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デッドマン・ウォーキング(1995)

DEAD MAN WALKING

メディア映画
上映時間123分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ヘラルド)
初公開年月1996/08/03
ジャンルドラマ
デッドマン・ウォーキング [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 910
USED価格:¥ 2,000
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【解説】
 実際に死刑囚の精神アドヴァイザーを務めた修道女ヘレン・プレジャンの本に感銘を受け映画化を熱望したS・サランドンがヘレン本人に扮した人間ドラマ。監督・脚本はサランドンの夫でもあるティム・ロビンスが、監督デビュー作「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」に次いで手がけた。
 ルイジアナ州ニュー・オリンズ。“希望の家”で働くシスター・ヘレンは死刑囚マシューからの手紙を受け取り、彼と接見する事になった。マシューは相棒と共に若いカップルを殺した罪で州立刑務所に入れられているのだが、相棒が無期懲役なのに自分が死刑になる事に憤りを感じている。ヘレンは特赦を得ようと弁護士の協力を仰ぐが嘆願は却下され、残るは州知事への直訴だけとなった。犯罪者ではあるが、マシューの事を一人の人間として見ようとするために、被害者の両親たちからは敵と見なされ非難を浴びるヘレン。しかし毎日、アドヴァイザーとしてマシューと会い話をしていく内に二人の心は繋がっていく。やがて処刑の日が訪れた。結局、上訴審も受け入れられず、マシューは死にゆく運命にあった……。
 淡々とした語り口の中にも、死刑制度の是非を辛辣に問いかける力作。賛成か反対かの二者択一しかないイデオロギーの相克には、居心地の悪さを感じないではいられないが、その事実を突きつけるだけでもこの作品の存在理由はある。感情を抑えたサランドンの演技は圧倒的で、これで念願のオスカーを獲得。対するS・ペンも静謐な芝居でこれをうまく受けている。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18127 7.06
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2014-07-23 22:45:13
死刑必要派なので、シスターと死刑囚にはまったく感情移入できない。
制度の是非を問う題材としては、罪人側に寄り過ぎてる。
投稿者:sachi823投稿日:2013-12-01 10:42:40
アメリカの死刑執行の場面が
忠実に再現されていることに驚きました。
主演2人の演技が見事です。
物語の終盤で事実が明らかになる構成が
素晴らしいです。
投稿者:UFO投稿日:2013-10-29 19:17:07
割と好きな作品。
投稿者:jb投稿日:2012-08-03 06:50:41
両者ともキレてた。
投稿者:ニモ投稿日:2012-06-04 00:51:31
【ネタバレ注意】

映画として丁寧に作られているのはそのとおりですが、
語られている主張は、ありきたりのもので、今さらこれを機会に考えさせられるようなものではありません。
結局、ヘレンは、宗教という、社会とは(一定程度)隔絶され、自ら築いた家族というものを知らない社会で、教義を後生大事に生きている人だということ。
その人がたまたま社会との接点をもち、喜び勇んで、悲劇のヒロインを演じた。
と、私からは見えます。
一方、アメリカのようにキリスト教礼賛の国では、ヘレンの行動は、直接の当事者からは別として、受け入れられるものなのでしょう。
宗教的独善とみるか、無償の善行とみるか、その人の主義主張次第ということでしょうか。

