イングリッシュ・ペイシェント(1996)THE ENGLISH PATIENT
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【解説】 第二次世界大戦下の、北アフリカを舞台にした作品。撃墜されたイギリスの飛行機から、全身に火傷を負った男が助け出された。記憶を失っていたために“英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、少しづつその記憶を回想する。それは人妻との、砂漠での熱狂的な恋の物語だった……。そのストーリー運びの巧みさは、観客の目を一度捕らえたら離さない。第69回アカデミー賞では、作品賞を含めて9部門で栄光に輝いた。 ![]() 【おすすめ作品】
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アカデミー受賞も納得の深みある作品だと思う。
映像もきれいだしね♪
砂漠での映像など質感がザラザラするはずなのに、不思議と爽やかな風を感じられました。
まるで波打つような砂漠の砂、壁画の描かれた洞窟、青い空と黄金色の砂、そこに流れてくる聴き心地の良い音楽・・・なんてロマン&おセンチ♪
ストーリーも回想シーンで少しずつ過去を見せていくなど、小出しな感じが飽きさせませんね。
上映時間が長い事や時間軸が変わる事でそれまでのテンポが止まってしまったり、コロコロ変わりすぎて心情を捉え辛くなってしまう部分もありましたが、構成の工夫や美しい映像などで単なるメロドラマにはさせず芸術性を高める事に成功しています。
正直ストーリーだけ見ると戦時中の不倫絵巻にすぎないのですが、下品に映る事は無く、、どちらかと言うと一途な愛を描いた質の高い華麗な大人のラブストーリーに感じられます。
それは映像美に限らず、キャスト陣による効果も高いでしょう。
上質な色気と知的なオーラとエレガントな佇まいで魅了するレイフ・ファインズ、キラキラ輝く大胆で繊細な美しさを持つクリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュの気丈な女気から醸し出される美しさ、そしてウィレム・デフォーの異色オーラ・・・など主要4人のバランスが絶妙です。
特に美の種類が違う女優二人の魅力を堪能できました。
もちろん過去だけではなく、現在の中に別のエピソードを進行させ緊張感を増幅させているのも上手いです。
ただ・・・尻上り的に盛り上がっていくので鑑賞後の印象は良いのですが、意外と前半のマッタリ感は辛かったかな(汗)
もう10年以上前の作品なのですが、こういう古さを感じさせない映画というのは長く楽しめて良いですね。
若い頃に観て『イマイチ駄目だ』と感じた方は、もう一度チャレンジしてみて下さい。
年齢と経験を重ねた事でこの作品を受け入れられる懐が備わったかもしれませんし、女の愛は深い・・・なんて、しみじみ出来るかもしれませんから(笑)
涙涙涙涙でした
長編だけどその分の見どころ満載
心に深く残る映画だと思います
近年のアカデミー作品賞受賞作のなかでは、断トツで最高だと思う。
第二次世界大戦のアフリカを舞台にした物語。日本人の感覚では、WWUといったら、日中戦争から始まり、太平洋戦争での終結をイメージする。
しかし、ヨーロッパ諸国によるアフリカではフランスとイギリスが覇権を争っていたり、ドイツ軍も争っていた時期があった。
それが分からないと何とも作品に入り込めない。そういう意味では欧米向けの作品に思える。しかし、愛を前面に持ってきている事により、欧米以外の国でも理解され、評価されたのだと思う。
大作には恋愛物語が必須ということを理解した。愛は世界中で普遍なものだからであろう。
アルマシーの正体と戦争の経過が物語の中で同時並行に進行していくのは良かった。
しかし、回想が何回か前後するのが説明不足のため分かりづらかった。
激動の時代ではあるけれど、結局は欧米人による欧米流の激しい恋愛物語という印象が強く残った作品だった。
