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恐怖の報酬(1953)

LE SALAIRE DE LA PEUR
THE WAGES OF FEAR [米・105分]

メディア映画
上映時間149分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1954/07/25
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫G
恐怖の報酬 HDニューマスター版 [DVD]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,112
USED価格:¥ 3,300
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【解説】
 メキシコにほど近い中米の町ラス・ピエドラス。マリオは同じ食い詰め者や札付きたちの集まるこの町で、恋人リンダや仲間のジョーと苦楽をともにしていた。そんなある日、町から500キロ離れた山上の油田で大火災が発生、犠牲者も続出してしまう。石油会社は一刻も早く消火させるため、ニトログリセリンの使用を決断。そこで危険なニトログリセリンを運搬する4人を賞金付きで募集し、マリオ、ジョー、ビンバ、ルイジが選ばれた。こうして彼らは2台の運搬車に乗り込み、現場へ向かうのだが…。
 南米の油田で発生した大火災を消火するため、ニトログリセリンをトラックで運ぶ四人の男を描いた傑作サスペンス。中盤からクライマックス、次々と襲いかかるトラブルをとてつもないサスペンスで描き出したクルーゾーの演出はそれだけでなく、男たちの人物描写にも最大限の効果を発揮し、吹きだまりに生きる男たちが一攫千金を夢見て危険な仕事に挑むという図式を克明に映し出している。156分のフランス版あり。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17140 8.24
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【ユーザーコメント】
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2013-10-28 00:06:29
【ネタバレ注意】

…そう「恐怖」とは、危機を楽観しない人間が感じるもので、無知な自信家やら感情がスパークしたりハイになったりしてる人間には知覚できないものだ。

このムービーにおける最大の見せ場は極限のニトロ運搬シーンにある訳だが、冒頭において登場する人間の置かれた状況…感情やら性格やらを人間ドラマ的にじっくりと描いてゆく…ここ(前半)にも拳銃が登場して命の危機があったりしますが、まぁ普段?の生活と感情が描かれているといって良いでしょう。
…が、群像劇好きなら冗長なんてことはありません。

…それがどう計算してもヤバい(振動で爆破するニトロにスピードを落とせない道やら腐った板…相手の感情(判断力)を読んで度胸勝負で何とかなるものではない)と知覚したものと、何とかなる、と見積もった人間のビビリ具合で上下関係が逆転してしまう。

巻き紙に乗せた煙草が突風で吹っ飛び、あっ!…そして何故?〜幾多の危機を乗り越えた奴等が、何のトラップ?もない場所でなんて実際信じられません…が、それも現実。

事実、歓喜から一瞬で○×へと転じるあの結末はジョーと一緒であればありえない話かと。
つまりが本当に危険なのはニトロではなく、恐怖を感じない人間の感情なのではないか?
…あれは、はったりじゃなくて計算なんだよ〜己の衰えを低く見積もっていたのも事実だろうが。

