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カイロの紫のバラ(1985)

THE PURPLE ROSE OF CAIRO

メディア映画
上映時間82分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(Ori=WB)
初公開年月1986/04/26
ジャンルドラマ/ロマンス/ファンタジー
カイロの紫のバラ <HDニューマスター・エディション> Blu-ray(特典なし)
参考価格:¥ 5,280
価格:¥ 3,956
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【解説】
 古き良き30年代、熱心に映画館に通いつめるウェイトレスに、ある日スクリーンの中から映画の主人公が語りかけてきた。銀幕を飛び出し、現実世界へ降り立ったその主人公は、ウェイトレスを連れて劇場を後にする。大慌ての興行者たちをよそに、2人の仲は進展していく。そして、主人公を演じた本物のスターが現れた事によって事態はますます混乱を極めていく……。W・アレンが出演なしに脚本・監督したファンタスティックなラブ・ロマンス。これが映画ファンの喜びそうな題材である事は判る。だが、そこを狙う手口があまりにも巧妙すぎる故、逆に、自分が映画ファンであることの衒いを再認識してしまう瞬間が生まれているのも確かだ。面映ゆい映画--それがこの作品を語る限界だ。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A勝手にしやがれ (1959)
[002]A或る夜の出来事 (1934)
[003]A誰も知らない (2004)
[004]Aボウリング・フォー・コロンバイン (2002)
[005]A過去のない男 (2002)
[006]Aトーク・トゥ・ハー (2002)
[007]Aグッバイ、レーニン! (2003)
[008]A (1954)
[009]Aスクール・オブ・ロック (2003)
[010]Aシンドラーのリスト (1993)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17145 8.53
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-06-15 17:13:17
スクリーンから登場人物が話し出すというのは、
誰もが思い浮かべるアイデアですが、
多くは単発のギャグや楽屋落ちがせいぜいで、
それを1本の作品にしてしまうアレンの
才能と自信を感じます。
スター俳優とファローの何気ない会話の
やりとりは悲しく映画への愛に満ちていて、
映画ファンの本質に迫るもので
思わず聞き入りホロッとしてしまいます。
投稿者:ASH投稿日:2014-02-15 22:35:35
【ネタバレ注意】

 確かに、ウッディ・アレンはシリアスな現実を見つめたような映画よりも、こういったファンタジーの方がとっつきやすくっていいかもしれんわな。映画の中のスターがスクリーンから抜け出すなんて絵空事の極みだが、束の間でも夢を見させてくれるだなんて、なんだか嬉しいじゃねぇか。それだけ、ビターな結末が待ってるってのはナンだけどよ。

投稿者:noir fleak投稿日:2013-09-22 19:20:38
ジェフダニエルが歌うAlabamy Bound(Rチャールスも歌った)他2曲を歌うシーン、これが10分くらいノーカットの撮影で素晴らしい。ダニエルはレコードも出した人だけに歌がうまい。
最後のファーローの顔演技も見事なものだ。泣けてくる。
ストーリーなどどうでもいい感じの映画。不況時代の1930年代に映画が庶民の生活にどんな意味を持っていたか、これをアレンは懐かしんでいる。Radio Days と対のような作品だ。

なお、神の観念を知らないトムにファーローが当然のように the reason for everything だと説明する場面が面白い。欧米人にはこれが当然なのだ。
投稿者:こじか投稿日:2011-02-12 21:21:50
久し振りにウディ・アレン作品を鑑賞。人気作だけど、アレンが主演じゃないってことで観ておりませんでした(笑)。恋も仕事も冴えない女性が唯一心許せるところ=映画世界に没頭していたら、なんと映画の中から…なんて一見して自主映画のようなプロット。なるほど、アレンの出る幕がない作品なわけですね。
正直、次元を超えた生活様式の違いなど根本の設定は曖昧なものが多く、ネタの為の設定が散見されるのですがアレン節で小気味よく魅せてくれます。劇中映画で繰り返されるシーンや娼婦の溜まり場でのやり取りなんて好きだなぁ、てかあの探検家の格好…(笑)。主人公含め明らかに奔放なキャラばかりなのに、どこか愛すべきキャラに仕立て上げるあたりはさすがですね。
個人的には「世界中が〜」や「誘惑の〜」とか熱烈に好きですし、ファンタジックな要素や寓話性ってウディ・アレン作品と相性良い気がします。と言いつつ、個人評価ではアレン作品中でそこそこだったかなぁ。ま、充分楽しめました。

