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黄色いリボン(1949)

SHE WORE A YELLOW RIBBON

メディア映画
上映時間103分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(セントラル)
初公開年月1951/11/02
リバイバル→映配-62.
ジャンル西部劇
ジョン・フォード Blu-ray BOX 《初回限定生産》
参考価格:¥ 16,200
価格:¥ 7,701
USED価格:¥ 6,647
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【解説】
 「アパッチ砦」(48)と「リオ・グランデの砦」(50)の間に位置するフォードの“騎兵隊3部作”の第2弾。退役を間近に控えた騎兵隊の大尉ネイサン(ウェイン)は、隊長の妻と姪を護送する任務を仰せつかった。しかし彼らの隊は、インディアンの大軍に行く手を阻まれ、砦に舞い戻ることを余儀なくされる。そしてネイサンの任期は切れ、彼は仕事に未練を残しつつも、志半ばで退役。だが、彼の退役を記念して贈られた時計が、任期の期限までまだ4時間ほど残されていることを告げる。ネイサンは、集結しつつあるインディアンを、4時間という限られた時間の中で追い払おうとするが……。表層・行為・アクションの場としての西部より、内面・絆・ホームドラマの場としての西部を追求した真の“西部劇作家”J・フォードの代表作のひとつ。ストーリーから受ける活劇としての要素は極力抑えられ、登場人物の細やかな心情描写が冴え渡る逸品だ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
アパッチ砦(1948)
リオ・グランデの砦(1950)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
856 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-07-02 12:11:10
黄色いリボンを髪に付けた隊長の姪を廻っての若き士官の恋のさや当てを軸として、退役を間近に控えた騎兵隊のブリトルズ大尉の、隊長の妻と姪を護送する一隊を率いての、追い迫るインディアンの群れからの退却行を丁寧に描いて見応えが有る。馬を休ませるために騎兵隊なのに歩くシ−ンが度々挿入されるのも面白い。しかし、何と言ってもこの映画の儲け役はタイリ−軍曹を演じる馬術の名手ベン・ジョンソンであろう。ブリトルズ大尉もこのタイリ−軍曹には一目置いていて、彼のバッファロ−の群れが出現したことの戦略的な意味の解釈を聞いて、いよいよ彼への信頼を厚くする。いつの間にか若き士官たちと黄色いリボンの娘は後景に退いてしまい、馬を駆ってモニュメント・ヴァレ−を縦横無尽に疾走するタイリ−軍曹と、騎兵隊に同行して荒野を走り渡河作戦にまで参加する犬たちばかりが目立ってしまったのだった。退役して西を目指す元騎兵隊大尉ブリトルズに再任命令が発せられ、その書類を持ってブリトルズを追うのは、もちろんタイリ−軍曹の役目だった。夕焼けをバックにしたウエインとジョンソンの「馬上の二人」の映像は忘れがたい印象を残す。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:uptail投稿日:2013-02-07 10:00:02
演出:8
演技:8
脚本:7
音響:7
投稿者:クリモフ投稿日:2011-07-24 15:40:27
こういう名作との評価が固まっている作品がピンと来なかったときの「こんなはずでは」という気持ちはまことに口惜しい。映画とは史実ではないし、リアルでもないのは十分承知ですが、見ている間中違和感がありました。
確かにジョン・ウェインは渋い老軍人で魅力的ですが、ラブストーリーとインディアンとの駆け引き、そして随所に入るコミカルな演出がどうも面白いとは感じられず、またラストのインディアンの集落への突入もカタルシスを得られず終了。退役軍人となった主人公へのオチも好みではありませんでした。
まぁ、地平線まで見渡せるロケーションは素晴らしく、綺麗な映像ではあったのですが、そこばっかりに目が行ってしまいました。
映画のリズムが合わなかったという印象。恐ろしいキャリアを誇る監督なので、数本ではどうこう言えないですが、フォードにやや苦手意識ができてしまいました。
投稿者:gapper投稿日:2011-02-19 00:34:45
 騎兵隊3部作の中の唯一のカラー作品。

 黄色を基調とした独特のカラーで撮影も独特。
 バスト・ショットはこの頃は「誰が為に鐘は鳴る(1943)」などでも分かるように乳首の上であったりするのだが、この作品ではへそが映るくらいだ。
 通常の半身のショットは、足元が隠れるくらいで全体的に引き気味になっている絵作りだ。
 それに合わせる様にジョン・ウェインらしくない感情を抑えた演技で、無意識のうちに彼らしさを求める向きには違和感を感じるだろう。
 反面ジョン・ウェインらしさを嫌う人には、とっつき易いのかもしれない。
 当時としては、かなり斬新な試みをしているのだが一方でコミカルな演出を入れ、古さを感じる部分もある。

