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奇跡の海(1996)

BREAKING THE WAVES

メディア映画
上映時間158分
製作国デンマーク
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月1997/04/12
ジャンルドラマ/エロティック
映倫R

【解説】
 プロテスタント信仰が強い、70年代のスコットランドの村が舞台。ベスは、油田工場で働くヤンと結婚した。彼女は、仕事のために家に戻れない彼を愛するあまり、早く帰ってくるよう神に祈る。するとヤンは工場で事故にあい、願い通りに早く戻ってきた。だが回復しても寝たきりの上に、不能になっていた……。やがてヤンは、妻を愛する気持ちから他の男と寝るよう勧め、ベスもまた、夫を愛するがゆえに男たちを誘惑してゆく。全8章、2時間38分からなる、濃密な愛の物語。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1181 7.36
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【ユーザーコメント】
投稿者:UFO投稿日:2013-10-25 08:58:16
割と好きな作品。
投稿者:jb投稿日:2012-07-27 21:33:54
トリアーすごい。
投稿者:Normandie投稿日:2011-10-28 21:55:56
トリアーの世界にのれるか否か・・
またまた宗教絡みですが他の作品に比べたら分かりやすかった。
この人の作品は皆の痒い所には絶対手は届かないってこと。
それが嫌なら次回からパスをおすすめします。
投稿者:uptail投稿日:2011-05-09 09:46:25
エミリー・ワトソン
投稿者:こじか投稿日:2010-05-05 22:10:12
超ほめ言葉として「きっついこれ…」と言いたい。
ダンサーインザ〜以上の生々しい人間くささが
ズシリと突き刺さりました。トリアーの神たる所以。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-11-12 00:05:17
【ネタバレ注意】

世の中と折り合って生きてゆける人間の為に作られていない。
が、人間の行動とは感情の産物…「激しい想い」は、時にバカで、時に狂気…そして透明な哀しさを湛える〜そんなものだ。

そして教会と関係のある人(彼女を追い出す長老達)の為にも作られていない。悪しからず。彼女は教会の言うことを聞いて(信仰によって?)ああなったのではありません。人間の言う事を聞いた(彼女の行動(サクリファイス)は予想外だろうが)ってシーンは記憶に有りませんか?

奇跡なのは夫の回復であり、鐘ではない。(若しくは奇跡は起こっていない)
起こったとしたら周りの努力と本人の意思であり、神ではない。(少なくとも教会ではない)
彼女は神の声を聞く。神とはグッドである。判断するのは彼女であり教会ではない。
逆に神父に聞かないと神の声が聞こえない人間には善意があるのか?
お百度を踏む人間はバカか?水垢離する人間はバカか?断食する人間は?教会で祈る人間は?…まぁバカには違いないのだろうが、誰も笑う事なぞ出来ない。(無知な子供以外は)〜まぁ奇矯っちゃ奇矯。
他人にお百度を踏めば良い、水垢離をすればよい、断食すべきだ、教会で祈らないと地獄に堕ちるとか勧める人間こそ、本人が自覚しようが(信じてようが)しまいが大嘘つきであり、社会の害である。〜この長いドラマを数々のロックの名曲と共に観て来た人は、彼女の一途な行動に奇跡を信じて…あの結末を迎えた…これは現実。でも夫は?〜多分、あのまま死んだのかも。ひとつだけ、奇跡を信じる(映画的な救いの為に)として回復した夫は、あの儀式の後、眠った訳だが。
あの長老達に神を語る資格がないと思い、かつ両方の奇跡を信じられた人は、グッドな人です。(僕は奇跡は無かったのではないか?と思うが〜ってか映画だよ!ラース・フォン・トリアーって変人(他人の事は言えない…)の書いた一片の詩じゃないか。)