結構キュンとくる好きな台詞があったのだけど、ド忘れてしまった…ぐぅ。
投稿者:TNO投稿日:2009-10-30 00:14:24
【ネタバレ注意】

30年代の映画全盛期のニュージャージーの田舎街を舞台にした、大人の御伽噺。主人公のセシリア(当時のウッディ・アレンの恋人ミア・ファーロー)は、ドジで仕事には気が入らず映画のことばかり考えていて夫(ダニー・アイエロ)が失業中でいつも暴力を振るわれる不幸な主婦。それでもけなげに夫を支える。しかし、映画の中から飛び出してきた探検家(ジェフ・ダニエルズ)と恋に落ちてしまう。映画は、この登場人物のサボタージュによって成り立たなくなり、その役を演じた俳優が、映画を飛び出してしまった分身を説得しにくる。セシリアは、二人(本人とその分身)から求愛され、結局は本人の方を選び、夫を捨ててカリフォルニアへ行く決意をするが、結局は約束は守られない。分身を映画に戻すダシに使われたのだ。この映画のミソは、映画の登場人物が映画の中から実社会に飛び出して自分の意思を持って行動しだしてしまうことだ。そのそも、その役を演じた役者の意思とも異なる。何故か、映画から実社会に"出て"ゆけるのは、この探検家だけだ。また、人間としては、セシリアだけが、映画の中にも入っていけて飯も食えるのだ。映画の登場人物が、駄弁り始めるが、延々フィルムが回っている”はず”。挙げればきりがないほどの、不合理はあるが、それを受け入れられるかられないかが、この映画の評価に最も影響する部分であろう。もっと思い切ってお伽噺的な作り方をしてくれれば、私の評価はもっと上がった。ほろ苦い結末については、好みだ。ファーローは、少し年齢的に塔が建ちはじめていて、好演はしたものの少しこの役は厳しかったのでは。また、個人的には、仕事と趣味を切り替えられない人物には嫌悪感を覚える質なので、仕事中におしゃべりをして客に迷惑をかける主人公への共感度は低い。アイエロは、イメージどおりの悪役だが、うまい。ファーローは、結局はこの男の元に帰ってゆくしかないのだ。ダニエルズは、演技が単調だ。娼婦エマ役のダイアン・ウィーストは出色の出来。何故かヴァン・ジョンソンが、映画の登場人物の一人として出演している。かなりの端役だ。

投稿者:Ikeda投稿日:2009-09-19 11:42:59
「探偵学入門」ではキートンの分身が映画の中に溶け込んでいき、色々な行動をする所に面白さがありますが、この映画では逆に登場人物が抜けだして現実の世界に入ってくるというアイディアが面白いです。そして映画の中の人物と観客との間で会話が交わされ、抜けだしたトムとそれを演じたギルが一人二役のジェフ・ダニエルスが対面するのも面白いと思いました。。
ただ、シシリア役ミア・ファローにまつわる話が、今ひとつすっきりしないので中盤がダレ気味に感じました。最初の「チーク・トゥ・チーク」は良いですが、最後に「トップ・ハット」でのアステア、ロジャースの踊りをもってくるのは、感心できませんでした。ウディ・アレンの趣味なのでしょうが、本題と関係ないミュージカルを持ってきて、ミアを映画以外に求めるものもなく、他に希望を持てない女性にしているのが淋し過ぎます。
投稿者:ロビーJ投稿日:2008-03-18 07:24:52
ずっと見たかった作品。何度もレンタル・ショップで借りよう借りようと何年も思っていたのに、今更やっとの鑑賞です。。いやぁ〜やっぱり素敵な映画ですね〜。まぁ映画ファンには堪らない夢のような作品ですよ。
絶対映画を見ていると出ているスターを好きになっちゃうことって多いですよね!お気に入りの映画なら何度も何度も繰り返し見てしまうし、好きなスターなら出てるシーンだけを何度も見ちゃったり、その人だけにくぎづけになったり・・・そんな映画ファンの姿をミア・ファローが自然に演じているのが嬉しいし、素晴らしいです。
ミアが憧れるスクリーン上の人物とその役を演じた俳優を演じるが大好きなジェフ・ダニエルズというのも嬉しかったです。しかもこの頃の彼は特に綺麗だったし超ハンサム!良いですねぇ〜。それにどちらのジェフもミアを好きになっちゃう設定も素敵でした。でもそんな夢物語をラストではちゃんと現実に戻らせてくれる所が本当に素晴らしいと思いました。やっぱウディ・アレンですね!
それにしても娼婦の役でダイアン・ウィーストとグレン・ヘドリーが出てきたのも面白かったし、何よりあのヴァン・ジョンソンがスクリーンの中の登場人物の一人として出演してくれたことが本当に嬉しかったです。何か彼の姿を見ただけで涙が出てきてしまいましたからね。後、最後にフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの『トップ・ハット』が出てきたのも見ていて幸せな気分になれました。まぁとにかく思っていた通りのとても素敵な物語だったし、映画ファンにはやっぱり堪らない作品です。なのでやっと鑑賞できて良かったし、また是非見たいですね。
投稿者:さち投稿日:2008-01-11 08:55:40
yokatta
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2007-11-10 15:10:25
ファンタジックなストーリーが好きだ、と言うとちょっと恥ずかしいが、
映画にするべく、映画らしい素敵なストーリーだと思います。
投稿者:海辺のカフカ投稿日:2005-05-29 00:49:48
誰もが夢見る俳優とのロマンス!!素晴しいにつきます。
はやくDVDだしてくれよ(泣)
投稿者:tamatama投稿日:2005-04-19 21:39:42
この映画を観て映画観が全て変わりました。
映画って色々で笑える、泣ける、感動する、興奮すると色々ありますが、この映画を観た時はやられました・・・映画ってこれか〜って!
あの頃、こんな映画に出会えたのはホントよかったです!
投稿者:taka99投稿日:2003-08-24 20:24:10
これ、好きな映画の1本に挙げる人が多くて、ずっと気にはなっていたけど、
ウディ・アレン作品はどうも性に合わないイメージがあって見てませんでした。
それでもやっと見たのですが・・・。

