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北国の帝王(1973)

EMPEROR OF THE NORTH
EMPEROR OF THE NORTH POLE

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月1973/12/22
ジャンルアクション/ドラマ
〈ポセイドン・アドベンチャー〉の FOX映画が放つ史上最大の SLアクション超特作!
アクション50年の名匠アルドリッチ監督が オレゴン大平原を驀進するSLに乗せて 断絶する二つの世代・男と男の 激突の魂を描く最新娯楽大作!
北国の帝王 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 1,000
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【解説】
 大不況真っ只中の1933年、オレゴン。列車にタダ乗りし各地を移動する失業者たちは“ホーボー”と呼ばれていたが、そんなホーボーを絶対に許さないのが19号列車の鬼車掌シャック(ボーグナイン)。その列車に乗る事は死をも意味していた。だが、“帝王”と呼ばれる一人のホーボー(マーヴィン)がその19号列車に真っ向から勝負を挑んだ。かくして爆走する蒸気機関車上で、帝王vsシャックの死闘が開始された。よくもまあ、こんな題材をアクション映画に仕立て上げたものである。さすが、アルドリッチ。互いのプロ意識が火花を散らしつつ、最初は頭脳戦が繰り広げられるが、列車の加速に比例して、やがて肉弾戦へと変貌する展開こそ、映画ならではのダイナミズムと言ってもよい。それにしてもボーグナインよ!マーヴィンよ! K・キャラダイン扮する若造ホーボーなど、二人の前にはきれいに霞んでしまっている。
<allcinema>
評価
【吹き替え】

TV
※このデータは放送当時の情報です。
小林清志リー・マーヴィンA(エース)・ナンバーワン
富田耕生アーネスト・ボーグナインシャック
朝戸鉄也キース・キャラダインシガレット
上田敏也チャールズ・タイナークラッカー
収録【DVD】北国の帝王
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1193 8.45
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【ユーザーコメント】
投稿者:イエガー投稿日:2016-07-12 23:00:26
大昔に日曜洋画劇場で観たのかな? リー・マーヴィンがキース・キャラダインにラストで言うセリフ、お前には人の心がわからない!、的なセリフが凄く記憶に残っていた。見直して見るとなんかわかるなあ。当時のニューシネマに対する、アルドリッチの心境のような気がするな。
投稿者:ダークリーママ投稿日:2014-09-03 08:02:18
始まってすぐエッ、無賃乗車の話?と当てが外れたが、迫力はあった。https://sites.google.com/site/darklymama/home
投稿者:さとせ投稿日:2014-05-05 20:03:06
宿無しホーボーの無賃乗車を許せないシャック車掌は次々とホーボーを殺害していた。シャックの横暴を許せないホーボーたちは次々とチャレンジャーを募り挑戦、シャックとホーボーの血闘が始まる・・・。

昭和時代から長らくソフト化が望まれていた作品がようやくDVD化。今となっては絶対に撮る事が不可能で無賃乗車に命をかける者とそれを絶対に許さない車掌の命がけの戦いを描いている。
DVDの画質はFOXなだけに何も言う事は無くその美しい風景を見るだけでも楽しいし、主演女優が皆無な男の映画である。
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-15 09:58:03
闘う執念の男を描かせたら天下一品のオルドリッチ
らしさがもっともよく出た作品かと思います。
こういう監督はもういないですね。
マーヴィンとボーグナインの劇画を越えたような
ご面相の2人の対決が見ものです。
草食系でやたら人権を持ち出す昨今の状況とは
まるで異次元の世界の設定で見ていて大変痛快です。
投稿者:gapper投稿日:2013-04-27 15:45:28
 北の国の帝王とは、ホーボーの帝王。

 列車やホーボーを扱う作品はいくつもあるが、ホーボーがメインで帝王と言うのは驚き。
 そもそもホーボーって誇れる存在なのか?
 「ピクニック(1955)」でウィリアム・ホールデンはホーボーとして登場したが、それは恥ずかしい存在だった。

 対応するシャック(アーネスト・ボーグナイン)も車掌ってそんなに偉いのか?
 むしろ機関車の運転手の方が上の気がするが、そういった常識はものともしない。

 なんといっても印象に残るのが、アーネスト・ボーグナインの目をむいた顔。
 正に鬼車掌でなぜにそんなにむきになるのか、疑問もないし探りもしない。
 シャックは、冒頭にホーボーをハンマーでたたいて殺すがいくらなんでもこれは単にリンチで殺人。
 シャックのキャラの表現だったのだろうが、これは流石に行き過ぎでは。

