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恐怖のメロディ(1971)

PLAY MISTY FOR ME

メディア映画
上映時間108分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(Uni=CIC)
初公開年月1972/04/22
ジャンルサスペンス
恐怖のメロディ ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,536
価格:¥ 6,980
USED価格:¥ 5,296
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恐怖のメロディ

【解説】
 カリフォルニア、モントレーの地方局でDJを務めるイーストウッドの前に、いつも“ミスティ”をリクエストしてくる女性が現れる。だが、出来心から一夜を共にして以来、女の態度が常軌を逸してくる。一度は彼女を振り払ったものの、恋人のルームメイトとして再び姿を現す中盤から、サスペンスのテンションは上がり、恐怖映画さながらのクライマックスまで一気に見せる。J・ウォルターの鬼気迫る芝居は特筆モノで、後の「危険な情事」(87)のグレン・クローズの原型はここにある。イーストウッドの演出は監督デビュー作とは思えない完成度で、ムード醸造(当時鳴かず飛ばずだったロバータ・フラックの、「愛は面影の中に (The First Time Ever I Saw Your Face)」を劇中に使用し、その後この曲は話題を呼んで公開翌年には全米ナンバー1を獲得)とサスペンス描写には目を見張るものがある。酒場のバーテンとして出演しているのは彼の師にあたるドン・シーゲル。
<allcinema>
評価
【関連作品】
危険な情事(1987)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1076 7.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-06-29 19:13:50
【ネタバレ注意】

クリント・イーストウッドの監督第一作として知られるサイコ・サスペンス。
まだストーカーという言葉も一般的でなかった時代に、こうしたつきまといによる犯罪(しかも女性)を描いたというだけで先見の明があるというもの。
女好きなデイヴ・ガーバー(クリント・イーストウッド)がふらふらとイブリン(ジェシカ・ウォルター)と一夜を過ごすからこんなことになる。行きずりの関係はやっぱり怖いよねー。

イブリンも恋人のトビー(ドナ・ミルズ)のファッションも、主人公がラジオのDJというのも70年代っぽい。デイヴとトビーのラブシーンはサスペンス調から一転、泉のなかでで抱き合ったりして、C・イーストウッドらしいなあ。
それにしてもいつのまにか“アナベル・リー”としてトビーの部屋に入り込んだイブリン。アナベルという名は確かエドガー・アラン・ポーの詩のなかにあったぞ、と書棚から探し出すアラン・ポーの本。
“By the name of Annabel Lee; And this maiden she lived with no other thought / Than to love and be loved by me”(アナベル・リーの名で/乙女は生きていた/ただ愛し愛されるために)
うーん、しかしそんな回りくどいことするかな。デイヴが気づかなかったらどうしたんだろ(笑)

ジョン・ラーチ演じるマッカラム巡査部長があっさり殺されてしまうのがかわいそう。C・イーストウッドはあれだけ切りつけられても無事だったのに。
けれどこの作品は観ているうちに、多分少年時代に一度TVで観た、ということを確信した。はっきりとは記憶していないが、部分的に覚えている、というのは映像の力がなせる技か。
よくいわれることだが、空撮で近づいていくシーンで始まり、水面を漂う死体から空撮で遠ざかるラスト、というのはなかなか印象的。

投稿者:さとせ投稿日:2016-04-13 18:33:12
ラジオのDJをしているイーストウッド。
何時もミスティをリクエストしてくる女イブリンとバーで知り会う。
イーストウッドはイブリン宅で一夜を共にするが、翌日からイーストウッドに付き纏い何処にでも現れる。
恋人のトビーが戻った事からイブリンと精算しようとするが・・・。

イーストウッド監督デヴュー作をようやく鑑賞。
たった1晩の過ちがストーカー行為から殺人までの女の恐怖を見事に描いている。
「危険な情事」の原型となる映画で、今見ても面白い。
あれだけ女に苦労したのに、ラストが呆気ないのもこの時代を象徴している。
DVDでの鑑賞だが購入して12年も寝かせていたのが勿体ないくらい。
画質もユニバーサルの為言う事無しだが、吹き替えが無いのだけがマイナス。
投稿者:こじか投稿日:2011-06-28 01:11:57
淀川さんの「怖いですね〜怖いですね〜」ってフレーズが聞こえてきそうなイーストウッド監督デビュー作。にして“質”は抜群にいい。平たく評すればお話し素材の先見性も作品の完成度も10点級。クールでニヒルで頭もキレる。天才監督スタート。
投稿者:has42120投稿日:2010-10-06 19:04:44
クリント・イーストウッド&ジェシカ・ウォルター
投稿者:gapper投稿日:2010-04-09 23:14:42
 クリント・イーストウッド、初監督作品。

 師匠のドン・シーゲルに相談をし易いようにとドン・シーゲルをレストランのバーテンにしてしまうという荒業を使っている。
 低予算のためクリントの俳優としてのギャラはなしで、最初に出てくる建物はクリントの物でジャズフェスティバルも無料で撮影した。
 監督として歩合制で貰う契約で、結局は俳優以上のギャラとなったそうだ。
 また、ストーカーを扱った最初の作品らしい。
 といってもストーカー物は、「ミザリー」位しか知らないが。

 かなり面白い作品だが、イーストウッドがDJらしくなくDJとしての台詞を作ったり選曲をしたりという部分に違和感を感じる。
 イブリン(ジェシカ・ウォルター)とトビー(ドナ・ミルズ)が似ているというのも、いくら流行りとはいえ良いとは思えない。
 きっと、クリントの好みなんだろうが。