いちいち細かい演出&エピソードが素晴らしい。グッドムービーです。

投稿者:sachi823投稿日:2013-10-25 22:21:47
スリルとサスペンスという言葉がこの作品には
ぴったりです。トラックが出発するまで場末の町の描写に
冗長さを感じますが、この場面で男たちのおかれている絶望的な
状況が理解でき、作品としての深みが感じられるのも事実です。
トラックが出発してからは様々な難関が用意されていて
緊張の連続で飽きることがありません。
出演者も社会の底辺で生きる男たちを熱演しています。
投稿者:クリモフ投稿日:2011-11-24 01:59:54
前半は状況やら人物、きっかけの説明やらで少々ダレたと思ったのですが、後半は見事に引っ張られました。何の予備知識もなしに観たので、こんなシンプルな設定を映画的面白さに繋げてくる手腕に驚き。「悪魔のような女」がピンと来ていなかっただけに、こちらはクルーゾーの凄さが感じられた一作でした。
ただただニトロをトラック輸送するという物語のため、さまざまな困難を一つ一つ乗り越えてゆくスリリングさも面白いし、4人の男たちが実にいい雰囲気で、やりとりが魅力的なのも飽きない理由だと思います。それでいて友情ものにより過ぎないクールな演出がカッコいい。沼脱出もいいけど、爆発シーンは秀逸です。
ヴェラ・クルーゾーの存在意義が微妙だったり、ラストが拍子抜け(間違ってないのですがあまりにも単純で)と気になる点もありますが、十分面白い映画だと思います。あと火事が映像的に妙に迫力があって、少しの描写しかないですが印象に残ります。
投稿者:uptail投稿日:2011-05-17 09:59:48
シャルル・ヴァネル
投稿者:william投稿日:2011-01-31 00:13:23
文句なしの傑作。
2時間半を超える長作なのに、だれさせない巧みさに圧巻。
終盤の泥沼からトラックが這い出すシーンは息が詰まる程スリリング。
これだけの名作なのに、余り有名な作品では無いのはなぜ?

投稿者:こじか投稿日:2010-04-11 21:26:14
モノクロ作品なので、若い世代がなんとなく手に取ることはないんでしょうけど
きっと誰にでも気に入っていただけるはず。
手に汗握るとはこのこと。相当な傑作です。
投稿者:gapper投稿日:2009-06-30 20:02:58
 前部は少しダレる部分があるものの、ニトロの輸送を始めてからは飽きさせることが無い。少し大げさなところや安易な演技があったが外人であるので殆ど気にならない。日本人がやるときっとダサくなってしまうだろう。ニトロを岩に注ぐ所や、最期の、崖道をフラフラと運転するところなど分かりきった演出であるが、それでも見入ってしまう。伏線なく爆発する演出に比べ、ラストの崖から落ちるときのシーンでは単純でもう一段上の演出を期待してしまった。ヘッドライトといい、この時代のフランス映画は素晴らしい。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2009-05-30 16:33:51
クルーゾーの代表作となったサスペンスアドベンチャーの古典大作。
とはいえ、前半一時間たっぷりと語られる中米の荒涼とした辺境でのドラマ部分こそ監督が描きたかったことに違いない。そういう意味において、ヒチコック映画とは似て非なるものがあろう。
南仏でロケされた関係で環境的リアリティがさほど感じられないのが難点ではあるが、「にんじん」「北ホテル」などのティラールによって撮られた見事なモノクロ画面も相まって必見の作品といえる。
演技陣。モンタンは型通りのヒーロー役だが、初老の悲哀を感じさせたバネルにアイク・ルリの三人は力演。
投稿者:TNO投稿日:2009-05-24 23:17:15
舞台がベネズエラ。独、仏、伊から男達が流れてくるが、仕事はなく皆食い詰めている。この状況が、極めて独創的な映画だ。唯一と言って良い産業は、米国資本による原油採掘事業だ。米国を悪魔呼ばわりする現チャべスベネズエラ大統領にとっは、認めたくないような過去の状況だ。結局、男達は、資金力のある米国資本のために危険極まりない仕事を引き受けざるを得ないのだ。米ソ冷戦終結後の唯一の大国である米国支配を予想するような場面だ。しかも、その危険に飲み込まれ、最後には生き残れる者は一人もいないのだから、ある意味救いようのない映画だ。しかし、紛れもない名作中の名作だ。前半では、各国から流れてきた男達の過去や性格を説明しているが、その悲惨な日常を描く中でうまく説明しており、退屈さは微塵も感じさせない。美しいクルーゾー監督の妻、ヴェラクルーゾーが好き嫌いの激しい情熱的な酒場女を演じてアクセントを付ける。後半では、危険な仕事を受け持った4人の男の描写を更に鋭く深めつつ、幾多の困難の克服を通して高い緊張感を持続させている。この4人の男の友情や恐怖を前にしたヴァネルの人格的弱さも描いてゆく。最後に、ヨハンシュトラウス二世の「美しく青きドナウ」に合わせ、ハンドルを切って意気揚々と蛇行運転をしながら帰路に着いたモンタンがハンドルを切り損ね崖下に転落しお守りにしていたパリ地下鉄の切符を手に事切れる有名な場面が。最初のネイティブの子供がゴキブリを紐で結び付けて遊んでいる様子は、ワイルドバンチでサソリに替えて引用されているように思う。ネイティブの生活もさりげなく描かれているのだが、貧しく、後からこの土地に来た欧米人とは全く関係のない昔からの生活をしている様子が淡々と描かれており、真実性を増している。中には、裸族のようなネイティブもいた。
投稿者:緑茶投稿日:2007-01-04 23:09:10
【ネタバレ注意】

