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ロスト・ハイウェイ(1997)

LOST HIGHWAY

メディア映画
上映時間135分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(松竹富士)
初公開年月1997/06/14
ジャンルサスペンス/ミステリー

【解説】
 妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。デヴィッド・リンチ実に5年ぶりの新作で、彼の最高傑作とする声も多い、幻想にすべてが溶けて行く恐るべき作品。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
13106 8.15
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【ユーザーコメント】
投稿者:Bava44投稿日:2018-05-13 23:29:57
【ネタバレ注意】

不条理劇の一言で片づけられやすい映画であるが、実際は、ある程度まで分析可能な作りをしており、それに対してきちんと向き合ってみることが大切である。例えば、ロスト・ハイウェイという題名には「道を見失って迷子になる」ぐらいのニュアンスを見出すことができる。これは作品の意図を、比較的わかりやすい象徴的なタイトルを用いて、宣言するものであろう。

シナリオは恐らく後半部分の粗筋を先に作ってから、全体を構想し、練っていったものである。
前半:生活感の乏しい夫婦が、何者かに家庭を見張られているというミステリー。
中盤:唐突に、主人公が殺人の罪で収監され、牢の中で別人になる。
後半:青年がマフィアの情婦と関係を持つ、青春系犯罪映画の体裁に変化する。
途中で物語が入れ替わるという劇構成は、ヒッチコックの『サイコ』という前例があるわけだが、主人公が完全に別人になってしまうというのは、リンチのような一部の作家にしか許されない荒業である。そうしたプロット上の不自然さを「頭痛」という要素を導入して緩和しているのだが、本作の場合、それはあくまでミステリーのコンテクストが生み出す擬似的な効果なのであって、作品自体にはあまり重要性のあることではない。病理学的観点から合理的に説明可能という代物ではないのだから、仮に記憶障害の要素がなくても、こうした作りは成立したであろう。

最後の「ディック・ロラントは死んだ」というインターフォンは、形の上では作品を冒頭につなげるループ構造にしているように見えるのだが、後半の主人公ピートについても、発見されるところから始まり、再度失踪して終わるという点で、前後の欠如した、ある種の循環性が感じられる。こうした通常のスキーマが機能しない、特殊な構成になっている以上、それに応じた評価をしていく必要がある。象徴性の強い不気味な男については、そうした物語世界の内外の境界にいて、コードの恣意性を反証的な形で体現している人物という解釈ができる。(白塗りなのはカーニバルのお化けを連想させる。)

尚、リンチ本人は、複数の筋立てを否定していて、映画は単一の筋だと語り、パトリシア・アークエットにも一人二役ではなく同じ役だと指示しているらしいが、これはむしろ、そのことの実現のために苦心していたとみるべきである。つまり、作品の肝がそうした部分の創作にあるというわけである。例えば、マフィアのボスは周りからはミスター・エディと呼ばれているが、警察はロラントと認識している。これは一人二役なのではなく、二役イコール一役である。たぶん、キャラクターの多くが前半後半でそうなっているのだと思う。

演出に関しては、常識外れの脚本を柔軟性をもって見事に具現化しており、その叙述法はかなり高度である。本作のような、ニュアンスと変化に富んだ映画を作るためには、相当な技量と感性が必要であり、容易には真似できないものである。
ちなみに前半部分の描写においては、主人公のどんよりとした主観性が優勢なのだが、これは完全にモノローグ化された世界における、強迫観念的叙述なので、当然「信用できない語り手」の要素が出てくることに注意である。(ただし、ここは描写性重視なのでドラマの展開に欠けており、間をもたせることができずにフェイドアウトを多用しているのは気になった。一般の観客には退屈すぎ、若干、映画優等生振りが鼻につく。)そのあと、中盤以降になると視点に客観性が出て、ストーリーの展開もあるので、こうした様態・文体の違いに対しても注目しながら鑑賞すべきであろう。
(尚、些細な演出だが、ボウリングのレーキ(降りてくるバー)のショットが、ワイプの代用として機能しているのが、音楽の入れ方と合わせて上手かった。)