また、宗教的側面を置いておいたとしても、死刑制度の是非について正面から論じているものとはいえませんね。
なぜなら、死刑囚は自分は(殺害については)無実だと主張していて、ヘレンも半分それを信じているから。
無実の者を死刑にしてはならない。
こんなことは、死刑制度に賛成しようが反対しようが、当たり前のこと。
常に冤罪の可能性はあるから死刑制度に反対だという立場は十分成り立ち得ると思いますが、
より根源的な問題は、どのような犯罪を犯した者であっても、どんな悪人であっても、国家や州がその命を奪うことは許されないのではないかということ。
本作は、実は無実なんだという主張を延々と引っ張ることで、この難しい問題に立ち向かうことからずっと逃げている。
そして、最後の最後になって事実が明らかになったとき、そして、死刑囚が刑場からその問題をストレートに提示したときに、ヘレンはどういう立場を取るか。
たとえ本当の極悪犯罪者であっても、死刑は許されないのか。
ヘレンは、執行までもう時間がないということに甘えて、泣き叫ぶだけ、神に祈るだけで、この問いに答えることを放棄している。
自ら痛み(被害者や被害者遺族のことを含む)を伴って考え抜いて答えを出すことを放棄して、神なる便利なものに責任を転嫁している。
しかも、死刑囚はこの問いを投げかけるときにはり付け状態だった、つまり、キリストをメタフォーして、彼女の信ずる神からの問いかけであったはずなのに、ヘレンは、投げられたボールをはじいて神にはね返すだけで、答えを放棄した。

死刑執行を待つ間に関係者がサンドウィッチをつまみ、談笑しているところは、人の死と、何だかんだ言ってもそれは結局は他人事だとして、いつもどおりに進んでいく他の人の日常生活との乖離、落差を表す本作の白眉のシーンだと思いますが、先の問いへの答えを放棄して教会に帰ったヘレンはどうするのか。
今回のエピソードなど忘れて、犯罪などとは無縁に自分の身近な人と愛し愛される、教会での平穏な日常生活に戻って行くのか。
もし監督がそこまで意図してヒロイニズムの浅薄さを訴えようとしているのなら、本作はすごいと思いますが、そんなことはないでしょうね。

投稿者:こじか投稿日:2010-10-16 18:39:11
ちょうどアルトマンの「プレイヤー」直後に観たので
ティム・ロビンスに感心しました。
撮影や作品構成(脚本)などうまい。
回想も何を主体に置くかで、それぞれの解釈が変わるでしょうね。
人間の生死について、誰しも頭の中をかき乱されるはずの良作だと思います。
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-29 09:43:55
死刑制度をニュートラルに捉えようと努力した画期的作品。役者としては“ボンクラ”な役が多いティム・ロビンスですけれど、監督業では恐ろしくシリアスですねhttp://mototencho.web.fc2.com/2006/caporty.html#deadmanswalking
投稿者:ジーナ投稿日:2010-03-05 03:30:05
シスターと死刑を待つ囚人が『その日』まで心を通わせ合っていく過程を丁寧に描いた作品です。

この作品の見事な点は、死刑囚を死刑から救うのではなく、、いかに罪を認めさせて死に向かわせるかをテーマにしている点です。
そのせいで魂の救済やら聖書の言葉を頻繁にもちだすなど宗教臭くなっているのですが、気高く侵しがたい人間の命に重点を置いて最後まで観る事が出来たのは冤罪云々のストーリーでは無かったからでしょう。
「罪の告白=神の赦し」の世界で生きていない私には共感できる内容では無かったですが、死刑囚のそばにいるシスターの苦悩と葛藤はよく伝わってきました。

目につく動きはなくゆったりと展開するのにも関わらず飽きずに鑑賞できたのは、メインの二人だけではなく、、被害者・加害者の家族の苦しみまで描いているからでしょうね。
様々な人の想いを交錯させながら、ブレずに描ききったティム・ロビンスの監督力と脚本力は相当高いです。
他にも心に強く深く刻まれる音楽とセリフの数々、演出と構成なども良かったです。

役に対する意気込みがヒシヒシと伝わってくるスーザン・サランドンの演技は現実味を帯びていますし、恐怖が外に表れそうなのを堪えるショーン・ペンの演技も素晴らしく役柄に奥深さを与えていたと思います。
他の役者さん全員の距離感も絶妙でした。
一つの事件と言う共通点はあっても所詮他人同士な訳で、近からず遠からずの微妙な距離を保って繊細に演技していたと思います。

