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多十郎殉愛記(2019)

メディア映画
上映時間93分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映=よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
初公開年月2019/04/12
ジャンル時代劇
映倫G
“巨匠”中島貞夫監督
20年ぶりの最新作

59年の映画人生を次世代に受け継いだ、日本映画史に残る新しい「ちゃんばら映画」が誕生!!

多十郎殉愛記

(c)『多十郎殉愛記』製作委員会


 Photos

【クレジット】
監督:中島貞夫
脚本:中島貞夫
谷慶子
監督補:熊切和嘉
出演:高良健吾清川多十郎
多部未華子おとよ
木村了清川数馬
永瀬正敏
(特別出演)
寺島進溝口蔵人
【解説】
 「木枯し紋次郎」シリーズ、「極道の妻たち」シリーズなどの大ベテラン中島貞夫監督が、京都撮影所の伝統を次世代に伝えるべく20年ぶりに劇映画の監督を務め、自身初のちゃんばらに挑戦し撮り上げた時代劇。主演は「横道世之介」「悼む人」の高良健吾。共演に多部未華子、寺島進。時は幕末。かつては長州で名うての剣士だった清川多十郎。とある事情で脱藩した今は、京都の貧乏長屋で小料理屋女将のおとよに世話を焼かれながら無為な日々を送っていた。そんなある日、故郷から腹違いの弟・数馬がやって来る。一方、浪人の取り締まりを強化していた京都見廻組にその存在を嗅ぎつけられてしまう多十郎だったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2019-04-16 13:17:11
【ネタバレ注意】

京都の撮影所で培った時代劇、とりわけちゃんばらに対する偏愛が高じて、2015年に『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』というドキュメンタリー映画までものした1934年生まれの中島貞夫監督。20年ぶりにメガホンをとった本格時代劇は、静謐ななかにも美学を感じさせる作品に仕上がっていた。
物語はシンプル。幕末に長州藩を脱藩した剣の達人清川多十郎(高良健吾)が、仲間と袂を分かって絵師になろうと長屋でひっそり浪人暮らしをしているが、時代はそれを許さない。彼は用心棒をしている居酒屋のおとよ(多部未華子)に慕われているが、幕府側の抜刀組に襲われ、やむなく剣を抜く。目を失った弟をおとよに託して…。
多部未華子演じるおとよがなかなかいい。彼女は出戻りの役柄で、多十郎が「こんな男になぜ」と訊くと「こんな女だからよ」と応える健気な役。ちゃんばらシーンもふんだんに配置している(長い槍もあるのだから同時に数か所から突いたら簡単に突けそうだけど、それを言っちゃあおしまいか)。
高良健吾も巧演している。栗山和樹の音楽も画によく合っている。
「本来剣劇は命のやりとりを描くもの」という中島貞夫の言葉には含蓄がある。単純な斬った斬られたではない無様な斬り合いを、この映画ではちゃんと表現しているし、その前後の余白もちゃんと描かれている。
斬られ役で知られる75歳の福本清三も参戦。
三島ゆり子や栗塚旭も出演していて、時代劇ファンのみならず映画ファンにも楽しめる作品に仕上がっていると思う。

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