あと日本語字幕についてだが、細部まで緻密に計算されて作られている映画なので、翻訳にも細心の注意を払ってほしかった。中盤、頭痛を訴える主人公に対して、看守たちがするやり取りが「何て野郎だ。あの女房殺しthat wife killerは哀れだな」「どの女房殺しwhich one?」(爆笑)と訳されているが、後者は「何奴(どいつ)のこと?」としなければ次の展開につながらない。さらに解釈次第では「(殺されたのは)どっちの女?」にも掛かっている。物語や人物が二重になっているのだから、which oneという言葉に含みがあるのは当然であり、ここはしっかり解るように訳すべきである。

投稿者:HABBY投稿日:2017-09-29 21:45:52
【ネタバレ注意】

幻想的な作品。デヴィッド・リンチの最高傑作かどうかはともかくかなりビンビンきてるのは間違いない。リンチの他だとデパルマもこういう作風が得意という気はする。パトリシア・アークエットの豊満すぎるど迫力ボディが見渡せるのも本作のチャームポイント。最近の作品でも豊満な谷間をよくのぞかせてるし、若い頃に脱いだのかなあとか妄想してたが、やっぱりご開帳されてました。宮沢りえのサンタフェではないが、若い頃にぽんっと脱げるのも一つの才能だろう、なんちゃって。

投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-27 21:38:17
あまり印象になかったりして。
投稿者:UFO投稿日:2013-10-22 21:48:15
大好きな作品。
投稿者:MAKO投稿日:2013-03-29 16:57:24
【ネタバレ注意】

久しぶりに見ました。前に見たときはちんぷんかんぷんでしたが。
今回はすごいすんなり内容が頭に入ってきました。分かりやすい。

投稿者:gapper投稿日:2012-10-24 18:47:39
 推定予算1,500万ドル、総収益約400万ドル(米1997)。

 二つの世界がカップルを中心に入り混じった不条理ドラマに犯罪とファム・ファタール、そしてローキーの画面というフィルム・ノワールの仮面を被った作品。
 この作品を不条理ノワールと呼びたい。

 不条理物は不安感を煽るものが多く、この作品もかなり不安を感じるものになっている。
 フレッド(ビル・プルマン)とピート(バルサザール・ゲティ)の関係。
 レオナ(パトリシア・アークエット)とアリス(同パトリシア・アークエット)が同一人物か否か。
 確実なものは、無い。 まるで悪夢。

 音楽はデヴィッド・リンチ御用達のアンジェロ・バダラメンティだが、内容に対しては落ちる感じがする。
 余りにも「ツイン・ピークス (1989)<TVM>」が、印象的だからかもしれないが。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:jb投稿日:2012-07-28 22:46:04
好きな作品。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2012-05-26 17:01:14
リンチお得意の不条理系描写をまぶした90年代のフィルムノワール。
前半は、ほぼ自宅の中のみで展開されるが、その室内のセットは禁欲的なまでに家具などが最小限に抑えられ生活感がまるでない。セリフも少ないし地味に進行していくのだけど、この辺りの謎が謎をよぶミステリー感覚が素敵だ。
後半は、ギャングやポルノやセックスのオンパレードになりBGMも派手になってくるが、それでもそんなに過激な感じではないので、全体としてはスタイリッシュながら落ち着いたテイストの作品であろうか。
もちろん、ストーリー的には支離滅裂であるけど、それなりに因果関係を追っていくことはできそうな気もするね。
演技陣。プルマンとゲティは健闘、ロジアは悪役を楽しそうに熱演、ブレイクは子役時代に「飾窓の女」に出ていたがあのヒロインの名前もアリスであった。チョイ役で黒人コメディアンの草分けプライヤーが自動車修理工場の社長で出てるが、「カークラッシュ」では洗車場に勤めていたね。同じく修理工役のナンスは「イレイザーヘッド」の彼だが、本作が残念ながら遺作となった。変り種は、シーラ役のナターシャグレッグソンワグナーで、あのナタリーウッドとロバートワグナーの娘である。そして白眉は何といってもアークエットだろう。三人の男たちから欲望の対象とされる彼女の体当たりの演技は凄い!
投稿者:クリモフ投稿日:2012-03-07 02:18:02
しょっぱなボウイのボーカルが暗闇のハイウェイにかぶさってきて、やっぱりリンチは音楽の使い方がうまいなぁと感心させられます。話はいつも通り、原因と結果で考えてくと完全に迷子になりますが、まぁリンチを念頭に入れておくとそんなに驚くことはありません。
「答え」を求めなければ、際立つのは観客を惹きつける画作りやら冒頭を始め意表をつく音楽センス、見せない怖さの演出、とんでもなくひねくれたユーモアと純粋に映画において大切な要素で、しっかり学校で学んだだけあり、ちゃんとした手腕を持っていることがわかります(古典に対するリスペクトもありそう)。
ただ、そういうところに舌を巻きつつも、やや冗長なのも確かで、中盤以降は緊張感が途切れる時間もあるにはあります。このへんははなから謎解きを放棄してしまった鑑賞方法にあるかもしれませんが。
キャストではパトリシア・アークエットがなかなかのミステリアスビッチで魅力的。ロッジア、ブレイクも気持ち悪く怖く映画の雰囲気に貢献しています。
少しダレるのでリンチの中ではまずまずという感じですが、車でケツかかれてブチギレするマフィア、一目ぼれの表現、アリスのストリップ、それぞれのシーンは相変わらずのセンスで観て良かったという気にさせられました。
投稿者:goodfellas投稿日:2011-07-16 22:46:38
【ネタバレ注意】

