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片目のジャック(1960)

ONE-EYED JACKS

メディア映画
上映時間141分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(PAR)
初公開年月1961/07/08
ジャンル西部劇
USED価格:¥ 745
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【解説】
 銀行襲撃に失敗して捕らえられていたリオが出所した。彼は同房の仲間と共に、かつての相棒ダッドの元を訪ねる。リオは、ダッドの娘ルイザと恋仲になったが、それはダッドとの決裂を引き起こした……。M・ブランドが監督・主演した異色のウェスタン。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
328 9.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2016-11-19 22:28:39
作りたかったのだろう。見事な風景描写(海は本当にモンタレー?!)などにそれがありありと感じられる。そして結果としては、フォードを超えたとはいえないまでも、上出来のウェスタンになった。
最後の決闘場面も、現代の映画のような、あるいはマカロニウェスタンのような、どぎつさがな抑えが効いている。ブランド以下カールマルデン、ベンジョンソンがさすがだ。
ルイーザを演じた可愛いメキシコ人女優は、この映画の4年後自殺したのが悲しい。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-06-10 18:07:30
“従来の西部劇とは一線を画し”とDVDの解説にあるように、海の景色が度々挿入されるのが面白い。物語も単なる復讐譚ではなく、復讐する相手の義理の娘に当人のリオが恋をしてしまうという設定も面白い。その娘ルイザを演ずるピナ・ペリサ−が何処か我が「いしだあゆみ」に似た雰囲気を漂わせていて、内気で控えめでいながら裡に激しさと果断さを秘めているキャラクタ−を見事に造形している。彼女の存在ゆえに、演出のブランドはこの映画を“従来の西部劇とは一線を画し”たロマンスにせざるを得なかったのではなかったか。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:ameniutaeba投稿日:2014-05-25 19:18:03
カリフォルニアの海、アジア人の小屋、母親の気遣いなど西部劇らしからぬ要素に強い印象を感じる。階上の牢屋というのも独創的。マゾヒズム漂うマーロン・ブランドと撮影のよさで最後まで見せるが、誰も寄せ付けないだろう映画。
投稿者:gapper投稿日:2010-09-19 22:53:23
 マーロン・ブランド主演の西部劇。

 ブランドの西部劇は、この作品と「シェラマドレの決闘 (1966)」だけだがいずれもメキシコが絡む。
 西部劇としてかなり異色でアメリカを離れメキシコから始まりアメリカの西の果てカルフォルニアのモントレーにまで及ぶ。
 映像的にも渋めでは在るが西部劇的ではない。

 裏切り、憎しみ、復讐、報復、大怪我からの復活とマカロニウエスタンを思わせる題材が豊富で年代からして参考にされたのではないかと推測する。
 ブランドの憎しみ一点からルイザ(ピナ・ペリサー)と関わり合う内、心境の複雑な変化は見所。

 カール・マルデンは、なかなかの役者で主役ではないものの準主役で数多くの良い作品に出ている。
 「欲望という名の電車(1951)」、「私は告白する(1953)」、「波止場(1954)」、「縛り首の木(1959)」、「終身犯(1961)」などなど。
 これは、彼の個性だけでなく良い作品へ鼻が利いたのではないかと思う。
 作品選びでは、失敗する俳優は多い。

 荒くれ者の西部劇だが、また甘いロマンスでもある。
 結構複雑な作品だ。

【ネタバレ原題の考察】
 この作品の原題は"ONE-EYED JACKS"複数形だ。
 トランプの”片目のジャック”は、ハートとスペードの2つ。
 リオ(マーロン・ブランド)の台詞からするとダッド・ロングワース(カール・マルデン)も片目のジャックだ。
 内容からすると親友と裏切り者、あるいはならず者と保安官の2重性でスペードのジャックだろう。
 では、ハートのジャックはというとリオだろう。
 嘘の恋を語るリオとルイザを本当に愛するリオ。
 ラストを見るとそう思える。
投稿者:こじか投稿日:2010-08-18 03:15:32
当初、"神"キューブリックが企画に参加し、(撮影も数日したらしいが)製作序盤に監督降板した作品。本編冒頭では、ブランドのアップショットからドリーアウトしての(意表を付く)状況描写など、キューブリックファンには早速の嬉しいスタートに歓喜できます。
ただわたしの場合、スピルバーグのAIよろしくどうしても"キューブリックなら"が付きまとってしまった。キューブリックの未開拓ジャンル、西部劇。しかも、ブランド主演。まさに伝説の西部劇映画が誕生するはずだったのに…。AIも観たいがこれも観たい(泣)キューブリックファンの戯言になりましたが、これを想像するだけで、なぜかまた幸せに浸れます。

脱線してますが、当作品も一癖ありの西部劇で充分観る価値ありですね。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-08-10 11:38:50
【ネタバレ注意】

テーマがはっきりと見えないしテンポも悪いので観てて疲れる。構成のしっかりした脚本と監督ブランドに明確なビジョンがあれば(カザンの影響大?)、映画ファンに後々まで語り継がれる名作になっていたと思う。カール・マルデンの悪役が強く印象に残った。

投稿者:Ikeda投稿日:2005-07-20 11:51:42
マーロン・ブランドが演出したという珍しい映画で意気込みは解りますが、あまり良いとは思えませんでした。西部劇と言っても、カリフォルニアの南の方の話らしく、双葉十三郎が「海が出てくる西部劇」と言ったそうですが、その感じが良く解ります。
これまでの西部劇らしさがある一方、ロマンス的傾向が強く、ピントが定まっていません。そもそも、ダディとキッドと言い合うほどの仲間ブランドとカール・マルデンの二人の間の描写が如何にも不自然です。
マルデンの奥さん役ナッティ・マクドナルドは好演ですが、その娘ピナ・ペリサーを媒体にしてロマンスを作り、最後はそれも関係ないというストーリーは「つぎはぎ」としか思えません。なお、トランプのハートとスペードのジャックは横向きなので「片目のジャック」と言いますが、この映画の題名として適切な感じもしません。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-03-18 20:49:39
 ペキンパーとキューブリックが企画段階で参加している西部劇で、ちょっと普通の西部劇にない倒錯した奇異な趣が楽しめる。また中盤までのブランドとカール・マルデンの虚々実々のやりとり、嘘のつき合いは、確かにタランティーノを熱狂させるだけのことはある面白さ。
 しかし、ブランドがこの一作しか監督作を残していない、というのは勿体ない。会話シーンのカットバック(リバースショット)なんかは幼さを感じるが、ファーストカット、ブランド登場シーンの後退移動や前半の岩山の俯瞰シーンの砂塵の使い方、後半の海岸や浜辺の風景、或いは、保安官事務所の2階にある監獄とその階段の装置としての見せ方だとか、実に作家性を感じさせる演出だ。ブランドは監督としても大成したであろう才能を見せつけられる。

#冒頭の銀行強盗シーンでの仲間の一人はハンク・ウォーデンだ。また、モンタレーの銀行強盗シーンではエリシャ・クック・Jrが顔を見せる。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 撮影賞(カラー)チャールズ・ラング・Jr 
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