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コレット(2018)

COLETTE

メディア映画
上映時間111分
製作国イギリス/アメリカ
公開情報劇場公開(東北新社=STAR CHANNEL MOVIES)
初公開年月2019/05/17
ジャンルドラマ/伝記
映倫PG12
ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した、実在の小説家

2019年5月17日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

コレット

(c)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.


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コレットコレット

【解説】
 キーラ・ナイトレイが『シェリ』『ジジ』などで知られるフランスを代表する女性作家シドニー=ガブリエル・コレットを演じる伝記映画。片田舎で自由奔放に育った少女が、やがて14歳年上の男性と結婚し、華やかなパリの社交界にデビューする一方、女性差別が当たり前の時代と格闘し、いかにして押しも押されもせぬベストセラー作家へと至ったのか、その波瀾万丈の半生を描き出す。共演はドミニク・ウェスト、デニース・ゴフ、エレノア・トムリンソン、フィオナ・ショウ。監督は「アリスのままで」のウォッシュ・ウェストモアランド。
 フランスの田舎町で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと出会い、激しい恋に落ちる。やがて1893年、ウィリーと結婚したコレットは、“ベル・エポック”真っ只中のパリに移り住み、華やかな社交界で享楽的な世界に染まっていく一方、ウィリーの浪費癖が原因の借金問題に悩まされていく。そんな中、コレットの文才に目をつけたウィリーは、彼女に小説を書かせ、それを自分の名義で発表する。この『クロディーヌ』シリーズは一大ブームを巻き起こすが、ゴーストライターという立場のコレットは、自らの人生に疑問を抱き始める。そして男装の貴族“ミッシー”との出会いが、コレットの生き方を大きく変えていくのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2019-05-24 12:23:08
【ネタバレ注意】

シドニー=ガブリエル・コレット(1873〜1954)の作品は、実は殆ど読んでいなくて、思い返すと『牝猫』(1933)を大昔に読んだかなあ、くらい。クロディーヌものも日本ではよく知られる『青い麦』や『ジジ』も読んでいないので、彼女のフランスでの絶大な人気についてもよく知らない。そんなわけで、この映画を通じて初めて(笑)コレットという作家について勉強した次第。
フランスの女性作家は、ボーヴォワールを生んだ国だけあって先進的だなあと痛感。
単なる田舎娘だったコレット(キーラ・ナイトレイ)の内に秘められた才能を、夫ウィリー(ドミニク・ウェスト)は知っていたのかどうか。何はともあれ彼が彼女の才能を見出したのは間違いない。
性的に奔放だった二人のマッチングが幸いしたのかどうなのか。幸せな関係というには複雑だけど、満ち足りた生活の中から文学作品は生まれなかったかも知れないし。とはいえ名声を横取りしたウィリーはあかんわな。
キーラ・ナイトレイはすっかり大人の女優としての魅力を備え、風格さえ感じる。個人的には彼女と同性愛的な関係になるアメリカ人女性を演じたエレノア・トムリンソンの美貌に目を惹かれたけれど。
彼女がブロードウェーの『ジジ』舞台化にあたって、無名だったオードリー・ヘプバーンを抜擢したというのは有名な話だけれど、その話はこの作品では触れず(ウィリーとの結婚生活が終わる(1906年)までを描いているのだから当然)。
文章はフランス語で書き、会話はすべて英語という、毎度お馴染みのハリウッドの捻じれた作りで、個人的にはどうなんだか、だな。
コレット自身に対する関心がさほどないこともあって、ふーん、という印象に終わってしまった。
当時の男性の在り方に対して現代の目から批判するのは簡単だけど、そこばかりが強調された感もある。何だろ。何かが不足している気がするのは、彼女の奔放な半生に共感できないからだろうか。
「歴史を作るのはペンを握る者」とはウィリーがコレットに囁いた言葉。彼女自身がその言葉を返す場面もあり、彼女にとってその言葉は自らのレゾンデートルになっていく…。

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