感情移入できるようなドラマではありませんが、重厚で厳粛なヒューマンドラマに仕上がっていますので観て損する事はないでしょう。
死刑制度に賛成でも反対でも鑑賞できる作品なので、宗教クサさが許容範囲内なら是非チェックしてみて下さい。
投稿者:TNO投稿日:2009-12-19 22:18:26
極めて現実感のある映画。シスター・ヘレン(スーザン・サランドン)とマシュー(ショーン・ペン)の主役2人が、演技を媒介として真剣勝負に挑んでいるように思えた。二人の相乗効果で、この映画の質を高めている。二人とも、真摯な姿勢で、もの凄い役作りをしている。この映画の主題は、死刑囚は神に救われるのかという宗教的命題であろう。その過程で、死刑囚と事件の被害者家族の感情は、決してかみ合わない現実を描き、死刑そのものの是非にも、波及させている。死刑囚側の描写に重きを置きつつも、対立する両者の一方に偏ることなく双方の登場人物の心情に共感できるように作られていると思う。後半は、特に宗教的になっていて、マシューが罪を認めて神の救いが得られるのかどうかに焦点が定まってくる。欠点を敢えて言えば、殺害された娘の両親の意固地さが多少不自然に感じられることぐらいだった。サランドンは、アカデミー賞主演女優賞、ペンは、ベルリン映画祭主演男優賞を、それぞれ受賞しているのは立派。マシューの弟役に若きジャック・ブラックが、ヘレンの母親役に貫禄漂うロイス・スミスが顔を見せる。ファーレイ牧師を演ずるスコット・ウィルソンは、かつて"冷血"に出演して、死刑囚として絞首刑の場面までリアルに演じた経験のある役者である。その経験から、白羽の矢が立ったのでは。ティム・ロビンスは、役者としてだけでなく、監督としても一流であることを証明したと思う。
投稿者:uptail投稿日:2009-09-23 13:33:49
ショーン・ペン
投稿者:Kircheis投稿日:2009-06-01 10:10:01
死刑制度の是非を問う意義ある映画だと思うが、個人的には罪の無い人間を殺した人間には死刑こそがふさわしいと思っているので感情移入は出来ず。
投稿者:kath投稿日:2008-04-20 02:55:41
スーザンサランドンは本当にすごい!鉄格子を顔の両脇にして、そのままでは苦心の演技!哲学的であり、宗教的な。
投稿者:VoodooChild投稿日:2008-04-14 21:12:36
ヒトの生死ということを、とことん考えさせれられる作品。スーザン・サランドンとショーン・ペンの駆け引きが凄まじいです。

あの国の外交政策には共感しがたいけれど、こういう映画が創れる環境があるということは心に銘記しておいて良いと思います。

失言しまくり大臣の揚げ足取りなんぞどーでもいいから、この作品に匹敵するようなドラマを撮って下さいな。
投稿者:nagaoka投稿日:2007-11-03 17:17:13
死刑制度の是非を問う作品であると同時に「無償の愛」「社会の闇」を問いかけてくる。
生まれて育った環境が、人間形成にいかに影響するのか考えさせらせる。
日本の陪審員制度が始まる前に見ておいてもらいたい作品の一つだ。
おススメの類似作品は「冷血」「カポーティ」。
投稿者:きも投稿日:2007-03-31 00:15:24
興味深い映画でした。
自分の死を目前にするまで冤罪を嘯く狡猾な死刑囚と、どこか他人事のようで
偽善的にすら見えたシスターが、それぞれの現実に直面していく流れが
自然で素晴らしかったと思います。
自慢の娘や息子を殺された遺族の哀しみと、出来損ないの息子を持った母親の悲哀に
直接触れた事がシスターを人として変えたように思えました。
貧しい地区の子供達の救済に戻るシスターですが、ラストに哀しみと憎しみに
取り付かれてしまった気の毒な遺族と教会で祈りを捧げているところで
思わず泣けてしまいました。
刑務所の教誨師が「死刑制度の是非を問うてる場合じゃない、如何に魂を救うかだ」
というような事を言い放つシーンが印象的。




















































































































