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カサノバ(1976)

IL CASANOVA DI FEDERICO FELLINI
FELLINI'S CASANOVA[米]

メディア映画
上映時間154分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1980/12/13
ジャンルドラマ
カサノバ <HDニューマスター版> [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,354
USED価格:¥ 3,350
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【解説】
 好色男の代名詞、カサノバの一代記をフェリーニが装飾性ふんだんに製作したエロティシズムの叙事詩。自らが原案を練った壮大なセットから、微妙な細工の小道具まで徹底した美意識で貫いている。その人工性の中でともかく女と寝る事を、生きる糧=至高の目的としたカサノバの、崇高でかつ猥小な一生を際立たせた演出は、まさにフェリーニならでは。にしても、相手が老婆であれ人形であれ、“穴があれば誰とでも”の姿勢を生涯崩さない本物の色事師ぶりには、サザーランドの熱演もあって、思わず涙を誘われる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2017-05-17 10:25:46
  オープニング・クレジットに流れる、耳慣れた音階ではない無調のようなこれがニーノ・ロータ作曲?と疑問符が浮かぶサウンドに躓いて、以降も、視覚的には面白いが雑然として騒るさい感じだなって乗り気になれずにいたのが、今さら何をって笑われそうだけどフェリーニって映像主体だったんだと音を聴こえないほどに小さくして観賞したら結構楽しいものになったのでした。 いけない観賞の仕方だったんだろうか?・・・。   

  ずっと以前に観たものなのに、今でも『ライアンの娘』などその作品のワンシーンを想い浮かべるだけで豁然と脳裏によみがえり身震いしそうになるほどに大自然を雄大に美しく撮影するデヴィッド・リーンだけど、フェリーニはそれとは対極にある良い意味で作られた映像美を追求する監督とでも言ったらいいのでしょうか、奇妙なオブジェと奇矯な人間たちを使って好きな映像を創り上げるためにカサノバ物語を利用したってことのようで、たびたびあるセックスシーンも歌舞伎の立ち回りみたいに様式的で、そういう人はいないだろうけどもしエロスを期待して観たとしたらガッカリします。    ことを終えたからくり人形の広げた股間の丸い穴、これに哲学的な深い意味を受けとれる人もいそうだけど私しゃ喜劇にしか見えなかったです。     星の数は6個以上7個未満です。
投稿者:bond投稿日:2013-04-04 08:36:55
エロお伽噺。なんでドナルドサザーランドなのか?まあ、そこそこ面白いが、悪趣味っぽい。あの鳥の模型は何?
投稿者:sachi823投稿日:2013-03-09 11:52:28
原作のカサノバは、繊細で思慮深く、自信家で、
あらゆる学問に通じていると称し、性豪にして錬金術師。
あるいはペテン師。
フェリーニ式カサノバは、私の美的感覚では到底相容れない風貌と、
悪趣味で、若い頃はセックスマシーン、さらに年をとると醜悪さは
極限に達する。フェリーニらしい豪華絢爛たるセットで、見応えのある
場面も数多く用意していますが、見ている方は、虚しさばかりが
印象として残ります。決して人に対しては心を開かなかったこの人物が、
人形に対して安堵の表情を見せる場面が、一層その思いをつよくします。
こういう役を最後まで演じ通したサザーランドに敬意を払います。
投稿者:カール犬投稿日:2012-03-18 05:05:04
フェリーニからオファーを受けた主演のドナルド・サザーランドは、
カサノヴァの文献を読みあさり、
自分なりの役柄のイメージをもって撮影にのぞんだと語っていたけれど、
現場に到着したらあっという間にデコの半分を剃られ白塗りにされたという。

そういうフェリーニ流カサノヴァ奇譚。

根無し草のように退廃した各地の社交界を渡り歩き、
自分を売り込みながら、どんな女性にも技巧を尽くした奉仕をする。

自分の性技が耳目を集めるのならパフォーマンスとして披露するだけなのだ。
なのでその姿には一切の喜びがなく、
彼が真面目であればあるほど哀れであり滑稽な印象が残る。

セットや美術は細部に至るまで美しく、
何度見ても飽きないのだけれど、そこには強烈な毒も含まれていて
すべてが猥雑でもあり、登場人物たちもすべて狂言めいている。

彼が心のひかれたり、安らぎを得るのは、
見世物小屋の大女と、美しきカラクリ人形という
カサノヴァの属する世界の対岸にいる幻のようなものたちなのである。

映画全体が、最後に醜悪に老いたカサノヴァが見ている若き夢のように儚く、
そうしてやはりもの哀しい虚しさが心に残る作品だった。
投稿者:Ikeda投稿日:2012-01-27 11:05:36
カサノバと言えば、18世紀の作家で、真偽は別として自伝で1000人の女性とベッドを共にしたと書いている人ですから、映画化は意外に難しいのではないかと思います。この映画では最初にベネチアのカーニバルの様子を華々しく描き、ドナルド・サザーランドがグロテスクとも思えるメイキャップで登場する当たりも工夫が凝らされています。
その後もヨーロッパ各国の宮廷や貴族社会の華やかな背景の中でカサノバの性交シーンが多く描かれていますが、彼自身の愛情が、どのような物なのかははっきりしていないのは仕方ないと思います。監督フェリーニも、最初はむしろカサノバを悪の象徴のように考えていたようですが、尼僧が出てくるあたりからカサノバに同情するようになり、それが最後の人形との接触になったようです。
いずれにしても、この映画は好きな人と嫌いな人に、はっきり分かれるのではないかと思います。
投稿者:クロード投稿日:2003-12-20 06:41:42
 フェリーニの作品はいろいろ見ていますが、「女の都」だったですか眠ってしまった作品もあります。その中でこれが一番です。
 謎の女ティナー・オーモンをカサノバが物陰から見て、「あの女は何者なのだ」と泣く。ラストの人形とのダンスもそうですが、後期のフェリーニ作品の中では珍しくせつない作品ではないでしょうか。
 同じ頃、キューブリックの「バリーリンドン」を面白く見ましたが、ヨーロッパ芸術の重さはやはり本家のこっちにかなわないと思ったものです。
投稿者:トリガー投稿日:2003-02-03 10:12:58
サザーランドだったの!あんまりにも若いんで全然気づかなかった。
まるで人生を壁画に描いたような映画って表現は
とても当てはまってますね。同意です。
エロはエロでも無垢で全く卑しくなく、むしろ美しくも思える。
ヴェネツィアへのノスタルジアも泣かせる。
投稿者:katsu投稿日:2001-11-19 03:56:47
ごめんなさい。俺には苦痛以外の何者でもありませんでした…
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚色賞フェデリコ・フェリーニ 
  ベルナルディーノ・ザッポーニ 
 ■ 衣装デザイン賞Danilo Donati 
□ 撮影賞ジュゼッペ・ロトゥンノ 
 ■ プロダクションデザイン賞 
 ■ 衣装デザイン賞 
【ソフト】
【レンタル】
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