 この作品は、タイトル後に中間字幕からアイリス・インで始まる。
 1933年の話でもあり、ハリウッド・ルネッサンス(アメリカン・ニューシネマ)作品であることが分かる。

 体制や常識と言ったものを無視するアナーキーなところが、ハリウッド・ネッサンスの基本で車掌、ホーボーと言った現実での意味合いは薄い。
 単に都合の良いキャラクタで映画の題材に適切だったと言うだけのこと。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:ビリジョ投稿日:2011-08-20 17:28:37
【ネタバレ注意】

 その昔、テレビで見たときには「面白いなあ」と思ったもんだが、改めて見ると、かなり変な映画だ。途中の宗教団体のシーンとか、賭けを呼びかけるシーンとか、リズムに欠けてグダグダな箇所が沢山ある。
 何度か列車タダ乗りに失敗するのだが、再チャレンジする。何というか、何か変だ。客車に乗って追いつくとか。ご都合主義というか、テキトーに作っている感じがする。最初のシーンでワラに火をつけるのも、理由がよく分からん。ニワトリは何だ。

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-17 10:31:15
マーヴィン×ボーグナイン ということで男のための男の映画。今こんな個性的な顔立ちの俳優はあまりいないね。たまにはこういう単純明快な映画もいい。主役2人が強烈でK・キャラダインが霞んでみえる。
投稿者:きらきら投稿日:2011-05-21 16:05:11
【ネタバレ注意】

男性の映画ですよね。
いまだったら成立しない映画かもしれません。
しかもネタが無賃乗車(笑)。

ふたりの男が闘う図式にのって、物語は進みますが、マーヴィン=善、ボーグナイン=悪という単純構造の形式ではありません。
たがいに老境に差しかかり、それぞれの問題を抱えています。
マーヴィンは仲間内から「帝王」と呼ばれていても、それはあくまでもホーボーの世界のなかだけ。一方、ボーグナインは表社会で生活しているものの、うだつの上がらない職人です。

ボーグナインが会社の反対を押し切っても、ホーボーを蹴散らかそうというのは、自分が長年汗をかいて仕事をしてきたからだけでなく、そうすることがこれまで会社の方針だったから。
マーヴィンのほうもその辺を心得たような感じがあり、ラストの対決はすさまじさよりも、勝負の結果が出るのを惜しんでるような雰囲気も感じさせます。
だからこそ最後に勝利するマーヴィンの雄叫びはむなしさを感じさせるのです。

でも勝利とは本来こんなものかもしれません。
汗をかいた労力には見合わないのが、勝利の実際なのかもしれません。

だけど負けられないのも、勝負に巻き込まれた男性の常です。
そのことを観客がわかってくれるだろう――そういう前提のもとに、この映画は作られています。
つまり子供はその数には入っていないということです。

70年代終盤からハリウッド映画は、大人を観客とすることを諦めてしまいました。
ハリウッドは、「みんなに愛される」ことに汲々としている子供っぽいものしかつくることができないプロ集団になっています。
きっとそういう時代なのでしょう。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2010-08-28 16:28:04
無賃乗車の常習犯と鬼車掌の対決を描いたアルドリッチ作品だが、実態は常習犯のマービンと若造キャラダインとのロードムービーになっている。ちょうど同年の「スケアクロウ」のように。あれは現代が舞台だったがやっぱり無賃乗車してたよね。
1930年代大不況時の映画は「俺たちに明日はない」以来、ニューシネマの興隆と並行するようにしてたくさん作られてきたようだが、ベトナムやら公民権運動やら疲弊していたアメリカの現実から逃れるためのノスタルジーとして機能してきた。同年の「ペーパームーン」もそうだったが、本作においても軽快なBGMも手伝ってかどこかのんびりしたコミカルなテイストが漂う。その辺り、車掌との対決に絞ったほうが良かったかも。
演技陣。マービンも悪くないが、やはりボーグナインの独壇場だろう。稚気あふれさせて、子供のようにマービンを追い掛け回す彼の姿に思わず頬が緩む。
投稿者:秋彦投稿日:2010-05-03 15:41:07
大恐慌時代のアメリカ、仕事を探して全国を渡り歩く人々(ホーボー)は金が無いから列車に乗るにもタダ乗り。
ところが、ここに自分の列車にだけはそれを絶対許さない車掌シャック(アーネストボーグナイン)がいて「あいつの列車にはタダ乗りは出来ない」と評判になっている。
ホーボー仲間の間で、タダ乗りの名人として有名なAナンバーワン(リーマーヴィン)は「名人」のプライドに掛けてシャックの列車に挑戦、しかも予め「Aナンバーワンが列車に乗り込み北へ行く」と予告状を出して。
話はルパン対ホームズのような知恵比べになるが、飄々としたAナンバーワンはルパンと言うより次元そっくり(吹き替えも小林清志だし)。それに対し、車掌のシャックはタダ乗りを見つけると金づちで殴り殺してしまう強烈なキャラクターで同僚からも嫌われている。
アーネストボーグナインが思い切り悪く演じている事もあって、タダ乗りが上手いだけのAナンバーワンが途中からヒーローに見えて来る(1度落とされた列車を追いかける所が良い)、だから生意気な若造(キースキャラダイン)に「他人に頭を下げて現実の厳しさを知らなきゃ駄目だ」と説教しても違和感が無い。