投稿者:J.J.投稿日:2006-10-31 18:08:57
全体的にはものすごく重苦しくて悲しい話なんだけど、とにかくスーザン・サランドンとショーン・ペンが良すぎ。特にショーン・ペンは最高ですね。個人的には、今までの彼の演じた役の中で一番のはまり役だと思う。最後の最後に見せる彼の涙にはいろんなこと考えさせられます。

投稿者:tamut777投稿日:2006-09-03 08:23:22
個人的には全く死刑囚に感情移入出来なかった。相棒と自分の量刑が違う、などといっても、残酷な暴力(しかも被害者には何の落度もない)で死に至らしめたことに変わりはない。確かに残された遺族の葛藤も描いてはいるが、愛する人を突然失った(しかも不慮の事故でなく)ことへの折り合いと、暴力で人を殺したことへの懺悔は釣り合うものではない。また本来加害者と被害者しか知りえない、暴行・殺人シーンの再現は蛇足である。何故ならば、ヘレンも遺族も陪審員もそれを見ることなく自分の立場を決めているのだから。
投稿者:とうもろこし投稿日:2006-04-20 21:23:31
こういう映画って、死刑囚に感情移入してしまいがち。
良いのか、悪いのか・・・・
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2006-04-17 02:50:31
それぞれの遺族が思いを話すシーンが印象的でした。死刑制度に賛否はあっても、経済状態や社会的地位が違ってもで同じ罪なら与える罰も平等であるべきなのだと思いました。
投稿者:tkc投稿日:2006-04-15 05:57:47
【ネタバレ注意】

あぁごっつ考えさせられる映画ですね。
見終わっても死刑制度の是非は断言でけへん。いいのか悪いのか。
でも単純に誰も幸せにはならないな、と思った。
事件の加害者、被害者、それぞれの家族、係わったシスター、弁護士、皆辛い思いしてる。
これ見て、犯罪が減ればいいのに。少しでも。

投稿者:wicked投稿日:2006-03-13 01:27:29
ティム・ロビンスつながりで、例えば「ショーシャンクの空に」は重いけど最後は希望を持たせるのに対して、「ミスティック・リバー」は最後にえっ!と何ともやりきれない不条理で締めくくるのですが、どちらも映画らしい作りですが、これはどんでん返しがあったり、正義は勝つわけでもない、ドラマのない映画らしからぬ映画でした。「告発」みたいなのを想像していたのですが、それとも全く違いました。
究極を言うと、要は犯罪を犯さなければいいのです。でも犯してしまう人間が後を絶たないのが実情。そういう現実との折り合いをどうつけるか、信仰が厚い人なら理解できるのかな?
私は煩悩が人より多いくらいなので、やはり目には目を!と被害者視線で見てしまいました…ましてや被害者の男性が私の好きなピーターサースガードだったから!(ボーイズドントクライでは正反対の役でしたが…)
信仰、死刑の賛否、差別etc、どう頑張っても割り切れない問題がてんこ盛りでしたが、詰め込みというわけではなく、うまくまとまっていたと思います。
でも出来れば見たくなかった映画かもしれない…。
投稿者:放浪人投稿日:2006-01-23 11:15:14
ショーン・ペンとスーザン・サランドンの演技力はやはり素晴しい。あそこまで重圧な演技を魅せられて本当に感服してしまう。まさに天才!映像も二人の演技に勝るとも劣らない素晴しさで彼の最期に華をそえている。本当に素晴しい。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-08-28 23:21:04
無償ってなにさ?やりたくない事をやって報酬を受け取らないことじゃないのか?
今日も駅前では“無償”で若者が唄を聞かせてくれている…ご苦労様です。
被害者の家族は被害者を愛しており、加害者の家族も加害者を愛している。
たとえ彼が金持ちで慰謝料を払う、と言っても叩き返すような気がする。
そう、彼らの憎しみを贖う術はない…たとえ死んで貰っても…だ。
が、正しい裁きを下させた、ということが何らかの慰めになるのだろうな。
彼が無罪になり、のうのうと娑婆に出たら…彼らは拳銃を握るかも。
人が人を殺す、理由はともあれ…是非なぞ誰が決められる?
誰かにとって誰かが邪魔…罪の償いという理由があれば正当?
罰を与えるには維持費がかかる?ってどうしろ?っての。
…人の痛いところを突くのも殺意の始まりか?(喧嘩で済めば良いが)
大事なものを汚されるような、彼の過激な発言で“殺したい”人間がゴロゴロといるのかもだ。〜結局の所、人間の虚栄心とハッパのせい?で悲劇のタネが撒かれた…ってことかも。(僕もムービーによっては、コメディーとして楽しもうよ、とかコメントして、シリアスなファンの怒りを買っているのかも〜一個人のたわごとだ、気にしない〃)
ともあれ出演者の演技、そしてティム・ロビンスがディレクションする映像/音楽は、素晴らしく、最後まで観客を引っ張ってゆく。一級品だ。
投稿者:takes投稿日:2005-05-06 21:11:19
【ネタバレ注意】

