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彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939)

THE ROARING TWENTIES

メディア映画
上映時間105分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1955/09/16
ジャンルドラマ/犯罪

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彼奴(きやつ)は顔役だ!

【解説】
 原題の示す通り、禁酒法下の20年代を舞台に、キャグニーとボギー、それにJ・リンの第一次大戦の戦友トリオがお互いに敵対するようになるまでを描く。まさにこの時代、俳優から監督と映画の青春を生きたウォルシュが、共感と冷笑を込めて描く、米国の“バブル”史。戦争から帰還し元の職場に戻るつもりだった自動車整備工のエディ(キャグニー)は人余りのNYの現状に途方に暮れるが、タクシー運転手として働き始める。しかし、客の代わりに届けた荷物が密造酒だったことから、この稼業に没頭、たちまち成功し、戦友ジョージ(ボギー)を相棒に、ロイド(リン)を法律顧問に迎え、盤石の態勢を作る。が、ジョージの強引なやり口についていけず、また、ロイドには女友達(P・レイン)を奪われ仲違い、そこへ築き上げた財産を紙屑に変える大恐慌は起こり……。落ちぶれてからのキャグニーの惚れ惚れする侠気。そして映画史に残る“雪”のラストシーン……。30年代ワーナー・ギャング映画の素晴らしい決算である。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2017-11-23 01:15:35
20年代の禁酒法時代から大恐慌を舞台にしたワーナーのギャング物
現代からすれば遠い昔話に思えるが、公開当時はまだ10年も経っていないついこの間のお話
当時の観客はどういう感情で観たのだろう

キャグニーのギャング、ボギーの悪党っぷりはいつみてもカッコ良い
制作側にギャング礼賛の意図はないのだろうが、憧れるヤツも多かっただろう
プリシラ・レインは、娘時代から母親まで演じる
個人的には歌のシーンが多く嬉しい
若いころはステージでならしただけあって、パフォーマンスもハマっている
助演では、目立ったのがグラディス・ジョージ
バーの女主人で豪快にふるまいつつ、若い娘に惚れている男にひっそりと思いを寄せる切なさもしっとり表現する

キャグニーは次々に乱造されるギャング物に嫌気がさしていたというが、やっぱ彼がいちばん映えるのはギャング役
ミュージカルで軽妙に歌い踊るキャグニーも嫌いではないが
投稿者:gapper投稿日:2012-04-28 21:42:25
【ネタバレ注意】

 ギャング映画時代のキャグニー最後のギャング。

 サイレント時代にもギャング映画はあったが、トーキーによりブームとなった。
 その代表作が「民衆の敵(1931)」であり、ギャング俳優と言えばキャグニーだ。
 禁酒法時代でもありギャングは”ある意味”で英雄視されていたが、1933年に禁酒法が終わるとすぐさま批判に変わってゆく。
 「汚れた顔の天使 (1938)」では、粛清されるべき存在であることが明確になっている。
 この作品でも、ラストの地域教会での前の落ちぶれた姿での死で明示される。
 最後のギャング映画と言われるのは、「ハイ・シエラ (1941)」でそれまで脇役や助演であったハンフリー・ボガートが主演なのは興味深い。
 ギャング映画が終わり、彼の時代がやってきた。

 この作品もギャング映画が終わりに近いのを意識しているのか、最初の解説文やトミー・ガンやラジオの登場など時代を回想している。
 禁酒法−ギャング−大恐慌−ラジオ−トーキーと言った事柄は、必ずリンクしてくる。
 1930年と言うのは、アメリカにとって余りにもメモリアルな時代だ。

 IMDb の User ratings を見ると7.9と高ポイントだが、最低の1を付けたユーザーが7.4%も居る。
 理由は分からないが、ボガート見たさに鑑賞したら、彼は主演ではなく悪役だったと言うことなのだろうか。
http://gapper.web.fc2.com/