この頃の映画は『俺たちに明日はない』や『ワイルドバンチ』にしても(将来破滅してゆくのが判っている)犯罪者を主役にした映画が多いのに不思議と「明るい」ものが多い、この作品も中年の「ホーボー」と「車掌」の対決の映画だが全体の雰囲気(画面、音楽)はあくまで明るく一種の「青春映画」になっている。
ラストのAナンバーワンの台詞は小林信彦の本を読んでいたので知っていた(だからこの映画を見たのだが)知らないで聞いたら感動したかも、そう思うとちょっと残念。
投稿者:uptail投稿日:2010-04-26 00:10:22
リー・マーヴィン
投稿者:Ikeda投稿日:2010-03-16 10:30:26
アメリカ映画には列車へのただ乗りのシーンは珍しくありませんが、それを主題にした作品というのは初めて見ました。これがジャック・ロンドンの短編に基づくものだとは初めて知りましたが、言われてみれば、その感じがします。
虐めに近い残虐なアーネスト・ボーグナインの車掌とそれに反抗するホーボー(渡り鳥労働者)のリー・マーヴィンが、お互いに手管を使って対抗する話が面白く描かれています。そこに割り込んでくる若造のキース・キャラダインの描き方も良くて、それほどの傑作とも思いませんが、楽しめる映画です。
なお、この邦題「北国の帝王」は誤解を招く訳名ですが、「北極の帝王」が本当で、不毛の土地の帝王というのが本来の意味だと思います。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-06-07 17:16:35
やはり中盤から方向性を見失いグダグダになった感は否めないが、機関車の下にへばり付くリー・マーヴィンを石でぶつけて落とそうとするアーネスト・ボーグナインの少々オツムの足りない表情はいつ見ても愉快痛快。
投稿者:フルメタル爺さんは、投稿日:2008-12-20 00:58:45
★本物の「男の映画」としてサム・ペキンパーの『ガルシアの首』と双璧。そんな真打ちのDVDが遂に発売される。これでジョン・フリンの『ローリング・サンダー』も出れば、しばらくは何の文句も無い。
★本作の企画を長年温めていたサム・ペキンパーが半分騙される様な形で監督権を剥奪されたのは有名な話だが、実際に完成したアルドリッチ版が伝説的傑作として既成事実化したため、よりペキンパーの報われなさが際立つ結果となってしまった。欲を言えば当然ペキンパー版も観たかったが、そうなればアルドリッチ版の存在は無かったわけで、今さら無意味な二者択一とは知りながらも、幻のペキンパー版と現実の金字塔としてそびえ立つアルドリッチ版とのはざ間でしばしば双方に想いを馳せる。私にとって永遠のロマンである。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-04-17 17:59:30
後半になると何が言いたいのか解りにくかった。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-04-17 00:49:55
ホーボーのカリスマと鉄道員の攻防を描いた作品なので、やってる事は意外と地味です(笑)
そっちがハンマーならこっちは鶏だ!って手にする武器もかなりスリリング(爆)
執拗なまでの鉄道員や名誉をかけて無賃乗車に挑む男の姿に観ていてかなり温度差を感じてしまいました。
ちょこまか動き回るキース・キャラダインの存在がなかったら正直、キツかったかも・・・。
このホラ吹きでコズルイ若者にイライラはするけど、中年オヤジ二人の濃さには必要なスパイスでした(爆)
ボーグナインさんの顔芸ともとれる表情(ニラミ)のアップがやたら多いのも気になりますね。
私が女だからなのか、二人の熱い闘いを冷ややかに観てしまいましたが、男性にはグッとくる演出が施されているのかもしれません。
とにかく汗臭く埃まみれで油の染み付いた男映画でした。
ラスト・・・リー・マーヴィンがキース・キャラダインにかけた言葉にはちょっぴりジ〜ンときました。
投稿者:bond投稿日:2008-04-16 10:10:59
骨太の男のいドラマに仕上がってるが、内容はガキのケンカに等しい、意地の張り合い。この映画、昔 燃えよドラゴン と二本立てでやってたんだよなー。
投稿者:パーカー投稿日:2005-10-29 18:10:44
物凄い映画。
投稿者:堕落者投稿日:2005-01-15 19:40:32
身も蓋もない話なんだけど,男同士の命懸けの戦いだし,女が全然絡んでこない所が硬派でよかった。ボーグナインが凄く怖かった。ある意味では衆道だと思う。笑
投稿者:きのこきのこ投稿日:2004-10-27 02:41:36
何だかスケールの大き過ぎるタイトルで
まるで、吹雪の中でエスキモーの部族の死闘でも繰り広げられそうな感すらするんだけど
(もしくは、北海を舞台にした、吼えるオットセイやクジラとの死闘とか)
実態は、蒸気機関車の車掌と無賃乗車のオヤジの攻防追いかけっこ。
こんなショボい題材なのに、ここまで面白いのは何でだろう???
大の大人達が、タダ乗り如きに、プライドも命も賭けて挑み続ける執念。
そして完遂した者には「帝王」の称号って・・・タダ乗りを潜り抜けたらエンペラーになれちゃうのか。
切符買う・買わないだけで話を広げられちゃう上に、こんな面白いとはこれ如何に?
投稿者:wao投稿日:2004-09-12 02:05:39
【ネタバレ注意】

