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メディア映画
上映時間102分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月2018/10/26
ジャンルサスペンス/ミステリー
映倫G
娘を検索する――はじめて知る闇

娘が行方不明。
唯一の手がかりは
24億8千万人の
SNSの中にある
search/サーチ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,122
価格:¥ 3,835
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【解説】
 「スター・トレック」「ハロルド&クマー」シリーズのジョン・チョー主演のサスペンス・ミステリー。行方不明になった一人娘を見つけ出そうと、SNSで手がかりを探っていくうちに浮かび上がってきた娘の思いも寄らぬ実像に混乱していく父親の不安と恐怖を、PC画面の映像のみという斬新なスタイルでスリリングに描き出していく。監督はこれが長編デビューとなるインド系の新鋭、アニーシュ・チャガンティ。
 妻に先立たれ、女子高生の娘マーゴットと2人暮らしのデビッド。ある日、勉強会に行ったはずのマーゴットが行方不明なことに気づく。警察に失踪届を出したデビッドは、担当刑事のヴィックとともに、マーゴットのパソコンにログインし、彼女の手がかりを求めてSNSを探り始める。するとそこには、デビッドの知らないもう一人のマーゴットの姿があった。動揺しつつも、さらにマーゴットのSNSを探っていくデビッドだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2018-12-01 08:12:01
 全編PC画面で完結させる映画、ということで喧伝されているが、PCのディスプレイにウィンドウを複数立ち上げ、例えば電話で会話する際は、相手側が映っているウィンドウと、自分側のウィンドウのいずれかをクローズアップして、カットを繋いでいくといった趣向だ。主人公が電話をかけまくる映画なので、このような疑似カットバック(切り返し)が頻繁に出てくるが、当然ながら、殆ど正面バストショットでの切り返しとなる。ただし、それぞれ、目線はカメラを見ているわけではない(ディスプレイの、相手が映っているウィンドウを見ている)ので、イマジナリーラインを意識させないように出来上がっている。正面ガン見のカットもあったが、これをもっと上手くやれば、小津みたいな異次元の時空を作れるのにな、と思いながら見た。

 また、カメラはPCや電話相手のスマートフォンのカメラだけでなく、部屋に取り付けた監視カメラも上手く使われる。あるいは、インターネット上のライブニュース配信のカメラも駆使してカットが繋がれる、という、良く考えられたものだ。さらに、例えば監視カメラをモニタリングしているPC画面を、引きとアップを駆使してアクション繋ぎのように繋ぐ。つまり、カット・ズームイン(ポン寄り)ということなのだが、それは動的な場面だけでなく、カメラ画像じゃないPC画面(メールやメッセージのテキスト入力画面等)でも、かなりこの技法は使われているように思う。ディスプレイを映したカットなので、寄るとブロウアップしたかのような粗い解像度になり、ざらざら感は、ある種の感情(サスペンスであったり切なさであったり)の醸成にも寄与する。

 あと、多くのSNSが活用される中で、「YouCast」というライブ配信ツールが決め手になるが、この画面(ウィンドウ)で、部屋で机に座る娘が画面手前に映り、画面右奥のドアの向こうで父親の声がし、ドアを開け、部屋に入って来る縦構図は驚きのある良いカットだ。娘の微妙な表情が良く、ウィンドウ内で、カット・ズームインし、粗い粒子の父親のカットに繋ぐ部分には心揺すぶられた。

 ということで、とても巧妙・周到な映画ではあるが、技巧的には既存の映画の撮影・編集の枠組みに絡め取られてしまっており、なんら逸脱のない、窮屈さを増しただけのシロモノとも思える。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-10-30 11:31:55
【ネタバレ注意】

全米9館での限定公開からスタートして上映が拡大、大ヒットを記録したこの作品は全編がPCの画面で構成された異色のサスペンス。
アイディア勝負といえばその通りなのだけど、そこにあるのはSNSでつながるもう一つのコミュニケーションが確立された現代そのものでもある。母親パム(サラ・ソーン)を早く亡くしたキム父娘。娘マーゴット(ミシェル・ラー)が姿を消し、父デビッド(ジョン・チョー)が娘の交友関係を必死で探る。Facebookの「友達」をひとりひとりつぶしていくが、娘は実は友人といえるほどの友人がおらず、寧ろ孤立していた様子が見えてくる。担当となった警察官ヴィック(デブラ・メッシング)も協力して捜査してくれるが…。
銃を撃ちまくらなくても、十分スリリングに展開できるというお手本のようなストーリー。
自称犯人が動画で犯行を自白し、銃で自殺する、というのもありそうな話だ。途端に「仲の良い友達だったのに」と、ネット上で溢れる嘆きの声。
物語はある事実をきっかけに大きく動き始める。それもPC画面がきっかけだ。
逆にいえば、ネットに溢れる情報のなかに、いかに多くの犯罪が隠されているのか、という気にもなってしまう。
ネタがわかれば、慎重に伏線が引いてあったことがわかる。いやー、よく出来ている。
映画の撮影後、寧ろポストプロダクションに時間がかかり、公開まで2年を費やしたというが、それもわかる作り込み。
手触りのないPCのなかだけで、これだけのサスペンスが出来るとは大したものだ。
その意味できわめて現代的なのだが、一方でこうしたITに依拠した作りは、数年でその技術が古めかしくなってしまうので、観るなら「今」に限るのだろう。
父娘が在米韓国人というのもユニーク。監督のアニーシュ・チャガンティがインド系だからだろうか。こうしたアジア系俳優による作品がハリウッドで大ヒットというのも映画の面白いところだ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞ジョン・チョー 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】search/サーチ ブルーレイ&DVDセット2019/03/06\4,743amazon.co.jpへ
【レンタル】
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