投稿者:Ikeda投稿日:2011-06-30 11:39:14
原題の「狂騒の20年代」の通り、一次大戦の終焉から禁酒法時代を経て、「悲劇の火曜日」から始まる世界恐慌までをクロノジカルに説明があり、その中で酒密造業の盛衰を描いている映画です。今となっては古い話ですが、この映画が公開されたのは禁酒法が廃止されて6年後ですから当時の人は、かなり実感を持って見たと思います。当時流行した「マイ・メランコリー・ベイビー」や「ハリーに首ったけ」などが唄われるのも懐かしさを強調しています。
主演は前年の「汚れた顔の天使」、同年の「オクラホマ・キッド」に次ぐジェームズ・キャグニーとハンフリー・ボガートで、この2人の共演はこの3本しかありませんが、何れも面白い映画でした。特にキャグニーが小柄ながら「大物」と言われるまでのし上がるけれども、心の中に優しさを持っていて、彼の適役振がを発揮されています。ただ、何故か彼はこの映画の後、ギャング役は避けていたようで、10年後の「白熱」まではやっていません。
なお細かい話ですが、ボガードの子分レフティの名前がクレジットされていないけれども、これは子分の役で出ているアブナー・ビバーマンのようです。
投稿者:クリモフ投稿日:2010-09-29 02:17:04
第一次世界大戦までさかのぼるとは以外でしたが、かつて知り合った友人同士が後になって共に堅気を外れ、、、的な今となっては全部どこかで見たことのある話。しかし、やはり良いものは時が経とうが、ベタだろうが面白いという感想でありました。
主人公エディが戦争から帰り、やくざな道に足を突っ込んで、栄光と挫折をを味わう道筋をアメリカの現代史と絡めているのもスケール感があって良いし、悪事を行いながらも一本筋を通す正義感があるキャラクターも魅力的。善人ロイド、悪人ジョージのキャラ立ちもしっかりしてるし、展開が読めても楽しめるようになっています。
キャグニー、ボギーはタイプの違う色気を炸裂させるし、ジェフリー・リンもなかなか人良さそうなイケ面で男優陣はもう素晴らしい。女優陣は個人的には少し微妙でヒロイン、女主人とも魅力薄に感じられました。まぁ、男映画だし問題無いか。
まさに王道という感じ。解説にもあるようにラストは渋いカッコいい。
投稿者:noir fleak投稿日:2010-05-09 09:09:05
1911年に作られたこの名曲は、1941年のビングクロスビー「ブルースの誕生」でリバイバルされて有名になったと物の本に出ていたが、違う! 本作で歌われ、バックミュージックとしても多用されたことがきっかけだったに違いない。本当にいい曲だ。1945年のScarlet Street にも多用されている。
映画については、、、、、、言うことがない傑作です。
投稿者:paris1895投稿日:2007-07-22 10:42:07
この映画に於いてのキャグニーはいつもタイミングを逃してしまっていく。

惚れ惚れする様なボガートの男らしさと、寒々とする程の、キャグニーの哀愁あるギャング像にひたすら連いて行けば、よろし。
ヒロイン役の歌のシーンのウォルシュの変質狂なまでの美しさの演出と的確なキャメラアングルに、瞬きすら奪われるのも、正しい事である。

オープニングとラストの素晴らしさは、筆舌に尽くしえない。
今一度、我々は、ラオール・ウォルシュという映画作家を発見する旅に出ようでは、ないか!!
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-02-05 17:49:09
自分を犠牲にして、かつての恋人と仲間を守り抜いたキャグニー。悲壮なラストはキャグニー映画の中でも『汚れた顔の天使』のラストと並ぶ名場面だ。
投稿者:Tom投稿日:2005-06-17 12:21:21
ラストのグラディス・ジョージのこのセリフはあまりにも有名だね。
BIG SHOT(大物)という単語を理解するいい例だね。
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