投稿者:nabesiki投稿日:2006-11-11 00:03:42
この映画の主人公は小汚い。信仰がどうのと言いながら淫蕩なことをしている印象があり、反吐が出る思いだ。勘違いならばすみません。後は神様との対話のような場面も虫酸が走る。何だこれはと言う思いがした。何かふざけているように思えた。この映画を借りてみたときは信仰についてまだよく分かっていなかったので偉そうなことは言えませんが、やはりおかしい気がする。教会とか出すなという気がする。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-07-27 16:24:30
一部で評価が高い作品だが、私には重かった…というのが正直なところ。手持ちカメラとジャンプ・カットを多用し、リアリティーを持たせようという狙いはわかるのだが。
宗教的な意味合いが濃いからか。
頭の弱いベス(エミリー・ワトソン)は、信仰に篤く、彼女は常に教会で神と対話する。そんな彼女が最愛の夫に「体を他の男に委ねろ」と命じられ、夫の命を救うために自らを投げ出す。
純粋であればあるだけ、犠牲になろうとするベス。
愛の意味と神の存在を問おうとする意欲作ではあるのだが、「奇跡」が実際に起きてしまうと、正直私はしらけてしまった。そこまで築き上げてきたリアリティーが一気に崩れ落ちたからか…。

義姉のドドを好演したカトリン・カートリッジの早逝(02年41歳で死去)が惜しまれる。
投稿者:pilokun投稿日:2006-03-07 00:09:03
【ネタバレ注意】

あえて絶賛はしませんが、最後の鐘鳴った直後かつて無いほど突然号泣してしまいました。いやもう唐突に涙が溢れ出て、エンドロールが終わっても嗚咽が止みませんでした。
確かに、ベスの行動は信仰に拠るものであったとしても病的であるだろうし、ヤンの言葉も意識朦朧中のことだから純粋な愛からではない。でも、ここに問われているのは、「全てを受け入れる愛」とは何なのかだと思う。
ラース・フォン・トリアーの作品は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」に続き三作目だけれども、「奇跡の愛」を見終わった今振り返ってみると全て「愛の形」を問うているように思われた。
全てを受け入れる愛・全てを求める愛・孤独な愛・報われない愛、そして愛することの意味・・・。愛することと信仰の矛盾、神への愛と人間同士の愛の異同。トリアーの手法は独特で、シチュエーションとモチーフを色々と変えてはいるが、共通するテーマは「愛」と「信仰」だ。
もっと深く考察してみたいと思える、非常に珍しい作品である。おそらく2度3度見る度に違う感想が出てくるような気がする。

投稿者:マサ・ジャガー投稿日:2005-10-16 22:38:48
これが、ラース・フオン・トリアーの世界なんや。。。暗く、重く、厳しく、でもしっかり感動もさせてくれる。 グランブルーで主役を演じていた男優が懐かしかった、悪魔のはらわたのウド・キアもナイスキャスティング!!ドド役の女優が、この6年後に敗血症で死亡している。 ラストシーンの鐘の音は、べスが望んでいたから、そしてラストを少し明るく盛り上げるために製作者たちと討論したためか?
投稿者:KOTOBA投稿日:2005-04-18 18:12:28
最初、この作品を二目と観る価値のない作品だ、と切り捨てかけたが
クライマックス、その思いがかなり恥ずかしいものであったことに気付いた。
トリアーの演出には無駄はないが、キングダムやイディオッツと等しいカタルシスを求めて観るにはかなり厳しい。
これらとは趣を異にしてみなくてはならない。
だが、これは紛れもなくトリアーらしく立派なトリアー手法の映画。

個人評価:6
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-12 23:33:35
ホントずるずるです。最高。
投稿者:ジャンニピエール投稿日:2004-09-30 21:07:19
【ネタバレ注意】

この監督の作品3本(奇跡の海、ダンサー〜、ドッグヴィル)を観て思った。
どうしてココまで主人公たちをいじめるのか?主人公はどれも女性。
そして周りの人々の態度の豹変さ。主人公に状況に悲しくて泣くというより、周りの人たちの卑劣な行為に怒りが込みあげてくるシーンのほうが多かった。ラースフォントリア監督はこの先もこのような映画を作り続けていくのであろうか?それもまた、狂気である。

投稿者:nobu投稿日:2004-08-31 08:00:35
【ネタバレ注意】

一緒に見た人たちと、あまりに意見が違うのでコメントさせていただきます。ラストの鐘はどうなんだ!そのせいで、ベスの死や、最後に残していった言葉が、台無しになっていると感じるのは自分だけなのかな?全体的にシリアスかつ純愛(宗教色強し)でまとめているのに、なぜ最後に鐘が空からなるんだ。純愛ドキュメンタリーが、最後に十戒になるのはなぜ??あーーもったいない!!