やっぱりダメでした。
ウディ・アレン作品の独り善がりなところは、
この映画でも例に漏れずって感じで。
僕はどうしても見ててイライラしちゃうんですが、
こういうの、好きな人は本当に好きなんですよねえ・・・。

ウディ・アレンは性に合わないってことと、
ジェフ・ダニエルズの顔の大きさを再認識しました。
投稿者:JJ投稿日:2003-04-15 11:06:17
こんなことが実際にあったら夢みたいだなーとワクワクさせる映画。
最後のオチも現実との対面といった感じで、夢から覚めたあとような余韻の残る後味で、とても好き。
レトロな雰囲気とテンポの良い展開と主演の女優さんの声の可愛らしさに引き込まれた。
投稿者:PEKO投稿日:2003-03-06 01:02:42
まったくストーリーを知らずに観たので、急なファンタジー展開に少々戸惑いながらもニヤリとしてしまいました。
ミア・ファローさんの演技が素晴らしくて、それだけでも大満足でした。
ハリウッド俳優は去ってしまいましたが、飛行機内での仕草を見る限りでは未練あり、って感じだと思います。でも彼女の元に帰ってくるかは不明っていう終わり方は好きです。
この映画みながら映写機はいったいどんな状態になっているのだろうか?とずっと気になって仕方なかった。2巻目の途中でずっとフィルムは止まった状態なんでしょうか?映写に携わる者として気になります・・・
2003.3.5観賞 8点
投稿者:映子投稿日:2003-01-29 23:31:18
映画にはいろんな見方があって、たまに作品の出来とかどうでもよくて、その登場人物(決して俳優ではなくあくまでその物語の人物)に一目惚れすることがあります。そういうときはわけもなく何度も同じシーンを見てしまいます。この映画はそんな映画ファンの心理をよく表現してるなあと思いました。
ただ、私自身はこの映画に関しては「そんなことあるわけないじゃん。」と冷えた目で見てしまっており、そんなにいい作品だな〜とは思えないんですが。
投稿者:トリガー投稿日:2003-01-28 23:54:50
ウディ・アレンが描くドタバタ喜劇。80分という短時間ながら十分に満足の出来る仕上がりであるのは、やはりその内容が”笑い”のためにあるものではなく、ロマンティックなところは、とことんロマンティックに。シリアスなところは、とことんシリアスに。といった完璧主義ならではの気合いの行き届いた、つまりは独特な監督の感性が輝いた、抜け目のない構成から来ているに違いない。”ちょっとだけ現実が変わってくれれば、何がどれだけ変わるだろう?”そんな思いをテーマに、スクリーンから映画のキャラクターがひょろりと抜け出す。現実逃避があまり行き過ぎることなく、ほどよくブレーキをかけているところがリアリティの欠如を防いでいる。その、ほんの一点だけ現実性を崩壊させ、その他を保持するという抑制の効いた構成がドラマとしてのプロットに多大に貢献しているのだ。なんだかとてもファンタジックな内容であるようにも思えるが、人間としての成長や非現実を通し現実性を考えるという普遍的なテーマを含んでいるのにも注目。それなのに全体の”喜劇”というルックスを崩さないのは、さすがウディ!職人魂が伺えますな。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-05-25 06:12:39
 ミア・ファーローの顔がいい。人が映画を観る時の顔は、こうでなくてはならない。この顔だけで、この映画は素晴らしいと思う。
 確かにウッディ・アレンの演出は大して巧くない。『キートンの探偵学入門』から剽窃(!)したアイデアなのにキートンと比べて数段落ちるのは事実だ。しかし、いいじゃないか。ウッディ・アレンはえんえんとこのような愛すべき小品を作れば良いと思う。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:プードル投稿日:2002-03-31 14:35:09