迫りくる死を前にしたとき、人は何を考えるのだろう。死刑囚は本当に人間ではないのだろうか。死刑は必要か否か。一つの映画にこんなにも多くのことを考えさせられたのは初めてだった。死刑をテーマに取り上げるのは勇気がいったと思うが、ティム・ロビンスは完璧に描ききっていると言える。一人の死刑囚、精神アドヴァイザー、残された遺族、様々な人の立場から見ることができるから全く説教臭くないし、その複雑さが真実であるのだと素直に思えた。簡単には答えのでない問題を、美しく描いたこの作品は間違いなく名画である。

投稿者:さち投稿日:2005-05-03 13:16:03
subarasii
投稿者:イドの怪物投稿日:2005-05-02 15:29:55
この映画はスーザン・サラントンとショーン・ペンの二人の演技にただ脱帽するのみで、オスカーと言うのはしっかりとした根拠があるのだと納得。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-12 13:40:52
泣けました。
投稿者:william投稿日:2005-02-07 13:02:40
最期にに己の罪の深さを自覚したマシュー(ショーン・ペン)の死の瞬間を待つ、シスター・ヘレン(スーザン・サランドン)のやりきれない切なさがたまらなく伝わってくる。
エンディングのブルー・スプリングスティーンの声がもの悲しく胸に響き渡る・・・。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-09-28 17:15:56
罪を犯せば被害者の家族ももちろん悲しい、亡くなった人の面影を忘れる事無くこれから生きてゆくこともとても切ない。また加害者の家族も平然としてはいられない。
どちらの苦しみも伝わってきて、とても複雑な気持ちになり、考えさせられる作品でした。観終わっても決してこうすべきだ、という答えは出ないです。重々しい、、きっと一度しか観る事がないと思う。
投稿者:jyunn投稿日:2004-06-19 01:16:18
【ネタバレ注意】

この映画を見終わって僕が感じたことは、人間は死を目の前にしては嘘をつかない、ということでした。そして、被害者の遺族が死刑囚は人間ではなく動物だ、と言っている事に対して、ショーン・ペン演じる死刑囚が最後まで人間らしい尊厳を持った死を望んでいたことも印象的でした。被害者の遺族たちは死刑囚を動物だとすることでキリストの教えや死刑に対する批判の気持ちを封じ込める一方で、スーザン・サランドンはショーン・ペンを最後まで一人の人間として扱い、ショーン・ペンは最後に人間として死ぬことができたように思う。どうもこの映画の中では直接の被害者である二人の若者にはそこまで感情移入ができませんでした。最後にショーン・ペンが死んでいく時の演技はものすごく、見終わった後も気分が重かったです。それでも、結局死刑に対する是非というのは自分の中でもはっきりしませんでした。個人的には、死刑に対するメッセージとしては、ライフ・オブ・デビット・ゲイルの方が面白いと思います。