何年かぶりにDVDでみました。
前半が特におもしろい。
あれだけ暗闇の画面を凝視させる映画はあまりありません(暗闇のスクリーンと言いたいところですが)。
警察が自宅を訪問する場面で、ビル・プルマン演じる男がこの映画のテーマをポロリ。「カメラが嫌い。」
刑務所の独房で主人公が自動車整備工の若者に入れ替わって、同じ女(?)と出会う。LOU REED が歌う THIS MAGIC MOMENT 。ヘタウマボーカルがたまりません。
後半、だんだん訳がわからなくなってきます。
前半のパトリシア・アークエットと後半の同左は、別人なのか、同一人物なのか。
時間軸どおりにストーリーが進んでいるとしたら、別人のハズですが、写真の2人は、翌日には1人になっているし、最後のジャック・ロラント・イズ・デッドはまた最初に戻っているし。
どういうこと??。。(そういう映画なので)
この作品は、起こったことを、そのまま記憶したくない男の話です。
最後には発狂してしまいました。。

投稿者:こじか投稿日:2010-11-23 14:38:30
凡人とは少し次元の違うユーモアセンスには毎度驚かされます。
リンチの演出ってとても上品で張り詰めたものがあり、
何より隙がない(ように観える)ことが特有の凄みかなぁ。
一見小難しそうに観える割に難解だとは思わないし、
今回もこれはこれ。そのまんまなんでしょうけど考えてみると
すんなり評価しづらいのが本音です(点数付けづらい)。
嫌いじゃないし好きでもない、要は魅力的…いや魅惑的。
投稿者:4531731投稿日:2007-12-20 02:27:49
猛スピードで闇の中を進む車。彼の行き先はどこなのか…?

まあ、その行き先。「夢」を見るのが好きな人なら分かろうというものです。つまり。「いい夢」を見るためにはくらい、くら〜い心の奥深くにヌプヌプと頭まで沈まなければならないのですよ…

ぼくは悪夢が好きなのでリンチ大好き。あの人はいつも「いい夢」見させてくれる。
それにしても悪夢的なイメージというものはそう簡単には出てこないものです。まず、自分に真っ正直にならないといけない。
自分に正直になるには大きなリスクを負うことにもなるが…
だからリンチは恐ろしくタフな男だな… とつくづく思います。

つまり、詩人は戦士でもあるのですよ…

リンチの場合、弱い自分をさらけ出す勇気、決意、悲愴感、そういうマジなものを引っぱり出して
一方ではギャグやエロを絡めて冗談みたいな雰囲気、ケムにまこうと言ういたずら心もかいま見せる…
それはいつものこと…