ウディ・アレンの作品は何本か拝見していますが、比較的見やすいお話でした。ミア・ファローの置かれた環境が、不景気&暴力夫で、最初は暗い話なのかしらと思いきや、途中からいきなりファンタジーな世界になったのにはびっくり。スクリーンから登場人物が飛び出してくるなんて、まさにわたしが夢見ていたことでしたが、そんな題材を結構真面目に取り扱っているのでほんとにヘンテコな話。物語のなかでは不景気真っ只中だし、確かに夢では食べていけないけど、現実を取ってしまった主人公には残酷な結果が待っていたので、とても切なくなってしまいました。それにしても後から登場の本物の人、ヒドい人だね。スクリーンの中の彼とうまくいっていたらどんな未来が待っていたのでしょうか?
投稿者:蔵丁稚投稿日:2001-09-02 21:39:20
 下のコメントに、同じウディ・アレンの映画では『ボギー!俺も男だ』も……と書きましたが、『ボギー!』の監督はハーバート・ロスでしたね。どうもすみません。「ウディ・アレン脚本・主演の映画では」と訂正させていただきます。
投稿者:蔵丁稚投稿日:2001-08-27 00:03:28
 ウディ・アレンの映画でいちばん好きな映画、かもしれません。
 日常生活ではさえない主婦が、映画館の暗闇のなかに逃避して、夢を見る――これって、まるでオレじゃん、と思います。映画を見ているあいだは、物語のなかに入りこんで(その意味ではこの作品と逆ですが)、泣いたり笑ったり興奮したりするけれど、映画館を出ると、やっぱり元の白っぽい現実に戻っていかなければならない。そういうのは、特に若いころは、しょっちゅうでありました。これは、恋人や友達と賑やかに映画を見るのでなく、ひとりでひっそりと夢に浸るようなひとのための映画ではないでしょうか。
 ウディ・アレンの映画では、「ボギー!俺も男だ」も、主人公のさえない男ウディが、映画館の闇のなかで「カサブランカ」のボギーに見惚れながら、うんうんと小さくうなずいているシーンから始まっていましたね。あれも我が姿を見ているようでした。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-08-18 13:00:04
何かつまらない。
私は結構ウッディーアレンの世界って苦手かも。
投稿者:キートン投稿日:2000-08-11 06:22:02
これは「キートンの探偵学入門」のアイデアをパクったものだそうだけど、困ったことにそのパクった部分が全体の中で群を抜いて面白い。
スクリーンの中から登場人物が抜け出し、困惑したほかのスクリーンの中の登場人物が発するギャグは笑える。
最後に不幸な主人公が「現実は辛いけど、わたしたちは現実の中で生きるしかない。」と言う台詞は印象深い。
また、すべてに裏切られた主人公が映画「トップハット」にのめりこんでいく様は、映画が夢であるということを我々に教えてくれる。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞ウディ・アレン 
■ FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞ウディ・アレン 
■ 脚本賞ウディ・アレン 
□ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 □ 男優賞(コメディ/ミュージカル)ジェフ・ダニエルズ 
 □ 女優賞(コメディ/ミュージカル)ミア・ファロー 
 ■ 脚本賞ウディ・アレン 
■ 作品賞 
 □ 主演女優賞ミア・ファロー 
 ■ オリジナル脚本賞ウディ・アレン 
■ 外国映画賞ウディ・アレン 
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