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半世界(2018)

メディア映画
上映時間119分
製作国日本
公開情報劇場公開(キノフィルムズ)
初公開年月2019/02/15
ジャンルドラマ
映倫G
描いた人生になってる?

半世界

(c)2018「半世界」FILM PARTNERS


 Photos

【クレジット】
監督:阪本順治
製作総指揮:木下直哉
エグゼクティブプ
ロデューサー:
武部由実子
プロデューサー:椎井友紀子
脚本:阪本順治
撮影:儀間眞悟
美術:原田満生
衣裳:岩崎文男
編集:普嶋信一
音楽:安川午朗
音楽プロデューサ
ー:
津島玄一
スクリプター:今村治子
ヘアメイク:宮崎智子
擬斗:二家本辰巳
照明:宗賢次郎
装飾:石上淳一
録音:藤本賢一
助監督:小野寺昭洋
出演:稲垣吾郎高村紘
長谷川博己沖山瑛介
渋川清彦岩井光彦
池脇千鶴高村初乃
竹内都子岩井麻里
杉田雷麟高村明
信太昌之池田
菅原あき奈月
堀部圭亮津山
岡本智礼恩田
原田麻由白川
牧口元美藤吉郎
マレロ江口剣士朗
大浦彰希
大橋逸生
中津川巧
芳野史明
上ノ茗真二
西沢智治
保科光志
井谷三枝子
小野武彦大谷吉晴
石橋蓮司岩井為夫
【解説】
 「北のカナリアたち」「エルネスト」の阪本順治監督が稲垣吾郎を主演に迎えて贈る人生ドラマ。過疎化が進む地方都市を舞台に、親の仕事を受け継いで淡々と人生を送ってきた40歳目前の主人公が、旧友との再会を機に、改めて互いの友情を確かめ合うとともに、これからの人生を見つめ直し、仕事と家族と真剣に向き合う姿を描く。共演は長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴。
 とある地方都市で、妻の初乃と中学生の息子・明と暮らす39歳の高村紘。父から受け継いだ備長炭づくりを生業とする紘だったが、今の仕事に特別な思い入れがあるわけでもなく、その一方で仕事を理由に家のことは初乃に任せきり。そんな単調な日常をただやり過ごすだけの毎日が続いていたある日、中学時代からの親友で、自衛隊員をしていた沖山瑛介が妻子とも別れて一人で突然の帰郷を果たす。紘は、同じ中学の同級生・岩井光彦も交え、久々に3人で酒を酌み交わす。瑛介は何か深い事情を抱えているようだったが、多くを語ろうとはしなかった。一方紘は、反抗期の息子に無関心なことを光彦に鋭く指摘され思いがけず動揺してしまうのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2019-02-21 12:26:13
【ネタバレ注意】

40歳を前にした中学時代のかつての悪ガキ三人組。2人は家業の炭焼きや中古車販売店を地元で継ぎ、1人は自衛隊員として町を出て海外派遣されていた。
そのうちのひとり自衛隊を辞めた沖山瑛介(長谷川博己)が故郷の町に帰ってきたことから、備長炭を製炭する高村紘(稲垣吾郎)、岩井光彦(渋川清彦)とで久しぶりに呑む…。
阪本順治によるオリジナルの脚本を自ら監督した作品。
三重県南伊勢町周辺でのオールロケだというが、地方の土地が持つ豊かさと閉鎖性が浮かび上がってきていい。
その中でも稲垣吾郎の演技は出色。彼はひとりで炭を焼いているが、いじめに遭っているらしい一人息子明(杉田雷鱗)のことは、妻の初乃(池脇千鶴)に任せっきりのダメ父であり、ダメ夫でもある。
長谷川博己演じる瑛介は当初引きこもっているが、紘が引っ張り出し、炭焼きの仕事を手伝わせる。森から木を切り出し、運び出し、トラックで運搬してきて時間をかけて炭を焼く。「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と思わず驚きの声を上げる瑛介。
長い歳月を経て、男たちの友情が緩やかに動き出す。
狂気を帯びた役を演じるにしては長谷川博己はやや理知的に見えるが、突然暴力的になるシーンは迫力がある。
渋川清彦はぼんやりとした役を巧演。父親役の石橋蓮司との関係がいい。
さらに疲れた主婦を演じる池脇千鶴がお見事。憎々しげな表情の彼女がキュートに見える場面もあり、彼女の存在がこの作品を引き締めている。

全体的に奇を衒わず淡々とした筆致で描かれる。
時折挿入される炭焼きのシーンがいい。赤々と焼けた木を窯から引っ張り出し、砂をかけてゆっくり冷やす。
長谷川が稲垣に対して「お前たちは世界を知らない」と言い放つシーンがある。世間はあっても世界はここにない。稲垣は「ここも色々大変なんだ」と反発する。海外派遣先で瑛介が見てきたもの。紘がこの町で見てきたもの。それはそれぞれ違っていて、何が正しいというものではない。
阪本順治監督は、「半世界」というタイトルを、従軍写真家として知られる小石清(1908〜57)の写真展のタイトルからとったのだという。彼は勇ましい日本兵ではなく、赴任先の高齢者や子どもたち、象や鳩などを撮っていて、阪本監督は衝撃を受けたそうで、「半世界」は“ハーフ・ワールド”ではなく、“アナザー・ワールド”であると解釈したそうだ。世界を俯瞰的に見るだけでなく、名もなき小さな営みから世界を見る、とでもいうような。

いろいろなひきだしのある映画。自分の半生も振り返りながら、自分の立ち位置を確かめたくなる…そんないい作品だ。

投稿者:Longisland投稿日:2019-02-18 15:48:27
色々あってからの稲垣吾郎初主演作品。
正直言って稲垣吾郎ってどんなもんよ、と斜め目線で観たのですが… すいません、ここまで魅せる役者だったとは驚き。
脚本が秀逸?阪本マジック? 脇を固める演技派演者に助けられて? 等々。 それもあるのでしょうが仕事に打ち込む真摯さ、不器用だけど妻と家族友人を愛する気持ち、40の男であり夫であり父がリアルに感じられました。 芸幅が広くはないけど自分に合う作品選んでゆけばいい映画役者になるかも。
作品といえば
幼馴染元自衛官の謎の過去と、家族問題のギャップが大きく一時はどうなるのか心配になりましたが上手く回収されていて◯。馬鹿だけど愛すべき男達も良かったですが、それを受け止める池脇千鶴がまた上手い。 長谷川博己、渋川清彦共にそれぞれの個性も生かされていて見ごたえある良作でした。
投稿者:hayate9投稿日:2019-02-16 16:12:15
【ネタバレ注意】

この映画の石橋蓮司、面白くて好き〜。さすがの渋川清彦&池脇千鶴の安定感。実際にいそうな感じでした。
ただやっぱり稲垣&長谷川の金田一兄弟は垢抜けてて、田舎の人に見えない。
長谷川博己演じる沖山は、突然明るくなって突然落ち込んで・・・みたいにみえてしまう。紘の子供との交流シーンはよかったけれど。
ちょっと地味目の吾郎ちゃん、最期は泣かされました。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 観客賞 
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