投稿者:さゆぽん投稿日:2004-06-16 02:02:16
【ネタバレ注意】

印象は強く残った。
だけど彼女は、結局「答え」を見つけられたのだろうか。
そこまでして夫に尽くした結果得たものは何だったのだろうか。
報われない愛が彼女を縛り付けていた。
こういう作品は見る側としては物凄く辛い。
同情してしまう。

投稿者:K0U投稿日:2004-05-03 09:34:20
【ネタバレ注意】

キリスト教の精神での「愛」と、肉体の「愛」。この2つを繋ぎ合わせるための良心的逸脱。やヴぁいね。

ここまでやっといた挙句の、ベスのセリフ。「人は言葉を愛せない」「全部私が間違ってた」。ひっさびさに鳥肌が立った作品だった。ストーリーが良いとか悪いとか以前に、映画を通してやってることがすごい。


投稿者:スガマニア投稿日:2003-07-25 13:04:32
【ネタバレ注意】

各章ごとに出てくる映像と音楽はけっこういい感じで、映画をぴしっと締めていると思った。最後の鐘が鳴る部分、みんな理解できてるんでしょうか。オレは理解できんかったね。なぜ二つ?まっちゃんはえらい誉めてましたけどね、この映画。
少なくともダンサー・イン・ザ・ダークよりは後味いいし、ベティブルーほどヒロインにイライラさせられない。ただ、ヤンがそこまですばらしい男に見えなかったのはオレだけかなあ

投稿者:おうる投稿日:2003-02-17 23:19:31
一言、疲れた。
宗教の絡みを海外ではどう見るのかな。
台詞は「全部間違ってた」が印象的。
投稿者:ゆき投稿日:2003-02-11 22:11:31
 エミリー・ワトソンって人は「愛のエチュード」とか他の作品でも結構好きな人の1人だったんだけど、この映画はダメだったなぁ。個人的には、彼女には裸のシーンが合わないような気がしました。役柄もあるだろうけど、彼女のあのデカ目でギョロギョロ見られたら、ちょっとラブ・シーンでもひいちゃったな。
 作品の内容も「愛があればどんな苦難も乗り越える」ってことを言いたいんだろうけど、普通の男女の設定では無理な事を、精神的に障害が少しある設定なら許されるだろう、それが純愛だーみたいなのって、どうかなって思う。
逆に、彼の看病をしていく中で、彼女が少しずつ精神的に自立して彼よりもしっかりした部分が出てきた方が、静かだけど感動するなー。
投稿者:ママ投稿日:2002-12-03 22:56:47
愛する男に対する狂気的な感情でラストは… こういう映画はよくあると思うけど結局、見終わった後の後味はまぁ最悪。でもこういう映画、嫌いじゃない。「ベティブルー」とか「ダンサーインザダーク」も後味最悪のヘコミ確定の映画だけど、なんなだろ?すげー心に残る。
投稿者:SYCO投稿日:2002-09-04 19:18:40
キリストの教えは献身的な愛であり、ベスは自分のやり方でその教えを厳格に守る。村の教会のお偉方は、規則や戒律ばかり厳守して、根本的な思想を忘れている。その対比がテーマだと思う。
この献身的な愛は、ベスの場合キリスト教を通して学んだけれども、宗教など無くても、人間が持つべき『善』のひとつであることは間違いない。
もちろん、キリスト教の普及する文化圏でつくられた映画なので、何が善で、何か悪かを判断するのは天の神様で、ベスがしたことは『善』であったと神様は知っている、という感じで終る。
でも、キリスト教を信じてなくとも、なにか全てを公平に見る目の存在を信じて、まわりが何を言おうが、自分が正しいと思うことを遂行するのは感動的だ。
だから何度見てもこの映画は泣いてしまう。