スクリーンで見たことがないのが心残りという映画。ぜひオリジナルのプリントサイズで見たい!20世紀フォックスは何とかしてほしい。リー・マーヴィンのカリスマ性もいいが,やはり何と言ってもアーネスト・ボーグナインのあの憎憎しげなギョロメの表情に尽きる。彼は,悪役とはこういうものだ,というのをあくまでシンプルに体現している。アルドリッチらしく,感傷的な描写は避けながらも,クライマックスで,斧の一撃を受けて劣勢になったボーグナインに畳み掛けることを躊躇い,敢えて挑発して再度奮起させ,立ち向かってきたところでマーヴィンに止めを刺させているあたり,どこか男の優しさを感じてしまう(結局は殺してしまうのだから,かえって残酷ともいえるが…)。ボーグナインの役どころは,あちこちから群がり来るホーボーを容赦なく,かなりサディスティックなやり方で叩き殺す鬼車掌なわけだから,当然その報いは受けるわけで,マーヴィンの反撃=勧善懲悪のカタルシスとなるわけだが,そこにキース・キャラダインが絡んで,映画は複雑な関係性を帯びていく。キャラダインは,マーヴィンに何度も窮地を救われながらも密かにマーヴィンを出し抜こうとする小生意気な青二才で,時にマーヴィンの揚げ足を取り,図に乗ってボーグナインの逆鱗に触れ,徹底的にいたぶられる。それを見かねたマーヴィンの反撃で更に形成が逆転するにおよび,苦虫を噛み潰したような表情をしながら地団駄を踏んで悔しがるボーグナインが実にいい。反撃の最中に追った傷を,ゴミ捨て場に転がった空き缶にこびりついたワックスで荒っぽく手当てするマーヴィンも悪くないが…。とにかく,3人の男たちが,アメリカの広大な自然をバックに疾走する列車上で,屋根やら連結器やら車軸やら,ありとあらゆる箇所を縦横無尽に動き回っているショットの無邪気さ,愉快さが,なんともいえず心地よいのだ。特にマーヴィンとボーグナインの2人は,いい年なのに余程危険なシーン以外は本人が体当たりで演じていて,すげえな,と思わず唸ってしまう。グリフィス以前の大御所ポーターによる映画史上に名を残す「大列車強盗」や,「キートン将軍」といった列車ものの名作が脳裏をかすめ,昔から,コメディかシリアスドラマかを問わず,面白い映画というのはスタッフ,キャストが一丸となって身体を張ってきたことに思い至り,納得したりする。やっぱ,列車ものは映画の王道であると…。この作品,マニアの方のHPで知ったのだが,何と企画段階ではサム・ペキンパーが進めていたとのこと。なるほど,このバイオレンス描写だけ見ると,さもありなんとも思う。彼はこの作品に大分未練があったようで,負け惜しみなのか,アルドリッチ作品の仕上がりに大いに不満をもらしていたようだ。