投稿者:nehane215投稿日:2004-06-08 00:39:09
死刑制度の問題はもとより、
人間の業、人間の尊厳、価値など、
人間という存在そのものについても
深く考えさせられる見応えのある良作である。

しかしここに(死刑制度の是非を含め)問題の答えはない。
答えを見い出すことはできず、答えがないのが答えとも言える。
ここで重要なことは、答えを導き出そうとする
映画を観る側(第三者)のアプローチであり、
それに伴い考察、洞察しようとすることにこそ意義があり、
それがティム・ロビンスとスーザン・サランドンの
想い(言い換えれば答えか?)であると思われる。
投稿者:higeoyazi投稿日:2003-06-24 04:29:21
真面目なテーマを、真面目に、しかもわかりやすく描くと、こんなにつまらん映画になってしまう。そんな一例かも。
投稿者:theoria投稿日:2002-07-24 23:21:30
扱うテーマが深刻過ぎて安手なドラマ展開が不釣合い。全体に浮き足立った印象は拭えない。しかし、シスター・ヘレン自身が人類を罪から救うイエスを「救世主」として信じる「キリスト教」の精神を貫き、その骨子と捉えられる「隣人愛」さらには神の愛たる「アガペー」を体得・実践し得ているのかを殺人犯との交流から素直に省察しており、一聖職者として死を目前にした人間への助力の限界を痛感している様子はスーザン・サランドンの名演技によって出色。ところで「罪」とは勿論この場合専ら「原罪」である。人間は誰もがこの罪を背負っている。「他人事」ニッポンでは自分達が「その立場にあったなら」ということを殆んど考慮しない。新聞の三面記事を見るならば異口同音に「遺族がキノドク〜!」である。やはり「他人事」なのである。「フィクションですか?」と伺いたくなる。加害者であれ被害者であれ「明日はわが身」かも知れぬのに。「目には目を・・」?『旧約』だけに捕われるでない。「右の頬を打たれれば左の頬をも・・」「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」・・『新約』こそがイエスの福音である。罪人の悔恨の情を呼び覚まし、魂の平静を約束してくれるのだ。もっとも死刑宣告を受ければ正直「ホーリー・バイブル」など「ホーリー・シット!」なのかもしれぬが・・。「死刑」の是非などを本作品で論じることなど到底出来ないが、現在、死刑存置国がどんな国々だかお調べになると面白いだろう。無論アメリカは州によって異なるので一概には言えぬ。ではヨーロッパに目を転じてみたら?東欧の一部を除いて廃止国が圧倒的に多い。これが何を意味するのか?それは各人の思考力次第であろう。いずれにせよ狡賢いダチに嗾けられたショーン・ペン演ずるマシューの身になってみて、その時の体調や心理状態、そして何よりも生い立ちによってどう対処するだろうかを冷静に考えるべきでしょう。「何故そういった行為に及んだのか?」をもっと重視すべきだと思えます。勿論「罪」は償わねばなりませんが・・。それとも映画なのでマシュー役がディカプリオみたいな脆弱な優男だったら無罪かね?ま、どっかの国みたいに過労判事どもによる三審制に胡座をかいて、フラストレーションの溜まったヒステリック法相の事務的ハンコ一つで殺すなんぞは野蛮国の証しだ・・・と私は思うが。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-10-02 20:53:55
命の尊厳って本当に難しいと思った。
被害者の家族の苦しみもわかるし、犯人側の家族の苦しみもわかる。
彼が自分の犯した罪を償わなければならないのもわかる。
でも、どうやっても償えないし、もちろん死んでも償えないよね。
死刑にする事によって、一体何がかわるのかな。被害者の家族は、
彼の死で本当にちょっとでも救われるのだろうか?
とっても難しくて重い。いい映画というより、いい題材だと思った。
投稿者:fulcrum投稿日:2001-05-14 11:11:58
いろんな人たちの葛藤が渦巻いてて、目が離せません。尼さん、死刑囚、遺族、全員それぞれ葛藤をかかえてて、これが妥協なく描かれてて素晴らしい。私には社会的な問題を論ずるとかそーゆー志はありません。それでも面白い。ぐちゅぐちゅの葛藤はドラマの王道。楽しいです。