一言でいうとテクニックが凄いってことになる。
ストーリーのシンプルさではスピルバーグの「激突」並だが、役者の厚みがすごいし過酷な話なのに華麗なんですよね。とくにトラックが爆発するシーン。
「ドカーン!!」なんて鳴らさずにタバコの葉がパッと吹き飛ぶ。衝撃波っていうか。静かな演出なんですよね。今のハリウッド映画とは段違い。本当にビックリするし何度見ても面白い。

投稿者:たまきち投稿日:2006-08-15 19:37:02
すばらしいです。おすすめの一本。
投稿者:知立方面投稿日:2006-08-01 16:07:07
木を取り除こうとしてトラックに足を踏まれて、石油の泥沼の中にジョーが顔だけを出して唸り声をあげている姿がかなり強烈でした。
投稿者:wao投稿日:2006-07-23 02:38:38
現代においてこのような映画がつくれるか,という観点から見直してみると,結構スゴイ映画だと納得させられる。状況設定自体は似たようなものはいくらでもあるし,CGを駆使すればものすごいスペクタクルも可能かもしれないが,得てして安易にラブロマンスに流れたり,男臭い友情の物語に堕してしまい,ストーリー上の緊迫感がそがれてしまうことが多い。大方,プロデューサーの意向で観客のカタルシスを先取りしてしまうような脚本,演出に落ち着いてしまうためだろう。「地獄の黙示録」ですら,これほどまでのタフなサスペンスには仕上がっていない。映像のテイストは異なるが,フィルムノワールの雰囲気に近いものを感じる。前半の人情劇のようなウェットな展開が,後半のドライな展開をより際立たせていて,見ている側は感傷的な気分に浸っている暇を一瞬たりとも与えられない。戦争映画ではないが,結果として戦場の気分を体感させられる作品である。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-06-15 14:49:34
この映画は3回以上見ていて、その度に面白い割に、ストーリーはあまり覚えていない映画です。やはりニトロを積んだトラックのシーンの印象が強すぎるからだと思います。
最近見直しましたが、アフリカでの流れ者を扱っている所にフランス映画の伝統的なものを感じました。特にパリの地下鉄の切符を持っていて昔を偲ぶのが、その一つです。私も持っていますが、記念というより回数券を買って、余ってしまったものです。
イヴ・モンタンが歌手から俳優として一家をなした最初の作品だと思いますが、熱演です。シャルル・ヴァネルも最初は威勢が良いが、段々怖じ気づく男を演じて、「我等の家」に並ぶ名演だと思いました。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-06-05 13:39:09
【ネタバレ注意】