投稿者:島岡投稿日:2004-02-20 20:52:29
この映画のオープニングほどしびれるものはなかなかないです。
私の好みにバッチリはまった。
投稿者:Clash1977投稿日:2003-11-25 05:02:50
無賃乗車のプロと鬼車掌との対決の物語がなぜこれほどまでに面白いのか。無賃乗車の王者の通称がエース・ナンバーワン=北国の帝王というのも大げさ過ぎて笑ってしまうが、やることも油で列車をスリップさせたり、貨物列車に犯行予告をチョークで書いたりと子供のいたずらのようだ。『ロンゲスト・ヤード』、『カリフォルニア・ドールズ』、『クワイヤ・ボーイズ』も素晴らしかったが、これも凄い。ハイテンションで突っ走る、見る者の魂を揺さぶる哲学的アクション映画の大傑作。現在のハリウッドにはないものがここには山のようにある。http://www.geocities.jp/yasmina1969/
投稿者:でこちゃん投稿日:2003-03-06 09:42:48
傑作です。これぞ映画。しかもこんなトホホの題材で。おっさん二人、そこまで頑張らなくても…。そして、最後のマーヴィンの叫びに、皆さん、溜飲を下げると思います。ここまでもってゆくアルドリッチの偉大さ。お勧めは、やっぱりボーグナイン。ほとんど生身の人間を超えた抽象的キャラになっています。
投稿者:ASH投稿日:2002-07-14 19:55:38
キセル乗車の常習犯と車掌のオッサンのお話なんだけど、何でこんなに面白いんだろ?
投稿者:たましい投稿日:2000-10-22 21:30:56
エースナンバーワンが確たる理由も明らかにしないまま、鬼車掌シャックの列車にタダ乗りしようとし、シャックの方も、ただ意地だけの為(そうとしか見えない)に、異常な執念でそれを阻止せんとする。ただ乗りすることで何か利益が生ずるわけではないので、ほとんど子供のじゃれ合いであるのだけれど、この映画は、その大の大人の「じゃれあい」を様々な道具だてを駆使して、如何にして面白くすることが出来るかという事に労を尽くす。

列車の底に張り付いたホーボーを攻撃するために鬼車掌シャックが使う小道具や、エースナンバーワンが列車に乗るための技術などが正にそれで、「道具」というものに対する戯れ方もが、やはり原初的だ。
    
エースナンバーワンが粗大ごみ捨て場で一服している情景や、列車を止めるために線路に油を塗りたくる場面では、昔日の空き地での子供達の振る舞いや、泥遊びをする子供達のような、無邪気ささえ連想させる。
   
アルドリッチの映画が、倫理にすりよらず、かといって反倫理を標榜するわけでなく、それらに覚醒する以前の原初的な運動欲求の野に留まり続けるとき、あまりに原理的なその意志に感動せずにはいられない。

アルドリッチのHPやってます。よろしければお立ち寄りください。http://www5a.biglobe.ne.jp/~tatuki/index.html
投稿者:けいぞう投稿日:2000-08-21 01:07:27
この映画が置いてあるビデオ屋って少ないんだよ・・・私は買いましたが(家宝にしてます)。                                私は大傑作だと思いますが、客観的にみても映画史上屈指の名作だと信じてます。大恐慌時代、お前の汽車にただ乗りしてやる、いや、させないで大の大人が死闘を繰り広げる、ほんとにただそれだけの映画(こんな企画、今じゃ絶対通りませんね)。しかも「俺がただ乗りNO.1になってやる!」と息巻く若造まで乱入(そんなことでNO.1になってどうする)、事態はさらに複雑に・・・(ならん)。部外者からみれば、何の価値のないことでも、命をかけなきゃならんときもある・・・男とはそういうものだ!とこの映画から学びました。ラストのリー・マーヴィンの演説(じゃなくて捨てゼリフ)も感動的。「お前は人間のこころが分からねえ。」・・・それは俺のことだ!と胸にグサリときました。
 
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