しかしこのくらいの犯罪で死刑になっちゃうの? 日本だと15年くらいで出所しちゃうよな。そう考えると、日本の方が恐ろしい。

ところで原作(尼さんの書いた本)は徳間文庫から出てました。いまでも手にはいるかわかりませんが、たいへんいい本です。もともとは2人の死刑囚の物語だったのですが、映画ではそれを1人の話にまとめてあります。ディテールを知りたい人は探して読め。それだけの価値はある、泣ける泣ける一冊です。
投稿者:カドミウム投稿日:2001-04-27 15:56:04
細部にまでリアリティがあって良かったと思います。
マシューの人間的な弱さとか、最期までブーツを履いて死にたがっていたこと。
死刑が行われるその時刻に、一方では何事も無く過ぎて行く他人の日常の差し挟み方とか。
そういう良く出来すぎているところが面白味には欠けるかもしれませんが、問題提起としてはいい作品だと思います。
投稿者:クー投稿日:2001-04-14 03:59:27
確かに、これは「考えさせられる」映画ですね。
「ショーシャンクの空に」を観た時は、死刑より終身刑の方が、精神的に、重い罰なのではないかと思いました。でも、やはり、「目には目を」だと思います。
この映画では、被害者の家族の、永久に消えない悲しみ、憤りを改めて思い知らされます。家族を殺され、残された人々は死ぬまで苦しみぬくのだと思うと、ハッキリ言って、犯人1人の人権なんてなんだ、って思います。ショー・ペンが演じる容疑者が、実際やったと罪を認めた時、私はかなり憎しみを感じました。そして、死刑が執行され、よかったと、当然だと思いました。スーザン・サランドンが演じる尼さんの様な考えも、確かに必要かもしれません。でも、被害者やその知人、家族にもし自分がなった時、死刑に反対する者の存在がどれだけ腹立たしいものだろうか、と思います。死刑反対だと思っている人にも、賛成だと思っている人にも、観てほしい映画だと思います。

・・・なんかエラそうでごめんなさい
投稿者:拷問美女投稿日:2001-04-11 04:19:19
もう6年前に観たので、細かい事は忘れたがいい映画。
泣きはしなかったが胸に迫るものがある。
S・サランドンはいうまでもなくよい。無償の愛。ラストの彼を見つめる眼差しが忘れられない。ペンのつっぱた感と弱いところの心境もうまく演技している。情けなく泣き崩れるシーンが印象的。ガキみたいに。シスターへレンはすごい。キリスト教は罪人、悪人を救う概念だからなあ。非難を浴びても信念を貫く。
シスターの愛がどんなに素晴らしくとも、ペンが切なく可哀想とも絶対赦せない行為。被害者の親御さんは葛藤しながらも前へ進んでゆく、困難を乗り越えてゆく姿に感銘。偉いというか凄いというか。しかし複雑である。なんとも、胸詰まる。
個人的には死刑反対ではないが、まあそれは映画うんぬん、映画、関係なしに普段、考えていかなければならないことだし・・・
まあT・ロビンスといいS・ペンといい俳優の監督は結構うまい。
投稿者:たけ投稿日:2000-12-05 20:37:22
死刑についてに真剣に考えさせられる。秀作です。
投稿者:KAZOO投稿日:2000-07-12 13:23:08
決して悪い映画だとは思いませんが・・・

死刑制度という重いテーマを重く描いてしまったため
作り手の意気込みに私は腰がひけてしまったなぁ。

同じように黒人問題という重いテーマを重く描いた
「アメリカン・ヒストリーX」は異常に良かったんだけど、
この違いはきっと“淡々”としているか、していないか、だと思う。

つまり、この映画は“ひしひし”と“ギューギュー”に
思いが伝わってくるので軽い気持ちで見ちゃうのはやめましょう。http://www5a.biglobe.ne.jp/~kazoo/
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