ロストハイウェイではマルホランドドライヴのように芸能界に足をつっこみかけの女、アリスが出てくるけど、
彼女はある種、スターにはなれずにポルノに出てマフィアまがいの人間と付きあい利用される憐れな女。
アリスの心情は映画では描かれていなかったけど一瞬だけそういう内的な動きを垣間見せた瞬間があった。

アリスが、あの天使と死神を同時に演じていた瞬間…

アリスの敵。それは彼女自身の運命だ。彼女はピーターを敵の代役として選び、自分の運命に復讐を試みる…
これぞファムファタル。怖いですねえ。怖いけどいいですねえ。パトリシアアークェットが魅力的なだけに…

筋的にはフィルムノワールな雰囲気をかもしてもいますが
どうもリンチ的にはジョークとして引きあいに出しただけのように見える。

基本は、ある男の自分に対する問いかけ、自問自答、混乱、妄想。その全てが入り乱れている。
女も同じ人間なのにちょっと好みだと夢を見始める男のサガ。
ということで、理想の女に自分のファンタジーが重なった瞬間。その恐ろしさと悲劇が饒舌に語られていました…
http://blogs.yahoo.co.jp/kristiancirkusjoe
投稿者:jordandas投稿日:2007-10-29 21:00:29
過去に2度観てもわからなかった。出演しているジョバンニ・リビシが観たくなってまた観てみました。やっぱり、二人がひとりというところで???わからなくなってしまうのです。でも、内臓に染み込んでくるような気だるげに流れる曲が、強烈なアクセントになってグイグイ入り込んでしまいました。

俳優陣の演技力がバツグンで魅力一杯、スッキリしないけれど切り捨てられない作品です。
投稿者:藤本周平。投稿日:2007-07-08 22:50:15
ん〜、難しいですね。
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-06-08 18:18:12
意味不明だけど、思ったより見やすかった
投稿者:フェニックス投稿日:2006-12-16 22:47:59
日本の鈴木清順映画と同じといってよいのか悪いのか、まともにストーリーを理解しようとすると訳判らなくなる。
せめて映画のテーマ(趣旨)が判れば、と思うんだけど。
映画館で見ると眠くなるだろう。家でゆっくりDVDで観た方がよいと思う。
投稿者:ツェザーレ投稿日:2005-12-17 02:54:01
この作品はヒッチコックの「マーニー」を下敷きにしていると思う。内容の類似性もそうだが、細かい点で一致する部分があるのだ。例えば、「マーニー」のヒロインは最初黒髪で登場し後に金髪に変身する。また、パーティでの“I beleave we've met before”“I don't think so”といった会話などもそうだ。下敷きしたというより、「マーニー」から得たイメージをモチーフとしてリンチワールドの中で展開して見せたというべきかもしれない。
投稿者:さとさと投稿日:2005-07-15 18:20:55
シュールな笑いを狙ったCMを続けて300本ぐらい見たような気分にさせられる。
最初のうちは面白く見れますけど10分で飽きました。
リンチはアート作家を気取ってる下品な人たちとは一線を画す監督だと思っていたのでがっかりしました。
まあ、この失敗作があったからこそマルホランドドライブやストレイトストーリーがあったのだと思えば怒らずに済みます。
公開時は怒ったけど。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-06 15:36:30
妖しい雰囲気が好き。
投稿者:FilmSeeker投稿日:2004-11-03 22:06:44
有名な映画なので見てみましたが、意味不明でつまらなかったです。
見終わった後しっくりこなくて、後味が悪い映画は嫌いです。
投稿者:sad A投稿日:2004-05-04 02:00:31
【ネタバレ注意】

彼の映画に実にしっくり来る形容だと思いますが、悪い意味ではないです。
この映画を観た後の気持ち良い余韻は、最後のシーンに使われてるnine inch nailsの曲の貢献が少なからずあると思いますが、
最初のボウイの歌とsaxの音の齎す「いかがわしい」雰囲気の曲から、最後の「破壊への衝動!」て感じの曲まで、実にリンチ的で素敵です。