 騎兵隊3部作全てにでているヴィクター・マクラグレンが、なかなかいい感じの準主役的脇役で活躍する。
 「アパッチ砦(1948)」のシャーリー・テンプルや「リオ・グランデの砦(1950)」のモーリン・オハラと比べ、ジョーン・ドルーは個性としても美人としても劣る感じがする。
 題名からすると最も女性が活躍して欲しい気がするが、ジョン・ウェインのブリトルズ大尉の独壇場で残念。

 撮影は、ジョン・フォード・ポイントと呼ばれるモニュメント・バレーで行われている。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-12-01 10:43:15
のんびりしたテンポについていけない人もいるだろうが、そこが西部劇の醍醐味。ジョン・フォードの騎兵隊ものの中では一番お気に入りで、ジョン・ウェイン演じる老いた軍人の哀愁がたまらない。(基本的にジョン・ウェインは嫌いだけどこの役だけは好感が持てる。)
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2009-09-16 21:48:54
だるい。ジョン・ウェイン・フォード組の作品は俺には合わないみたい。合衆国軍人ぶりにもげんなりさせられる。まあ、そういう時代だったんだね…。今でもあんまりかわらんか。
投稿者:映画元気投稿日:2008-04-25 10:40:08
<元気コメント>
 夕陽が沈む中から自分の名前を呼ぶ声が。
 →一生を賭けた仕事が間もなく終ろうする時、人はどのように生きるべきかを考えさせてくれました。http://eigadegenki.cocolog-nifty.com/1/2006/01/post_a24f.html
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-02-11 10:25:46
【ネタバレ注意】

西部の風景…空〜煙る色合い。カラー作品の美しさにシビれます。

黄色いリボンは、誰の為に?〜みんな俺の為なら嬉しいと思ってます…ってマドンナが、大尉の妻にシクラメンを捧げてピクニック(あれは自業自得とはいえ少尉も可哀想…1人で行く趣味はないだろうに)を謝罪し、危険な任務へ向かう男にキスをし…って彼女を巡って男(主に2人)が思い切りいがみ合って、まぁ結局はどうしょうもなく騎兵隊だった彼等はそれとなく和解もするんだけどね。あの騎兵隊一の乗り手が華麗に追っ手をかわすのもさすがの御指名です。

酒場の大立ち回りは楽しいね。しかもあの奥さんが(色んな局面で結構な活躍)1人で逮捕するなんてね。

国家の名の元にネイティヴアメリカンを従える白人も、武装して土地を取り戻す先住民も「戦国の世」には善悪なぞないのだが(強いて言えば勝った方が「善」)、あの金の為に武器を敵?に届ける裏切り者が(或る程度、商談は成立しかけてたが)殺戮されて命も金も銃も失うのは、不謹慎だが正しい制裁であるような…まぁ馬鹿なんでしょうがね。
まぁそんな(敵/味方)中にも条約ってかルールがあって、大尉が友達な首長の元に訪れ、若者達がどちらの得にもならない決戦を企ててるが自分の力では止められない(お告げを否定できない)という。
…そしてもう数時間で退任となる大尉の指揮の下、騎兵隊は部族連合軍を奇襲する…

関係ないが、食卓へ花束を届ける粋な親爺(本サイトのメンバー)にもシビれます。

投稿者:ロビーJ投稿日:2008-01-22 20:29:56
ネットで鑑賞しました。思っていた以上に良かったです。西部劇に興味のない私にも結構楽しめたし、何よりジョン・ウェインが最高に素敵でした。初めて彼を超カッコよく感じましたからね。ストーリーも見やすくて展開もテンポが良いし、ウェインの役柄もまたとても素敵!後、音楽も良かったです!なので素直に鑑賞して良かったなと思っているし、機会があればまた見たい作品となりました。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2007-08-22 08:59:15
【ネタバレ注意】

凄まじい勢いで疾駆する馬群のイメージに圧倒されながら、「名作」への期待と猜疑心を抱きつつ、真剣に鑑賞する。さあ、本当に名作なら、それを私に分からせてくれよ。

男臭く、汗臭い集団に混じった将来有望な2人の部下が、青臭い三角関係で醜態をさらすのを見かねるたび、その都度、キビキビと聡明な指導を加えるジョン・ウェインの恰好良さ。悪くない。
時期を前後して退職するユーモラスな老軍曹への、単に温かいだけではない、いたずらなまなざし。これも悪くない。
そして、何より、奔馬のスピード感、雄大な奇岩、青空の広がり。決して悪くはない。
だが、それだけなら、まだ若干「名画」の看板に騙されているような気もしている。

ところが、いよいよ退職の日、ジョン・ウェインの奇抜なアイデアで、マクラグレン演じる老軍曹に、一杯食わせる段に至って、しんみりした気分は吹き飛び、切ない涙が溢れ出すとともに、笑いが止まらなくなった。
男の別れ、その哀しさに泣けて、泣けて、それでも、とにかく可笑しくって仕方がないのだ。涙腺と脇腹を同時に攻撃する名人芸、ここに来て、私は「まぎれもない名作だ」と確信した。

