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死の王(1989)

KING OF DEATH

メディア映画
上映時間80分
製作国ドイツ
公開情報劇場公開(アルバトロス)
初公開年月1996/09/28
ジャンルサスペンス
映倫R
ネクロマンティック-死の3部作- Blu-ray BOX (初回限定生産)
参考価格:¥ 16,200
価格:¥ 9,500
USED価格:¥ 7,980
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【解説】
 「ネクロマンティック」のユルグ・ブットゲライトが、ある一週間を時間軸に、月曜から日曜の一日つづ、オムニバス形式で登場人物たちのそれぞれの死(自殺)について綴った作品。ドイツの裁判において例のごとく“国内上映禁止”、“ネガ、その他撮影にかかわった物の廃棄処分”を受けた問題作。月曜の男が死ぬ間際に書いていた手紙を導き役に、それを受け取った人たちがさながら死の伝言ゲームのように自殺していく。映像的には「ネクロマンティック」よりもおとなしめだが、表現力は本作品の方が上。描写を押さえた分、ある種、詩的な雰囲気すら感じられる。エピソードの間に挿入されている死体の腐乱していく模様や、古めかしい音楽も一層その異常な雰囲気を表現している。8ミリで撮られた土曜日の女のライヴホールでのシーンは本物を思わせるような迫力がある。この監督の映像の捉え方は確かなのだろう。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
426 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:4531731投稿日:2008-11-20 02:21:44
ユルグ・ブットゲライトは自殺を特殊なできごととしてではなく、
日常の中に捉えようとしている。屍の記憶。
蟲に貪りつくされる皮膚、内臓、肉、夢、希望、絶望、悲嘆、怒り…
すべてが土に帰す前の、身体の持ち主の、死の直前のフラッシュバック。
B級の要素を持ちながらリリカルであり、寡黙でありながら雄弁であり、
繊細でありながら挑発的。死とは、感情を超えたところにあるということがわかる。
女性が自殺について朗読するが、そばにいる少女には理解できていないようで
つまらなそうにしているがその様子が憐憫の情を誘う。

最初の男の死はすべてがアバンギャルドであり、次の男は去勢に対する強迫観念があったのだろう。
雨の中濡れ鼠の男の告白は迫力があり、怒りの描写は斬新であった。
そして、オールドミスらしい女性のエピソードは詩情が漂い、感銘を受けた。
あの女性の行動や生活からは、彼女の語られない過去が見えてくるが、それを補足するように
彼女は夢を見る。あのカップルの存在は、女性の傷ついた内面を兼ねているようで詩的だ。
メインテーマもオルゴール調で奏でられ、胸をうつ。
最期の人の死に様は迫力があるが、あれは役者魂か?ブットゲライトのセンスの良さゆえなのか?
一週間かけて蟲の大群が屍の思い出を食い尽くすのだ。
投稿者:バナナミルク投稿日:2007-01-06 03:44:50
死をキーワードにしたオムニバス映画である。それはわかる。しかし残念なことにテーマ性に一貫性がない。死という普遍的なテーマを扱うにしては、あまりにも滑稽であるといった印象は拭えない。感傷的なものなのか、おぞましいものなのか、どちらを描きたいのかハッキリしてくれー。とりあえず創作的意欲は感じた。監督は1963年生まれだから当時26歳ですか。青臭いです。
投稿者:やんこら投稿日:2006-05-27 17:33:24
死の王とは何なのか?とかそれで何が言いたいのか?とかよくわかりません。でも大変美しい音楽と共に流れる映像は最後まで私の心を捉えて離しませんでした。
直接的には登場人物が死に至る理由は語られませんが、彼らの唐突な死に違和感を感じるかと言えばそうでもなく、「死」あるいは「自殺」が日常の一コマとして捉えられている印象を受けました。
あと、子供は「生」の象徴と考えていいんでしょうか?
投稿者:Bava44投稿日:2005-10-11 21:08:52
口のアップや、死体が腐るシーンなどにヤン・シュワンクマイエルの影響が考えられるが、
この映画は全てが陳腐だと思う。
でも、ラストの死の王(?)の静止画に赤ん坊が一緒に写っているのがよかった。(ビデオのパッケージのやつ)
最後の方の半狂乱の男のシーンとか黒澤明の「白痴」や「天国と地獄」に全然及ばない。
酔っ払ったオッサンに見える。ホラーなんだからもっとしっかり描けよ!
投稿者:はやと投稿日:2005-05-28 09:20:51
設定も巧く生かされていないが、なかなか詩的で面白かった。こういった作品にはもの凄く退屈なものが多いが、監督自身このテーマーを本当に愛しているんだろう、力を感じる。ブットゲレイトは演出と脚本も含め、技術を上げればそうとう良い監督になると思う。新作が創れますように・・。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-10 01:00:42
「ネクロマンティック」よりだいぶ気取った感じです。
投稿者:karas投稿日:2003-10-09 02:56:47
【ネタバレ注意】

ちっと散漫なかんじ。
もうちょっと詰めるとかできたんじゃないかなぁ、と思うと少し残念。
けど あの散文的な感じを詩的と捉えると、
とたんに牧歌的に思えてくるから不思議。

あの死体、よくできてたけどツクリ丸出し・・・。
今だったらrottenとかあるから、そっち見慣れちゃうと「うーん」だな。
でも昔にしてはきっと大傑作な出来なんだろうな。と好意に解釈。うんうん。

音楽も、なんていうんですか、ノイズ系チックというかなんというか。
機械的な繰り返しがなぜか相応しく、画面によくあっていた。
オルゴールやピアノの叙情的な部分も。

全体に自主制作っぽいぬくもりがあって、独特の手作り感が印象に残ったのは良かった。

投稿者:春夏秋冬投稿日:2002-11-03 09:27:53
この作品はアルバトロス、そしてブラッドゲイト監督が放った最高傑作。
「死」というものをとても深く抽象的に捕らえ表現しています。素晴しいです。でももちろん下の「ゆきぼー」さんのように思った人もいると思いますが腐っていく死体とかもあるので仕方ないでしょう。この監督は新作撮れないと思うけどがんばって欲しいです。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-11-10 03:26:09
私にはなにがいいのかわからない。
得るものがなにもなかった。
投稿者:こまこ投稿日:2001-01-02 12:30:03
 ネクロマンティックよりは好きです。
全ての自殺に理由があるわけじゃないと、
取れる部分が,好きです。。。
考えるのが面倒くさくなる映画でした。
この映画のパンフレットかっこ良かったな。
投稿者:iceman投稿日:2000-01-18 03:20:15
かなり好きな作品。シュラムも見てみたいです。アルバトロスさんおねがいってかんじ。
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