個人的には放映時間が長すぎると思った。30分くらい削ると良いと思った。
全部見終わった後、もう一度最初から見るとわかりやすかった。
S:ハナは好きだよ
私にとっては、魂も響く映画でした。
登場人物のひとりひとりに感情移入することができ、
映画の映像を超えた、さまざまなドラマが思い描くことのできる映画でした。
数え切れないほど繰り返し観ていますが、観るたびに心揺さぶられます。
特に人妻役の女の人がとても綺麗で、彼女が最期ノートに書いた文章はこの映画のテーマであると思われる。翻訳の戸田さんが直訳すぎて少し歯がゆいのだが、言語でとても感動した。
近年では稀に見るど真ん中ストレートのラブロマンス。ひねり一切なし。殺伐とした時代には逆に新鮮だという。でも、黄金のハリウッド作品をリアルタイムで鑑賞した淀川氏から見れば、噴飯物だったのでしょう。それを、新聞というメディアで柔らかく指摘したのは、さすが、海千山千。
撮影はOK
レイフ・ファインズもOK
不倫する女優は最低。あんなブスに命をかけられる訳がない
ジュリエット・ビノシュは相変わらず最低
というわけで、批判が多いのは当たり前。ですが、あの砂漠だけはもう一度見たくなります。
原作ファンと話をしていて「ハッ」とさせられたのですが、「あの主人公がベルギー人って知ってる? 映画じゃ分かんないでしょ」と言われました。彼の国籍を考えれば、あの行動は全くもって納得がいきます。第一次世界大戦でのドイツとベルギーの関係からすれば当然ですから。外人はひょっとしたらあの映画だけで主人公がベルギー人と分かったのかもしれませんが、私たちには無理。ということで、世界公開を前提としている映画としては致命傷のはずです。
話が長すぎるのと、気持ちが悪いのとで、途中でリタイアしました。
この作品のどこがいいのかわかりません。
懐かしい名前を見つけたのが映画を観たあとだったのですが・・・。
で、家に帰ってはりきって映画鑑賞とあいなった訳ですが、
この映画おそろしくわたしとあわない!!!
偽英国人患者の自己中心的な生き方にはまったく共感できないし、
キャサリンも男の趣味をもう少し考えたほうがいいよ。
インド人とウィレム・デフォーには少しだけ感情移入できたけど、
とにかく話が無駄に長すぎ。
映像は確かにきれいですよ!
だけど、それだけで評価していいのかーって感じでした。
その他いたるところで
これだけわたしの嫌いな要素を含んだ作品はかなり貴重。
ってことで、今後、「わたしはどんな映画が嫌いか?」という研究に役立て、
「DVD購入する映画は自分で見たいものにする」という教訓も含めて、
わたしはこのDVDを永久保存版にしたいと思います。
DVD勧めてくれたAYA本当にごめんね。
あなたとはこれからも友達です。
愛欲に溺れつつも戦争のさなか色々苦労いたしまして・・・・みたいな・・・よくわかりませんけど。
文芸作品ですからね。なんというか、小説的な趣があって物語展開描写が美しいわけですよ。
でも長すぎ。
こんな悲劇が待っていようとは・・・
映像が美しいことは認めるけれど、 心理描写が少なすぎるせいで、
見ていて映像に感情がついて行けなくて退屈だった。おまけに長いし。
もともと個人的に『不倫』モノって感情移入できなくて苦手なのだが、
これは特に、物語の中に『不倫』を正当化しうる要素や心理状況を
全く見つけられなかったし、2人の関係に全然同情できなかったので、
だたの肉欲に溺れた男女としか受け止められなくて、つまんなかった。
アルマシー伯爵が“イングリッシュ・ペイシェント”と呼ばれた皮肉な経緯と、
ラストのハナが注射の準備をするシーンだけ、ちょっとジーンとしたかな。
それがあまりのつまらなさにショーーーーック!
原作は知らないけど、レイフファインズがただの欲情オヤジにしか見えないのと
奥さんが今の夫への不満がないのにそれをあえて踏み越えてまで
レイフファインズに惹かれたのかがまったく見えてこない脚本で、
これじゃあただの肉欲じゃあないかしら?と思うこと必至よ!