ほとんど後は、どうでも良いくらいに満足しつつも、なお劇は進むのだから、たまらない。
ホワイト・メン(騎兵隊)とレッド・メン(インディアン)の意地のぶつかり合いが急迫し、退職したはずのジョン・ウェインが、「老人が戦争を止めなければならない」と、いともさりげなく命がけの決断を見せるラスト・シーンも、名場面なのだろうが、そんな筋書き以上の面白さがこの映画にはあった。

巧みな展開、迫力あるシーン、納得させるナレーション、そして、最高のリズム感。まさしく見事なテンポこそが、時間芸術たる映画に欠けてはならない要素なのである。

投稿者:3本立を1日3館投稿日:2006-06-09 09:31:02
中学生の頃いやに寂しさばかり残る西部劇だと思った。然し今度は定年退職の思い惑う心の指針を求めてすがる様に見ました。そして「若者に成長の機会を与えるべし」のウエイン・ブリトル大尉の得心に「俺もそうするか、
なあ、デューク」とつぶやいた。私も金時計を皆から贈られ同じ守備隊ではないが斥候中佐の様な仕事をしている。ブリトル斥候中佐と違うのは妻が元気で居ることだ。彼は彼女の墓に花束を、私は彼女の待つ食卓へ花束を。
投稿者:fairlane999投稿日:2005-12-06 19:09:31
どうして「製作メリアン・C・クーパー」のクレジットがないのでしょう。
『黄色いリボン』を作ったのはジョン・フォードだけじゃないよ。
『キングコング』の立役者クーパーあっての企画でしょ?
なんでこういう大事なことがスッポ抜けるかなあ、この映画サイトは?
投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-28 16:53:46
この主題歌と共に、かなり評判になった映画ですが、これは騎兵隊というより幌馬車隊の感じで、コミック的な所もある作品です。撃ち合いはあっても、双方とも負傷者もなく、あるのは負傷したり殺された兵士が出てくるだけです。かと言ってロマンスもさして押し出さずに、人情を描いているのはジョン・フォードが目指したものかもしれません。
黄色いリボンは戦場の男の安全を願って女性が付けるものだそうですが、これも内容に合っています。その埋め合わせのようにヴィクター・マクラグレンが派手な殴り合いをしますが、彼がかなり目立つ映画です。それに珍しくミルドレッド・ナトウィックが司令官の奥さん役で出ていますが、 歌を唄う所があって、アテレコでなければ、良い声だなと思いました。
投稿者:o.o投稿日:2004-02-02 01:33:04
 果てしなく広がる赤茶けた大地。そびえ立つ巨大な岩石群。黒々としたバッファローの群れ。映像の中とはいえ、何度も目にしたはずのそんな風景が、この映画の中では、不思議な、まるで見知らぬ惑星の風景のように目に映ります。そんな風景の中を、騎兵隊が駆け抜け、あるいは、粛々と進んでいく映像は、それだけで見飽きることがありません。
 白人達に大攻勢をかけるべく、インディアンが続々と結集しつつあるという緊張した状況の中で、最後の任務を遂行せんとする老大尉と彼に率いられた騎兵隊の誇り高い姿が描かれるのですが、驚いたことに、この作品の中で、騎兵隊がインディアンをやっつけるような場面は一つもありません。それどころか、ここでの騎兵隊は、インディアン達の襲撃を耐えしのぎ、ひたすら追いかけまわされる存在として描かれています。
 最後には、主人公の機知によって反撃に成功するのですが、その仕方も非常に穏便なもので、インディアンは一人も血を流しません。そういう意味で、非常に特異な西部劇と言えるのではないでしょうか。
 美しい、一編の映像詩と言っても過言ではないという感想です。
投稿者:黒美君彦投稿日:2002-03-30 13:40:58
男であることが誇りだった時代があった。
ジョン・ウェインは限りなく理想の男性像を演じ(それは頑固な「父親像」だったかも知れない)、少年たちの目には、目指すべき男の"モデル"として映ったに違いない。
良くも悪くも西部劇の中で、ジョン・ウェインの強さ、そしてその強さに裏付けられた優しさは、魅力的なカリスマ性を持っている。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-03 09:38:26
 まずは、ウィントン・C・ホックのカラー撮影の驚異的な美しさを楽しむだけ
でいい。ウェインの老け役での頑張りぐあいも一興。
 
 さて、ベン・ジョンソンがたまらなく格好いい。このベン・ジョンソンの軍曹
役の造形だけでもジョン・フォードは偉大だと思う。また、ジョアン・ドリュー
の可愛らしいこと。『赤い河』では見られなかった彼女の魅力だ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 撮影賞(カラー)ウィントン・C・ホック 
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