投稿者:堕落者投稿日:2004-03-31 15:46:19
男はビデオカメラが嫌いだと言う。カメラは現実を映し出し,そのまま記録する。男は何時までも「自分の現実」を記憶しておきたいからだ。現実が現実に耐えられる範囲と容量を超えた時,現実は妄想と出会い,現実は現実と妄想の狭間で激しく歪み,現実は現実でなくなる。抑圧された欲望が解き放たれる・・・。何処までも孤独な男の苦悩。一人だと思っていた人間が実は二人だったりすると同様に二人だと思っていた人間が実は一人だったりする。それをリンチは複雑に錯綜した,入り組んだ技を使って描いたと言える。
投稿者:NYY投稿日:2003-12-07 21:02:29
 怖かっけど、引き込まれるようにハマった。よく分からない部分もあったけど、面白かった。というか、見てて気持ちが良かった。
 あと、パトリシア・アークェットのボディは非常にナイスだった。
投稿者:マニ投稿日:2003-04-05 04:37:44
何回も観て、「アイズワイドシャット」を観て、「メメント」を観て、
ようやく納得。
目に見えない人間の深層心理、意識、無意識をこうまで忠実に
ビジュアル化した映画は他にないと思う。

観てる我々も、まさに主人公と同じ「混乱」を体験するが、
(それほど完璧な作品!)事実の暗示は至る所にちりばめられている。
あたかも客観的事実のように描かれている場面、行動、それら全てを
疑え!
投稿者:トレマー図投稿日:2003-03-30 19:47:16
化粧してたオヤジがインパクト大。
投稿者:Clash1977投稿日:2002-10-16 07:06:08
”グライド・イン・ブルー”や”冷血”で強烈な印象を残している俳優ロバート・ブレイク、この30年ほどは名前を見ることもなく、過去の人物だとおもっていたら、デビッド・リンチはあの人は今どこに、という俳優の起用の達人だと改めて思いました。ロバート・ブレイク、素顔がわからない白塗りの顔でしたが、凄みはありました。今後はピーター・ローレのような役者になってほしい。デビッド・リンチ、次の起用はマイケル・J・ポラードあたりでしょうか?                                                       
投稿者:ノリオ投稿日:2002-09-01 03:01:54
冒頭の強迫概念に捕われたようなボウイの歌声と薄暗いハイウェイを疾走する映像、ただそれだけでこの映画は満点。リンチを甘やかすなっていってもこんな映画は他の誰にも撮れないのだからしょうがない。フィルムノワールのクリシェめいたストーリーをこれだけ解体して、それでいて彼の作品中もっとも娯楽性が高いのだから文句なし。
投稿者:桃太郎投稿日:2002-03-21 19:12:03
 一人二役?二役一人?時間の経過は?人物の接点は?全てに???がつく映画。リンチの魅力がたっぷり。逆回転のはや回しやカルト的なビデオの映像、二つの世界に登場する怪しげな男、この尋常でない世界を頭でなくて感覚的に、映像と音にどっぷり浸かって楽しむ。リンチ映画の醍醐味でしょう。
投稿者:しょんぺん投稿日:2002-01-15 18:56:22
映画館で観てもっとも脳味噌がビンビンにシビレタ映画。
ガッコーン!と、地の果てまでぶっとばされた。
エンドルフィンがこぽこぽ出まくって、気持ちよかった。

音の洪水、色の洪水。大画面&大音量で観ることができてよかった。


この映像を撮った撮影監督はジョニー・デップ主演の『フロム・ヘル』も撮っていて、こちらも最高に絵がきれい。

リンチの映画ってさ、凡百のライターにはストーリー紹介できないでしょ。
そんな簡単に解説されてたまるか!みたいなパワーがあって(笑)。
だから、我々観客は、事前に雑誌とかで無駄な情報を仕入れずに済むという利点がある。

これっぽっちも予断を入れず観るハメになるから、リンチの映画はいつも楽しめるんだよなー。
投稿者:あれ・さんぷる投稿日:2001-10-02 02:53:01
この映画の良さは、何といってもキャラの魅力に尽きると思う。
白塗りのロバート・ブレイク、マフィアを演じるロバート・ロッジア、
パトリシア・アークエットのファム・ファタルに、
迫力満点の父親を演じるゲイリー・ビュジー。

