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キートンのセブン・チャンス(1925)

SEVEN CHANCES

キートンの栃麺棒(初公開時)

メディア映画
上映時間60分
製作国アメリカ
初公開年月不明
リバイバル→フランス映画社-73.6
ジャンルコメディ
7000人の花嫁! 7つのプロポーズ! 愛する女性はただひとり…… 野を駆け、山越え、谷を跳び 岩石落しの大追跡!(リバイバル時)
シネマ語り
~ナレーションで楽しむサイレント映画~
キートンのセブン・チャンス [DVD]
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【解説】
 初公開時の邦題は「キートンの栃麺棒」という珍なるものだが、“とちめんぼう”とは女房、奥さんの意だそうで、昔の人は洒落好きだった。その棒がキートンを攻撃する女性陣の具体的な武器として、本作に登場したか否かは記憶に定かではないが、それも当然あったはずで、何しろ数百人もの花嫁候補に“結婚詐欺師”呼ばわりされ逃げるキートン君だけでなく、観る側にもあの女群は恐ろしく、手に手にそれぞれ何かしらの武器は持っていたと強迫観念から思い込んでいる。27回目の誕生日の午後7時までに結婚すれば700万ドルの遺産が入るとの、祖父の遺言に従って、ステディの娘にアタックすれば“お金目当てに結婚すると思われるのは癪”とひじ鉄喰らわされたキートンは、仕方なく新聞に“結婚相手募集”の告知を出すのだが、これに教会へ集まったのが先ほどの人数(ヒッチコックの「鳥」のごとく増殖する)。みんなウェディング・ドレスを着てやる気満々で、たまらず逃げ出す彼を追いかけ追いかけ、町へ郊外へ、そして丘陵地ではその姿は岩石に変わって転がり落ち、彼をおののかせる! 悪夢のようなこの展開は、スラップスティック・コメディがシュールレアリストがいくら妬んでも追いつかぬ、超芸術の領域にあることを、今観ても改めて思い知らせる大傑作。
<allcinema>
評価
【関連作品】
(1963)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
433 8.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2019-04-16 08:12:40
大きな落石を避けながら坂を転がり落ちるところがクライマックス
・・・それ以外はあまり見せ場はないかも
キートンの体技を駆使した笑いというよりは、細かなボケが多め

文字通り山あり谷ありで、最後はハッピーエンドと実にわかりやすい
ヒロインはルース・ドワイヤーという女優
弁護士役のスニッツ・エドワーズという小柄なおもしろおじさんの衣装がまんまチャップリンなのは偶然か
ジーン・アーサーが小さな役で顔を見せる
投稿者:こじか投稿日:2013-12-07 22:01:42
サイレント映画史上出色の疾走感だろう、盤石におもしろい。砂丘だか岩山だかの転がり方も半端ないし、岩がゴロゴロ追ってくるシークエンスなんて特に素晴らしかった。でもキートン作品じゃ個人的に一番ではないんだよなぁ、キートン凄過ぎだよ。
投稿者:クリモフ投稿日:2010-07-15 18:29:41
よくある設定でこれ以前にも元ネタはありそうですな。ただキートンがやると、やはり怒涛のスラップスティック。文章で説明するのが無意味なくらいに、動いております。
有名なごろごろ転がり岩から逃げるシーンはやはりさすがの迫力で、感心したのですが、前半の花嫁探しのくだりも彼ならではの小技が効いていて好きです。
解説で紹介されているような大傑作とは思いませんでしたが、素直に楽しめる佳作かな。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-09 19:24:46
 冒頭のなかなか愛を告白できないジミーのシークエンスは、季節の移り変わりと子犬の成長が上手くシンクロしていて面白い。ジミーの祖父が遺産700万ドル相続の条件として、「27歳の誕生日の午後7時」までに結婚するようにと、異様に7という数字にこだわっているのもおかしい(ジミーは新聞広告を出すまでに、7人の女性にプロポーズして失敗するが、相棒の「7回チャンスがある」という台詞がタイトルに用いられている)。
 教会に花嫁衣裳を着て乗り込んで来たのは不細工な女性ばかりで、ジミーはすぐさま逃げ出すが、700万ドルに目がくらんだ彼女たちは執拗に彼を追い回す。このチェイスシーンの空間的なスケールの大きさには目を見張る。運動量が多いなどというレベルではない。正に命懸けの逃亡である。女たちの執念もあそこまでいけば見上げたものだ。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-04-09 13:26:32
公開時の邦題「栃麺棒」とは「とちる」の語源になった言葉で「あわてて、うろたえる」事を言いますが、「この、トチメンボー」などと「あわて者」の意味でも使われていました。この映画の面白さは、逃げ回るバスター・キートンですが、これだけは見なければ解りません。
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-09-01 23:35:31
はしるハシル走る疾駆する駆け下りる転げ落ちる宙に舞う追い越す飛び込む泳ぐ這い上がる潜り込む引っかかるへしおるそれでも走る走るハシルはしる!命がけのアクションの連続、スゴい・・・のひとこと。スラップスティックの極致。参りました。
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