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秘密と嘘(1996)

SECRETS & LIES

メディア映画
上映時間142分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1996/12/21
ジャンルドラマ

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秘密と嘘

【解説】
 教養もなくひたすら陽気なだけが取り柄のような中年女シンシア。だがしかし、彼女にはどこか暗い陰りがあった。私生児の娘ロクサンヌと二人暮らしの彼女は、若い時分のふしだらさを年頃の娘に非難されてばかりいたのだ。子供のいない写真館を営む弟のモーリスは姪っこ可愛さに、姉を経済的に援助している。人生の成功者である彼も、浪費家の妻と共にどこか救われない悲しさを抱えている。ある日シンシアは、自分が母だという若い女性からの連絡を受けた。確かに彼女にも、身に覚えがある。恐る恐る待ち合わせ場所に出掛けてみれば、そこには黒人女性ホーテンスが待ち受けていた。褐色の肌の娘の存在をいったんは否定したシンシアだったが、やがて愛情は厚く通いはじめ、彼女はロクサンヌの誕生会で家族に、ホーテンスを勤め先の工場の同僚といって紹介するのだが……。
 96年度のカンヌ、パルムドール大賞作であり、徹底したリハーサルの中での即興演出を旨とする英国の俊英リーの真骨頂を示す、実際見事な作品だが、ストーリーの持つ意外性をあまりにリアルに伝えようとする、その一点にいささかの引っ掛かりも残る作品。嘘は嘘としてもっと堂々とついてほしいという気も、映画の嘘をこよなく愛すものとしては思うのであるが、確かにシンシアのブレシン入魂の演技は時に重苦しいほど役を生ききって、圧巻というほかはない。 
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
983 9.22
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-03-05 13:31:13
イギリス映画らしいきめ細やかな演出がひかり、
出演者のレベルの高い演技が作品に潤いを与えています。
人間の奥深さを感じる名作です。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2008-10-20 09:35:07
泣いた。
投稿者:frugal投稿日:2008-01-03 17:33:52
圧倒的な才能との突然の出会いは記憶に永遠に残る。
TVをつけると、ある映画をやっていて、このときは作品名も監督名も
知らず、さらには初めから見ていたわけでもなかったのだが、強烈なインパクトだった。なんだこれは!と、思った。
キャリア・ガールズそして、マイク・リーとの出会いである。
この衝撃は、分野は違うが、ヒラリー・ハーンとの出会いに比肩するものだった。
何故なら私は、恥ずかしながら、二人について何の前知識もなかったからだ。
その後、すぐに代表作とされる、秘密と嘘を見る。そして思った。この監督は本物だと。
ブレンダ・ブレシンは言うに及ばず、主要出演者の演技のレベルがものすごく高い。駅前で母子が始めて会うシーンなどの描きかたの素晴らしさを初め、様々な優れた点があるが、ディテールをいちいち云々することへのためらいが生じるほどの出来栄え。素晴らしい。
ほんの少し、過度だと感じてしまう台詞があったものの、ほぼ完璧な作品。強烈な余韻。
投稿者:みー投稿日:2005-05-15 23:52:35
時を経て観ること3回目。大それたことがなく、淡々とお話が続くのはわかっているのに涙と鼻水がまた出てしまいました(苦笑)
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-10 00:53:17
こじんまりした映画ですが、いいです。
投稿者:さち投稿日:2004-08-12 05:54:25
素晴らしい
投稿者:阿里不哥投稿日:2004-08-02 00:24:45
この映画はすごいです。
恐ろしいほど真に迫った役者の演技に圧倒され、随所で使われる固定長回しの会話シーンに痺れた。そしてその長回しでのやや退屈とも言えるやりとりを見てるうちにいつの間にかのめり込まされてしまい、後半へ…。
映画を観るという行為を少し超越しちゃった体験をしてしまったような気がした。激しく切ない「ドラマ」を目撃してしまったのだ。
どこで起こりうるようなひとつの家族の中のある事件を描いただけなのに、心を激しく揺さぶられました。
投稿者:SYCO投稿日:2001-08-25 14:21:08
マイクリーの映画ってほとんど、登場人物にたいした大事件は起こらないのに、ものすごく感動してしまいます。
ロンドン下町の庶民のたあいの無い出来事なのに、まるで「ソフィーの選択」や、「ミッドナイトエクスプレス」を観るくらい心にずんずん来るものがあって、観た後しばらく立ち直れなかったりするのです。
この映画もかなりきました。
シンシアのようなキャラクター、何の取柄も無く、美人でもなく、人生失敗だらけで、いつもうじうじ泣いてばかりいる中年のおばさん。 こういうキャラで、大勢の人を感動させ、主演女優賞にノミネートされるところまで行くのですから、マイクリーも、ブレンダブレシンも凄い。
どうして感動しちゃうかというと、おそらく自分の身近にいる人や、もしくは自分自身の、目を向けるのを避けてきた非常に情けなーい部分に焦点をあて、ぐいぐい突き詰めて行くからでしょう。 とにかく凄い!!
http://www.popkmart.ne.jp/syco/
投稿者:スーパーノヴァ投稿日:2001-03-01 22:52:58
んー、リアルすぎて苦しかった。登場人物全員の苦悩が痛いぐらい伝わるリアルな映画だと思う。みんな不器用でやさしくて、ちょっとやるせなかったかな。でも、やっぱり優しい映画だと思う。夢物語じゃない、リアルな苦悩と優しさ。
マイク・リーとアン・リー(「グリーンディスティニー」や「ある晴れた日に」の監督)をごっちゃにしていた私は当初ちょっと混乱しました。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞ブレンダ・ブレシン 
 □ 助演女優賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト 
 □ 監督賞マイク・リー 
 □ 脚本賞マイク・リー 
■ パルム・ドールマイク・リー 
 ■ 女優賞ブレンダ・ブレシン 
 ■ 国際批評家連盟賞マイク・リー 
■ 作品賞 
 ■ 女優賞ブレンダ・ブレシン 
 ■ 監督賞マイク・リー 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 女優賞(ドラマ)ブレンダ・ブレシン 
 □ 助演女優賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト 
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ブレンダ・ブレシン 
 □ 助演女優賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト 
 □ 監督賞(デヴィッド・リーン賞)マイク・リー 
 ■ オリジナル脚本賞マイク・リー 
 ■ 英国作品賞(アレキサンダー・コルダ賞) 
□ 作品賞マイク・リー 
■ 外国映画賞 監督:マイク・リー(イギリス)
【ソフト】
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