規模が大きくなる中、それを快く思わない真面目な苦学生バンクの反感を買ってしまうリンだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-10-10 12:43:52
【ネタバレ注意】

アジア各国で進む経済成長は、同時に貧富の拡大と学歴偏重を生む。
タイも例外ではないそうで、富裕層の家庭が子どもの入学のために学校に賄賂を渡すことが恒常化しているのだと、ナタウット・プーンピラヤ監督は語っている。そこから発想を飛ばしてカンニングをテーマにこれだけのエンタメ作品を作り上げてしまうのだから大したものだ。
もともとは中国の集団カンニング事件をヒントにしたらしいが、とにかく映像がスリリングにしてスタイリッシュ。
カンニングシーンが実に巧みだ。ハラハラさせてしまう。
物語は貧しい天才女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)が、出来の悪い富裕層の子弟から金を貰ってカンニングを手伝うところから始まる。この主役のチュティモン・ジャンジャルーンスックジンが何ともカッコいい。ルックスは決して魅惑的とはいえないのだけれど、モデル出身ということで、9頭身!顔が小さい!
一度はカンニングがバレてしまうのだが、親友のカップルに頼み込まれてボストンの大学への進学に必要なSTICという、各国で行われる大学統一入試での助けを求められてしまう。リンはもうひとりの苦学生でライバルでもあるバンク(チャーノン・サンティナトーンクン)を仲間に引き入れ、いよいよ試験当日…というお話。
とにかくハラハラドキドキ感の演出が巧い。
だが悪いことは続かないもの。
終盤は意外な展開もあり、胸に迫ってくる。
金は人間を変えてしまう。そのことに気づき、大切なものを見失いかけたリンは、真面目だけが取り柄の父親に救われる。
最後には思わずほろっと来てしまう。
世界16の国と地域で大ヒットを記録したというこの作品、タイ映画といえば『マッハ』シリーズで知られるアクションもののほかには2010年にカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲った『ブンミおじさんの森』(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)くらいしか知らなかったが、こうして観ると新たな才能が各地で生まれつつあるのだと実感する。
エンタメの傑作です。

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