優れたサスペンス映画は、シンプルなストーリーとテンポの良さが命だが、この作品では人間をも乾いた筆致で描いた点がさらに驚きだ。
中米の熱射にさらされる町、ラス・ピエドラス。そこに吹き溜まりのように集まってきた男たち。
大物のような顔をするパリからやって来たジョー(シャルル・ヴァネル)と、すっかりそこに心酔したマリオ(イヴ・モンタン)。マリオは言う。「この町は監獄みたいなものさ。来るのは簡単だが、出て行くには金が要る」「閉じ込められているのさ」(うろ覚え)。
誰もがこの町を出たいと願っているが、職にすらありつけず、行き詰まっている男たち。
そんな中、500キロ先の米資本の油田で発生した火事を鎮めるために、高い報酬でニトログリセリンを普通のトラックで運ぶ仕事が舞い込み、男たちは歓喜する。
ジョーとマリオ、ルイジとビンバという二組のドライバーが選ばれるが…。
すでに指摘されているように、そもそも米資本の油田を救うために、中米に流れ着いた仏人、伊人、独人が雇われるという図式も、当時の米欧の関係性を暗示しているようで面白い。

絶望して自死する若者だけでなく、余命幾許もないと診断されたルイジ、ナチに酷使された経験をもつビンバと、それぞれが複雑な過去と現在を抱えていることが示される。
ニトログリセリンの運搬をめぐるスリルの数々はいうまでもない迫力。
途中で怖気づき、逃げ出そうとするジョーとマリオの逆転の構図も面白い。
「俺は怖がり、お前は運転する。2,000ドルは恐怖の報酬だ」というジョー。
巻タバコの葉が、突然ふっと風に飛び、先方に巨大な煙が立ち昇るシーンは見事。
ついさっきまで画面に登場していたルイジたちが一瞬のうちに吹っ飛んでしまったことが、きわめて冷ややかな客観的事実として表現される。

異様な恐怖が画面から溢れる中、主役ふたりが重油まみれになりながらトラックを救い出そうとするシーンも熱演だ。
この作品は多分子供の頃に観たのだろう。ラストシーンで、パリの地下鉄の切符を握りしめたままこときれているイヴ・モンタンの姿は、何故か記憶に灼きついていた。成功のあと油断したところで転落する、というパターンに、唖然とした記憶がある。
今でも様々な見方が出来る傑作サスペンスだ。

投稿者:むく犬投稿日:2006-05-30 20:56:40
【ネタバレ注意】

コンバットを見たら、寝るつもりが・・・
傑作との評判は、前々から聞いてはいたが、なぜか縁がなく未見の私にとっては「幻の名画」でした。ついつい聴取料も払っていないのに画面に見入ってしまいました。
前半の気だるい暑さと、食い詰め者のやるせなさの描写が、少し長すぎたきらいはありましたが、後半のハラハラ・どきどきは期待以上のものでした。
リメイク版は、帰り道に事故は起こらないようですが、なんでもないカーブで転落するラストが、また秀逸でした。

投稿者:だいちゃん投稿日:2006-05-30 15:38:05
渋い中年の代表だと思っていたイブモンタンですが、
こんな若くてギラギラの時があったのね。
それにしてもすごい映画だ。
見るべし。
投稿者:さち投稿日:2005-12-06 03:58:45
すばらしい
投稿者:Bava44投稿日:2005-10-29 17:09:10
公開当時のキネ旬に黒澤明の映画みたいだという意見が載っていて面白いなと思いました。
たしかにモノクロの感じや、何かにすがろうとする人間の執念みたいなところは似ていると
思いました。

