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バハールの涙(2018)

LES FILLES DU SOLEIL
GIRLS OF THE SUN

メディア映画
上映時間111分
製作国フランス/ベルギー/ジョージア/スイス
公開情報劇場公開(コムストック・グループ=ツイン)
初公開年月2019/01/19
ジャンルドラマ/戦争
映倫G
母vsIS
女に殺されると
天国へ行けない
バハールの涙 [DVD]
参考価格:¥ 4,298
価格:¥ 3,836
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【解説】
 「彼女が消えた浜辺」「パターソン」のゴルシフテ・ファラハニが、IS(イスラミックステート)に奪われた息子を助け出すべく、女性武装部隊を結成して戦いの最前線に身を投じた女性を演じる戦場ドラマ。共演は「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」のエマニュエル・ベルコ。監督は「青い欲動」のエヴァ・ユッソン。
 戦場で夫を亡くしたフランス人女性ジャーナリストのマチルドは、中東の紛争地域に入ると、女性だけの戦闘部隊を率いるバハールと出会い、彼女の戦いの日々に密着していく。愛する夫と息子と幸せな日々を送っていたクルド人女性弁護士のバハールだったが、ある日突然ISの襲撃を受け、自らは性奴隷として売られる一方、夫は殺され、息子をISの戦闘要員として連れ去られてしまう。やがて命からがら逃げ出したバハールは、息子を必ず取り戻すと誓い、女性武装部隊を結成すると自ら銃を手に立ち上がる。やがて彼女たちは、“女に殺された者は天国に行けない”と信じるISの戦闘員たちに恐れられる存在となっていくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2019-02-04 11:47:28
【ネタバレ注意】

フランス留学経験がある弁護士のバハール(ゴルシフテ・ファラハニ)はヤズディ教徒。夫と息子とクルド人自治区の故郷の町で暮らしていたが、IS(イスラミック・ステート)の襲撃を受ける。夫は殺され、女たちは性的奴隷として売買を繰り返され、子どもたちは戦闘員として育成される…。何とか脱出したバハールは、息子を取り戻すため、女性武装部隊“太陽の女たち”のリーダーとしてISと戦い続けている…。

この作品は、イラクのクルド人自治区で2014年夏から2015年秋にかけて起きた実話に基づいているという。イラク北西部のシンジャル山岳地帯の村々にISが侵攻し、ヤズディ教徒が大量虐殺された。何とか50万人の市民が脱出したが、残った人々は殺害されるか、拉致されたという。ヤズディ教徒、クルド人武装勢力、クルド自治区政府軍は、抵抗の闘いを始めたが、そのなかに女性の戦闘員だけで構成された武装部隊もあった。
ISによる蛮行は繰り返すまでもないが、そこにあった性暴力、人身売買、拷問は目を覆いたくなるほどだ。子どもを戦闘員、自爆テロの実行者として育成し、人間性のかけらも感じられない。
そこで武装部隊を結成する虐げられた女たち。彼女たちは生命に執着する。生命を産むのも女なのだ。
「女性に殺されたら天国へ行けない」と信じるISの戦闘員は、彼女たちを恐れているという。「女は最後の銃弾」と自ら歌う理由だ。

ゴルシフテ・ファラハニは美しすぎる気もするが、筆舌に尽くしがたい経験をしたバハールを体当たりで熱演。
国際世論がいかにこの事態に冷ややかかも描かれる。確かに複雑な民族・宗教が入り乱れる中東の現状は簡単に理解できないが、しかし反人道的な所業を無視することは許されるのか。狂言回し役で女性ジャーナリストが登場するが、戦地で取材することをも非難するような低い民度の国では、他人事として放置できるのかもしれない。それでいいのか。いいわけがない。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールエヴァ・ユッソン 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】バハールの涙2019/06/05\3,980amazon.co.jpへ
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