その後のレイフファインズのストーキングぶりもみていて気持悪いし、
彼が彼女の夫の存在を100%無視していることにも疑問だわ。
ジュリエットビノッシュがあそこに留まる理由もちょっとよくわからないし
そんなこと簡単に軍が許してくれるものなのかしら。
キップに惹かれた過程もまるで描かれてないし
デフォーもあっさりと殺意をなくしちゃうし、
なくしちゃうだけならまだしも、さわやかな笑顔とか見せちゃうし、
飛行機がつっこんだ時、うまい具合に夫だけ死亡しちゃって
二人きりになっちゃうなんて、もう夫の存在なんて軽すぎて軽すぎて。
映像を叙情的にみせたいのは分かるんだけど、
そこに登場人物の心情を絡ませないと、
見方によっては映像の垂れ流しにもみえるから退屈だったわ。
唯一よかったのが、キップとハーディーの絡みかしら。
キップの爆弾解体のときの「下がれ」といわれても
「さりげなく」下がらないハーディーと、
ハーディーがなくなった後のキップのセリフに胸が切なくなったわ。
でも結局それだけで、上映時間も長いわりには中身がなくて
アカデミー賞のヨーロッパコンプレックスの典型かしら。って思ったわ。http://www2.tky.3web.ne.jp/~bruce/newpage2.htm
@現在と過去を交錯させた撮り口で、一つ一つの画面がジグソー・パズルのように濃密に構成されている。
A冒頭の壁画は、キャサリンが死を迎える洞窟の古代壁画「泳ぐ人」という凝った設定。戦時下で恋人の救出に行けなかったドラマチックな背景、洞窟での孤独な死に涙が止らない。
B最初のシーンで撃墜される飛行機と、ラストでキャサリンの遺体を運ぶ飛行機の見事なつながり。
C官能的な愛(アルマシーとキャサリン)と純真な恋(キップとハナ)を対比させた恋愛二重奏。
D「カサブランカ」 をほうふつさせるキーワード。 アルマシーとキャサリンのバスタブでの会話:
「君が一番幸せな時はいつ?」
「今よ」
「君が一番不幸な時はいつ?」
「それも今よ」
E大聖堂で、キップ少尉が看護婦ハナを滑車とロープを使って引き上げ、発光灯をかざしてフレスコ画を見せるシーンは、夢とロマンでため息がでる 「まさに映画史に残る奇跡の名画面」。
久し振りに胸にジーンとくる作品に出会う。
やはり何事も先入観は禁物かな。
映像美としては期待以上だったけど……やっぱりあの繊細な美しさを映像化するのは不可能でしょう。
許し難いのはキップの描き方。キップがハナの元を去るのは映画のような「わかりやす〜い」理由じゃなくて、ヒロシマとナガサキなんだけど……それを映画にできなかったのはMIRAMAXの意向?
セイロン生まれであるオンダーチェがあの作品の中で伝えたかったことが歪曲されてるような気がします。
でも倍は良いっていう原作を是非読んでみたいと思います。
タイトルの響きもカッコ良かったんだよねえ。まさかペイシェントが「患者」なんて意味だとは思ってもみなかったんでね。訳すと『英国人の患者』か?カッコ悪りいタイトルだなあ。
でもね、(下にも書いてる人いたけど)原作はかなりいいらしいよ。村上春樹がどっかでそう書いてた。まあ、彼は原文で読んだんだろうけど。映画では登場人物たちの繊細な心の動きが全く伝わってこないんだって。
ところで女性の身体だと、私は背骨の棘突起の間のくぼみが好きです。なんて呼ぶんでしょうね?
ぼくは戦争映画の一種として楽しみました。後方と、ふつう映画には登場しない工兵が描かれているから。
ケン・フォレットの小説『レベッカへの鍵』は、この映画と表裏一体みたいなもんです。こいつを気に入ったら、一読されると良いかも(カイロを舞台にしたスパイ小説です)。
原作の繊細なところが映画だと吹き飛んでるよ
平凡な日常があるからこそ、こういう映画が時にはとても必要になるのです。
レイフ・ファインズが美しい!
というより、まず第一に二人の女優、クリスティン・スコット=トーマスと
ジュリエット・ビノシュがすごくきれいだと思った。
また、砂漠の風景などもとても美しかった。
いい映画だと思います。