黒澤が「暴走機関車」を作っていたら、きっと本作のような作品になっただろうな。
投稿者:ゆうま投稿日:2003-11-21 17:31:37
中学生の時にリメイク版の方を先に観ているのに、初めてビデオで観た時の衝撃!クルーゾーは「悪魔のような女」でもドギツイ描写で私をビックリさせましたが、本作はそれ以上の怖さと面白さで満点でした。前半は退屈するかな〜と思っていましたが、環境描写、人物紹介が面白く全然飽きませんでしたし、その前半あってこその後半シャルル・バネルの怯えようが痛々しくてモンタン以上に目立っていました。そしてどう撮ったのかというくらいのスポンジ橋やオイル池の恐怖・・・全編緊張感に溢れるど迫力の傑作でした。あと捲きタバコがふっ飛ぶ(1台の爆風により)描写には感心しました。それ以来もう10回以上は観ていますが、何度観ても飽きません。
投稿者:ふじこ投稿日:2003-05-07 21:34:31
最後はどうなるのかだいたい読めてたのですが、やはりとてもドキドキ、ハラハラして見た記憶があります。おもしろかったです。
投稿者:chokobostallion投稿日:2002-09-14 14:58:42
今見ると誠に長い映画だなあ、と言わざるを得ない。ゲーム好きとしてはマリオとルイジが出てくればスーパーマリオブラザースということで、ささやかな感動があったりします。しかしカンヌでグランプリを受賞したということは、やはり時代的に優れた映画だったんでしょうか。後半の緊迫したシーンは確かに印象的でしたね。でもやっぱり前半が長いなあ。http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/7703/
投稿者:M.Moriya投稿日:2001-09-05 15:59:51
40年以上前に観た大昔の映画少年です。
各位のコメント拝見。 意を一にする感性に欣喜雀躍(オーバー過ぎるぞ!!)
説得力有る 嘘の無い映画は世代を超越する!!事に 奇妙に感銘。
実は最近の映画は 余り観ていません。(理由は長くなる故 省略)
後の人生を示唆するもの 即ち映画 観続けて下さい。
投稿者:ぶんた投稿日:2001-07-19 14:46:57
作品全編通して漂う暑苦しさというか、息苦しさというか、
テーマに非常にマッチしていた。
これもある意味ロードムービーの要素を含んでいるが、
まさしく死への一本道的風情が観ていてつらかった。
前半のどうしようもない体たらくな生活が
まだマシと思わせる展開が後半への対比として秀逸。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-25 22:46:47
 しかしこの映画、トラック+ニトロという組み合わせでいかにもスリルを演出
してそうであって、その実、トラックを機能的に使った画面は殆どない、と言え
るかもしれない。要するにトラックが動き出さない、あるいは止まっているシー
ンの方がずっとサスペンスフルな、いい場面が多いということ。例えば、前半の
何ともいえない焦燥感ただよう町の男達の場面。道の上を低空飛行の飛行機が通
過するシーンの素晴らしさ!中盤の道をふさいだ大きな岩をニトロで爆破する場
面。ラスト近くの石油が池のように溜まった中で真っ黒になるシャルル・ヴァネ
ル!

 ラストのダッチローリング運転なんかは、今見ると、まあこんなにあからさま
に結末を想像させていいのだろうかと思うけれど。
投稿者:たけちゃんマン投稿日:2000-09-08 14:41:20
初めて観た時は、「こんな凄い映画があるとは!!」、本当にビックリした。

前半は淡々と進むが、後半はハラハラドキドキの連続である。

「戦艦ポチョムキン」、「七人の侍」、「駅馬車」等と共に映画史上における

エポックメーキング的な作品。

歌手イヴ・モンタンが一世一代の名演技を見せる。
投稿者:河崎投稿日:1999-07-12 16:40:45
徹底したリアリズム。嘘をうそと思わせない作劇のうまさ。まさに手に汗を握るとはこのことです。日本映画のいんちき臭さとまるで違うことに驚嘆させられます。まず前半に見せるどん底生活の描写、これが実に密度が濃い。一触即発のニトロを満載したトラックに死を賭してでも乗ろうという男達の心情に納得がいきます。断崖絶壁に迫り出した足場に乗り入れての方向転換。先行車が爆発した後にできた原油溜まりを渡る際に先導するジョウが倒れたのもかまわずにマリオが片脚を轢いて行く瞬間。車の中でジョウが息を引き取る瞬間。そして皮肉な幕切れ。と、どこをとっても名場面の連続です。サスペンス映画の最高傑作の1つとして、自信をもってお薦めします。
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