http://hp3.popkmart.ne.jp/syco3/index.html
投稿者:パタママ投稿日:2002-07-26 17:32:21
デンマーク映画の巨匠達の暗黒・・そうですか、私はベルイマンも思い出しました。博学の皆さんを前に恐縮ですが、ラース・フォン・トリアーは未熟ながらもその方面の流れを受け継いでませんか?ってまだ2本しか観てませんが・・
ダンサーインザダーク→奇跡の海と観たのでちょっと物足りなかった。ダンサーは鑑賞後ブッこけて数日間高揚したまま彷徨い、ビョークのCDを聴いたりもしたけど、こちらはどうなんでしょうか、作為が表面に出てしまい、映像的にも平板だったのではないでしょうか。挿入されてる音楽とのマッチングもいまいちです。時間をもう少しつめたら良かったんではないかなぁ? ラストへの詰め方も甘い。こういう場合は、ピンポイントにするか、大枠でザクザクのどっちかでしょうか?これは物語なんですけど物語り切ってないかもね。
ダンサーは奇跡的な仕上がりなのか?ビョークによるところ大なのか?映画ってつくづく天の配剤の結果かも・・・
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-14 08:43:47
 殆ど全編手持ちカメラによる撮影だし、中抜き(ジャンプカット)での編集も目につくが、あまり映像的な新規性は感じられない。極めてオーソドックスな画面づくりだと思う。
 エミリー・ワトソン演じるヒロインの非現実的なキャラクタリゼーションと、その夫との納得し難い関係性をラスト・カットでファンタジーとして収斂させる構成も、私には余りにあざとく、とってつけたように感じる。非現実的であることを非難しているのではない。演出によって「映画の現実」を納得させる以上にいかにも綺麗に伏線を回収したようなラストカットで集約してしまう映画づくりのお座なりさが嫌らしい。

 強烈に観客の心を揺すぶる映画だとは思うが、その術は演出によるものというよりもストーリー展開に多くを拠っている。さらに言えば、夫の回復のために他人と性的な関係を持つ、最後にウド・キアが待ち受ける海上の船に赴く、といった梗概レベルで表現できるストーリの奇矯さで観客を揺さぶろうとしているように思える。まあ、私は余り興味がないのだが、現代の聖女(=魔女)を描く、というテーマ性に対する作家的野心も、これっぽっちもないのではないか。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:ファルド投稿日:2001-09-08 16:51:25
個人的にはこの作品にそれほど感動はしなかったけど、ベスとヤンのお互いに相手を想う気持ちが凄いね。優しさが滲み出てたし、まさに神がかった純愛物語。エルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」やプロコム・ハルムの「青い影」等哀愁漂う名曲が各章の始め毎に流れていたけど、出来ればドラマの中で流して欲しかったなと思った。
投稿者:はらだ投稿日:2001-06-04 13:49:58
なんか後味悪いんだな。たんに宗教のことを知らないからでもないだろうけど。非常にグロテスクなものを感じる。それを好きな人もいるだろうけど。
下にあるように、全編手持ちのロビーミューラーのカメラはすごい。たしかに全部見るべきだとわたしも思う。ジャームッシュとか、ベンダーズね。
投稿者:COUP投稿日:2000-12-27 11:51:46
いやぁ、感動した。
主役の女性のけなげさ、海の色……etc.これぞ純愛と呼ばずしてなんと言えよう。
うまく説明できないところが、またこの映画の魅力だと思う(自分のボキャブラリーの少なさもあるのだが)。
だけど、まてよ。ラス・フォン・トリアーって、こんな監督だったっけ。
これでもか、というくらい可哀想な女性の状況をみると、
「ひょっとしたら、コイツ楽しんでんじゃねーの」という気になってくる。
涙に惑わされてはいけない。この映画は好きだが、泣ける映画=いい映画とは限らない。
いま公開されているラス・フォン・トリアーの新作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も“全世界を感動の渦で包んだ”というような映画宣伝の常套句が使われているが、それは本当なの?
いささか脱線したけど、同情の涙は大嫌いなので、あえて「騙されてはいけない」と言いたかったのだ。
“同情するなら金をくれ”と安達ゆみちゃんも言ってたでしょ。
投稿者:zero投稿日:2000-12-09 02:43:39
10年間でのこの監督の変化進化は特筆すべき。
初めて見た「ヨーロッパ」から次に見たこの「奇跡の海」への変化は
この監督の熟成ぶりだと判断しました。
ロビーミューラーの撮影が影響大。
この人の全ての映画をみんなが観るべき、いま。
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