現代に甦ったフィルム・ノワール。
投稿者:シルヤブ投稿日:2001-09-20 23:37:21
まさに「謎が謎を呼ぶ」って感じ。
そして、最後まで謎のままです(笑)
わからなくても、おもしろかったですけどね。
前半はけっこう怖かったです。
サントラのナイン・インチ・ネールズの曲はいいですよー。
投稿者:SYCO投稿日:2001-08-25 15:18:09
この映画、アメリカで封切りと同時に劇場に見に行きました。 もちろんリンチフォロワーがたくさん来ていて、映画通が集まっているというか、普通の映画館とはちょっと違う雰囲気。
そしてあの、映画のちょうど真ん中あたりのびっくりシーン(ネタばれするから詳しくは言いません)で、どこかに座っていた大の男が「わぁーっ、あぁーっ」って、超ぶったまげて叫び声を上げたのです。 他に誰も声を上げた人はいず、彼の声だけが、劇場内に響きわたり、その1秒後には、観客全員が大爆笑!!
それから後半は、全く集中力が無くなってしまいました。 でもどっちみち、わけの解らない映画なんですね。http://www.popkmart.ne.jp/syco/
投稿者:seiji投稿日:2001-08-24 14:43:53
妻に対する殺意。それに対する罪悪感。
まったく別の自分。崩壊していく生。
そんな深層心理のあぶり出し映画。
強烈に面白い。http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-08-21 15:38:29
私は全然おもしろくない。
投稿者:エル投稿日:2001-03-22 01:44:40
何とも不思議な映画。誰か説明してくださいと言いたくなるけど、これはわからないままでいい映画なんでしょうね。しかし、パトリシア・アークウェットの脱ぎっぷりにはびっくり。
投稿者:スヌーキー投稿日:2001-03-13 05:49:16
この映画は、きち・・おっと、がいきちが作った最高傑作である!!これほどまでに、陰鬱でいかがわしくて、その上映像と音像のバランスが取れた映画があるだろうか??リンチ監督はこの映画に対して次のようなコメントを残している。『サイコジェニックフーガ(心因性記憶喪失)映画である。』・・意味がわからん・・説明を聞いても分からない上、ストーリーはまるでメビウスの輪のごとく、らせん状につながっており、ラストは回帰する。リンチは、薬でもやっていたのかなぁ??それにつけても、ロバートブレイクの存在!!ミステリーマンとして登場しており、一層この映画のドロップアウト状態を作り出してる事は、間違いない!!火にニトロをつぎ込むキャスティングの妙!!!そして、音楽担当のNINにつきる!!それにしても、この映画が配給された90年代半ば、同じくセブンが公開されていたがこれもロストハイウェイに通じる世紀末の匂いがしていた。奇しくもエンドテーマ歌っていたのは両方ともデビッドボウイだった。ボウイも世紀末好きなのかなぁ・・。う〜〜ん、やっぱり映画って、総合芸術なんだなぁ〜〜〜
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-02 23:30:38
 とても面白い。ストーリとしての辻褄合わせをせずにはいられない人や、映画
からどうしてもメッセージ性を汲み取らないと気が済まない人には薦められない
が、私のように「画面と音を堪能すること」が映画を見る楽しみの第一義だ、と
いう人には大いにお薦めします。

 巻頭から数分は夜の屋内シーンの画面が暗すぎて、映像作家としての野心は理
解できるけれども「いくらなんでもなぁ」と思いながら見ていたのだが、パーテ
ィシーンで白塗りのロバート・ブレイクが登場してからは怒濤のようにスペクタ
クルが押し寄せる。ロバート・ブレイクがいいです!
 ロバート・ロジアがパッシングした車の男を殴りつけながら説教するシーンも
傑作。『ブルー・ベルベット』のデニス・ホッパーには劣るかもしれないが、狂
気的な演技だ。

 ま、なにはともあれパトリシア・アークエットの裸身の迫力。
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