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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992)

L'ARBRE, LE MAIRE ET LA MEDIATHEQUE OU LES SEPT HASARDS

メディア映画
上映時間111分
製作国フランス
公開情報劇場公開(シネセゾン)
初公開年月1994/04/29
ジャンルコメディ
木と市長と文化会館/モンフォーコンの農婦 (エリック・ロメール コレクション) [DVD]
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【解説】
 この映画で弁舌をふるう登場人物たちのような政治家が現実にいれば、あんなおろかな核実験など止めることもできように。実際、リベラルの本家と過信しがちなフランスの根本的な保守性は本編でもうまく突かれていて、主人公のパリ郊外の町の市長ジュリアン(P・グレゴリー)が革新なのに大地主で豪奢な屋敷に住んでいるという設定自体、矛盾に満ちたものだ。彼は野外劇場やプールも備えた文化会館の建設を目論んでいるが、恋人で作家のパリジェンヌ、ベレニス(「海辺のポーリーヌ」のあの煽情的な従姉A・ドーンバール)は人々の素朴な暮らしに会館は不釣合いと言うし、小学校教師マルクは予定地の老齢の柳が犠牲になるため真っ向から反対(と言っても直接抗議はその娘がすることになるのだが)。市長を取材にきた記者の記事は編集長の手心で全くマルク寄りに。そして、娘ゾエがマルクの娘ヴェガと友達になったことで、市長はやんわりと軌道修正を迫られることになる。ロメールが“四季の物語”シリーズから一旦離れて撮った、風刺も鋭い、田園交響楽的な趣の機知に富んだコメディ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
海辺のポーリーヌ(1983)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
543 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:pumpkin投稿日:2018-09-14 20:57:08
エリック・ロメールはかつてよく見ましたが、新作が続々と来るので、とても見切れませんでした。これも見なかった1本。二十数年も前の作品ながら、田舎の過疎、環境問題など今も変わらぬ問題を取り上げています(ソ連崩壊も影を落としています)。ロメールとしては珍しくアクチュアルな問題を取り上げていますが、デビュー作の「獅子座」が「ホームレスの作り方」みたいだったのを思えば、決して異色ではありません。
久しぶりに登場人物が異常に饒舌なロメール映画を堪能しました。
投稿者:Normandie投稿日:2011-07-14 11:35:06
怒涛の会話劇から始まりフランスの深刻な社会情勢を絡ませて最後は呆気ない
くらい素晴らしい物語を提示したE・ロメールは当時70歳近いがこの感性が突出してる。
7つの偶然からこんなさり気なく風刺の効いてる映画は特殊効果やCGなんて使わなくても作れるんです。
投稿者:msang投稿日:2009-11-13 23:42:19
市長さんと、それに反対する教師の娘との対話が非常によかったです。最初は会話にぜんぜんついていけなくてちゃんと理解できるかな、とか思ったけど、それなりによかったかも。そんなめちゃくちゃいいとも思わないけど。

投稿者:ふじこ投稿日:2005-01-30 12:19:31
市長さんとその娘と友だちの少女とのやりとりが一番面白かったかな。
ドキュメンタリータッチだったりミュージカル風だったりいろんなものが散りばめられていて、前半はセリフのやりとりを追うのが大変かなと思ったけれどだんだんと馴染んできた感じ。
フランスの政治のことや社会生活について無知なので新鮮な気持ちで観れた。
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-07-04 23:41:27
機智に富んだ、というのはこんな映画のことをいうのだろう。機関銃のような台詞のやりとり。ドキュメンタリーのような作りで、当時の仏の政治状況や、過疎化、農業問題、農村地帯の活性化、等々現代の某国にも通じる様々な問題を浮き彫りにしてみせる手際のよさは、さすが。中盤以降特に面白かった。
投稿者:ケークン投稿日:2002-07-18 08:55:03
いかにもフランス映画という感じである。こんな映画はアメリカでは絶対に出来ないし、出来たとしても客が入らない。私自身もこの映画を全く知らなかった。驚きは、こんなテーマで、こういう映画作りがあるんだということである。欧州人特有の機知にとんだ映画だが、日本人にはどうだろうという気がする。
投稿者:mckee投稿日:1999-11-29 05:15:59
封切り時に観て、あまりの単純さに驚いて以来、再見の時を待ち望んでいました。
個人的には『恋の秋』と並ぶ、ロメールの最高傑作だと思います。
ラストのあっけなさにこそ、どうぞ涙して下さい。
そこには、最近の映画が失ってしまった何かが見つかることでしょう。
それにしても、邦題はいろいろな意味で凄い!
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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