【ネタバレ】
 最初と最後が同じ場所で、寄りと離れるという逆。
 物語自体が、何か虫眼鏡で覗いたようなそんな印象を与える。
 回想形式の変形とも言うべき形は「市民ケーン」を思い出させる。
 才能ある人間の初監督時の煌きであろうか。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 00:06:49
演出:9
演技:9
脚本:9
音響:9
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-03-14 21:16:01
イーストウッドは森の泉での情事シーンで自分の年齢を忘れている(笑)し、ライブ会場のシーンでは「ウッドストック」みたいなカット割りになるなど、初監督作なだけに、撮りたい事やしてみたい事がまだきちんと纏まってなかった模様。ストーキングをデビュー作の題材にしたのは凄いけど。
投稿者:なちら投稿日:2008-10-31 23:09:52
ジャズ祭のシーンがリアルだね。実際のイベントに紛れているみたい。
急に雰囲気が変わるから気を取られて、さりげなく次の展開を臭わせているのにスルーしちゃったよ。

取り乱した彼女を見る時のドン引き顔、ケッサク!
女に一夜限りの関係を貫く気なんて毛頭無かったにせよ、結局は自分でまいた種だよね…。

クリントさんが言ってるけど、ストーカーなんて概念は70年代には無かったって。
って事は、この作品は相当現代的な物なんだね。
新しい事が出来る人間て凄いな〜。ホント尊敬する。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2008-07-31 04:18:11
静かに緊張感を高める演出といい、影を使った撮影の効果といい、
監督第一作目でその技術はすでに目を見張るものがある。

サスペンスの典型を押さえつつも最後まであったく飽きさせない。
傑作。
投稿者:kinenchyu投稿日:2008-01-05 16:05:10
さすがに30年以上前の作品なので、どうしても古さは感じてしまいますが、クリントイーストウッドの監督としての才能を思い知らされる、素晴らしい作品だと思いました。ストーリーの面白さもさることながら、ストーカー目線のカメラワークや静と動をうまく組み合わせての恐怖感の演出など、最後まであきず心理的な広がりがある作品だと思いました。また、背景には地方の人気ディスクジョッキーをうまく利用して、バックミュージックにジャズが常にかかっており、作品全体からやぼったさを消して、おしゃれな雰囲気も残しています。作品としては文句なしの☆5つですが、古さを割り引いて☆4つにしました。
投稿者:oohlala投稿日:2004-12-20 11:13:30
【ネタバレ注意】

なるほど「危険な情事」はこれを原案(ていうかそのまま)にしてますね。しかし、いささか映画過ぎる「危険・・」よりも此方のほうが現実的ではるかに怖い。当時見てたら結構怖かったでしょう。恋人のルームメイトになって戻ってきている、設定もヒントは与えながらも気づかせずに上手い。J・ウォルターの口の端に引っ張られるような笑顔がC・ディアスの笑顔に似ていると思ったのは自分だけでしょうか。。あの手の笑顔は異常者にぴったりくるんだよな。

投稿者:ふじこ投稿日:2004-08-02 16:07:29
ジェシカ・ウォルターが怖かった。イーストウッドの監督第一作目なんですね。「危険な情事」を昔観た時衝撃的だったけどそれ以前に作られてたんですね。これはイーストウッド、女というものは怖いものだと実感してのことでしょうか?しかし彼はそれからも・・・
投稿者:ファルド投稿日:2003-05-30 22:25:13
女たらしのデイブ(C・イーストウッド)の一夜限りのお遊びが、恐ろしいことに発展して行くのだが、突然切れたりするとんでもない勘違い女をJ・ウォルターが好演していますね。それと、彼女が逮捕された後、デイブとトビーが愛を確かめ合う海辺、森の中のシーンが、曲と共に何とも良い感じ。全体的にもなかなか面白いサイコ・サスペンス映画だと思います。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-12-23 10:22:18
 矢張りイーストウッドは凄い。この処女作の完成度は大したものだ。イーストウッドは職人ではなく作家だ。常に一貫している。不道徳なヒーロー、海の見える風景、忌まわしい過去、フラッシュ・バック、空撮、必要以上に蒼く暗い夜、ロー・キー。この処女作で、もう完全に作家の資質が決定している。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:赤瀬川たかし投稿日:2001-01-19 23:33:46
クリント・イーストウッドの野心的な初監督作品。完成度は素晴らしく、オープニングの空撮からして、後の監督作品で度々再現されているほど。
イーストウッドは、女性に襲われるというシチュエーションが気に入っているのか、この後形を変えて色々と作品の中に取り入れている。
ジェシカ・ウォルターの突然切れてしまう演技も恐ろしく、ストーカーと言う言葉がまだ無かった時代に、非常に先鋭的な題材をあつかったと言えよう。
舞台が、後に市長を勤めることになるカメルーンなのがご愛嬌。
投稿者:ぺぺ投稿日:2000-08-30 23:15:05
今ではストーカーなんてよく聞かれるようになったけど、
この作品が作られた当時はどうだったのでしょうか。
ジェシカ・ウォルターの演技が真に迫っていてド迫力。
相手をののしるときには急に表情が変わって、ものすごい汚い言葉で
どつきたおす。ビビりました。
投稿者:dadada投稿日:2000-07-12 21:53:05
イーストウッドの監督第1作。
オープニングは、空撮の長まわしで被写体までジリジリ寄って、エンディングは、その逆。
個人的には、本編の中でこの開放的な映像が一番印象的。
本人も気に入っているのか、彼の映画の出だしと締めは、しばしばこのパターン。
私などは、彼の映画でこれが無いと物足りないことも...。
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