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KAFKA/迷宮の悪夢(1991)

KAFKA

メディア映画
上映時間99分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ヘラルド)
初公開年月1992/06/13
ジャンルサスペンス
プラハ、午前0時2分前。 暗闇を影が走る……
KAFKA 迷宮の悪夢 [DVD]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 6,120
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【解説】
 実在の作家フランツ・カフカが、悪夢的な恐怖の迷宮に巻き込まれてゆくという独創的なフィクション。第1次世界大戦後、1919年の混沌とした暗黒のプラハ。新進気鋭であるが偏執症に悩まされている作家のカフカは、友人の溺死の調査中、官僚社会の破壊を目的とするアナーキスト達に巻き込まれる。全ての謎を解く鍵がある丘の上の“謎の城”へと向かうが、そこには人間の存在を全く無意味にする官僚社会のマッド・サイエンティスト、ムルナウ博士による恐怖の実験室があった……。本作はカフカの実際の人生とは関連なくカフカが小説の中で探究したテーマ--『変身』『審判』『城』『アメリカ』など彼の小説の特徴である、内容が全く夢の様な虚構の世界でありながら恐ろしい程のリアルな描写、不安、罪の意識、孤独な魂の姿などを描いており、彼の文学的知識がなくても楽しめる作品に仕上がっている。またそれらの世界の表現手段として、迷路の様に細く曲がりくねった石畳の道と動く者の影を効果的に利用したり、さらに映像をモノクロで撮影した街の部分と“謎の城”の中で突然カラー撮影へと変わる部分の二つのパートに分け、フランツ・カフカが持つ現代に通じる終末感溢れる世界とブラックな心理描写を新しい感覚で描いている。監督は「セックスと嘘とビデオテープ」でその才能を世に知らしめたS・ソダーバーグ。また主演のJ・アイアンズの繊細な演技力も見物。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
631 5.17
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2008-12-26 07:55:05
【ネタバレ注意】

90分の映画で、これだけ退屈させるとはスゴイ。
この作品がどれほど退屈か、はっきりさせるレビューが、ネット上に1件くらい存在しても良かろう。
まず、ホラー映画風の冴えない導入部は、「…という映画を人々が観ていた」という構成にして、映像的に弁解するのか、と予想したが、何事もなかったかのように(残念…)、役所で働く主人公カフカへ飛ぶ。ここでも管理下でのオフィス・ワークを、胸に響かない演出で描き、「もっと撮り方があるだろう?」と思わせる。ぬるい!
10分足らずで、「ぬるい映画」だと断定。
あとはダラダラ、判定を覆すだけの良いシーンを待って過ごす(こういう観方をさせること自体がダメだな)。
20分までに、冒頭の被害者がカフカの友人・同僚だと分かる唐突さ。やり方が説明的すぎて、サスペンスも何も生まれず、これでは10分ごとに休憩が要る。
30分までに、亡き同僚エドワードが警察に殺されたらしいという推測を聞かされるカフカ。このあたりで、話が見えてくる(が、全然、面白くなって来ないのだ)。
そして、開始30分、レストランで爆弾テロ。ご都合主義?たまたま近くにいたカフカが、犯人らしき男を追って、テロ組織のアジトに足を踏み入れる。そこで知人と遭遇し、勧誘され、議論の応酬に。まあ、退屈なストーリーである。
ちゃぷりん氏が「45分でリタイア」とレビューしたが、35分でリタイアする手もあるね。
このあと相当な苦痛に耐えていると、55分ごろ、カフカが狂人に襲われるシーンで強引にスリルを醸し、60分ごろ、テロ組織壊滅を知る。カフカは、一味だとみなされたらしく、命を狙われ、一種の鬼ごっこ。つまらん。
65分、「城」へ潜入を試みるカフカ。急に話変わってるじゃん!
墓地と城内の戸棚がつながっているという、御都合主義(しかも、帰りはどうやって重い墓石をのけたのか?)。
まあ、そこらへんは良いとしても(ホントは良くない)、潜入の動機がわからない(支離滅裂なストーリーに気力喪失ぎみ)。
もし、警察=「城」だとしても、テロ活動とは無縁の主人公カフカが、なぜ行く必要がある?また何を探る?「城に何かがある」という伏線が十分張られていない上、カフカが目的を持った人間として描かれていないので、心情的に理解できない(テロ組織のシンパだったとか、野心的なジャーナリストだったとかいう設定なら分かるが、カフカが地味な役人という位置付けなので、不可解)。だから、カフカが何をしても、つまんないし、裏付けがないから、ナンセンスどまり。
城の内部が、人体実験施設だというオチも陳腐。たしかに、大掛かりな装置を生かしたシーンは撮れたが…
平均点は無理だな。カフカのネームヴァリューで1点、スタイリッシュな映像で2点、計3点程度。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-02-07 21:38:03
45分でリタイア。カフカが書いた小説のキャラクターや舞台にモデルが居たみたいな描き方は(「城」の双子)新鮮味ゼロ。ソダーバーグも「セックスと嘘」の時のような個性を出しておらず、多分雇われ仕事だったのだろう。アイアンズはこういう作品なら脇が合っている俳優で、なぜカフカ役には本物に良く似た若い奴を使わなかったのだろう。
投稿者:フェニックス投稿日:2006-08-05 07:36:25
どこの国のどの時代かわからない無国籍さ(一応国と時代の設定はあるらしいが)がいい。
ラストぎりぎりまでモノクロで、城の秘密に迫る部屋に入った途端にカラーになるという設定は、虚像の世界と実在の世界の違いという意味だろうか?
加えてジェミリー・アイアンズの無表情が無機質さに拍車をかけてます。
カフカのやってる仕事も組織もよくわからないという点で抽象的でもある。
投稿者:tomovsky投稿日:2006-07-13 23:23:56
俺には、この映画の世界観が全く理解出来なかった。カフカの作品を、読めば解るのかもしれないが、これだけ難しい表現だと、原作を読む気持ちも起こらないな。「未来世紀ブラジル」や「1984」の方が、まだ内容が理解出来た。何度か見直せば、少しは解るようになるのかな? とりあえず、今はチンプンカンプンの状態で、見直す気力もない。モノクロ→カラー→モノクロってのも、自分としては、好ましくないと思った。モノクロ時、わからない部分が多すぎた。 やっぱり、全体をカラーで見たいな。DVD版で、全編カラー表現って、特典ないんだろうな・・・。
投稿者:Ohna投稿日:2002-08-09 18:16:53
確かに邦題の「迷宮の悪夢」は要らないと思う。
この副題のせいで誤った期待する人いそー。

モノクロ。らしすぎる音楽。ジェレミー・アイアンズ。プラハ。
贅沢っすね。
物語は全くのフィクションなわけですが(当然)、実在の人物を題材としているだけあり、カフカの性格や作品主題をキッチリ盛り込んで、カフカ読者は「おっ」と思うはず。
カフカが城に乗り込む際、「帰ってこなかったら原稿を処分してくれ」と言うが、これは現にカフカが死ぬ前に病床で言った言葉。

管理社会、城の内部のセット、そしてイアン・ホルムまで出てくると嫌でも「未来世紀ブラジル」を思い出しますが、管理組織はこっちの方が数段ヘナチョコです(笑)。

こういった事を考えなくても、フツーに楽しめる映画だと思います。
最後に、しっかりカフカが発病してくれてるのでハッピーエンドとは言えないけどね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞レム・ドブス 
 ■ 撮影賞ウォルト・ロイド 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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