クレイマー、クレイマー(1979)KRAMER VS. KRAMER
【クレジット】
【解説】 8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。“フレンチ・トースト”と共に、絶対的母性を感じさせるトップ・シーンのストリープの横顔の美しさが印象深い。 テッドとジョアンナの結婚生活は8年目を迎え、一人息子ビリーも7歳となったクレイマー家。ジョアンナは、かねてより家庭を顧みず仕事優先の生活を送るテッドに不満を募らせていた。そしてある日、ついに彼女は自立を決断し、家を出て行ってしまう。一転して妻に任せっきりとなっていた家事と仕事の両立をせざるを得なくなったテッド。しかし始めは覚束ないものの、次第に2人の生活にも慣れ、これまで以上に父と子の絆を強めていく。だがそんな中、ジョアンナが突然養育権を訴えてくる。失業したことも重なってテッドに不利な形で裁判が進み、はたして養育権はジョアンナ側に。こうして、テッドとビリーは父子最後の朝食を迎えるのだが…。 <allcinema> ![]() 【おすすめ作品】
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夫婦仲を見せる事も旦那に対する不満を明かす事も無く妻が急に別居を申し出るので、ドラマ的な説得力に欠けますが劇中の旦那と同様に観客も妻の予期せぬ行動にキョトンと出来ます。
まぁ、子供を置いて家出してしまうなんて完全に否定的な目で妻を見てしまうため最初から旦那の味方で鑑賞してしまいますがね・・・。
もう少し別居を決めるまでの葛藤や子供を連れていけなかった苦悩など妻側の立場でも夫婦の姿を見れたら良かったカナ・・・。
全く妻に感情移入できないように作られているのはなんだかフェアじゃないような気がしました。
妻の友人なんて絡ませてくるぐらいなら、妻の追い詰められた精神面を掘り下げて欲しかったです。
あと20分延ばしてでも妻の苦しみを入れて欲しかったな・・・。
とは言え、見せたかったのはその後の父と息子のドラマだと思うので妻の心情なんてのは添え物程度で良かったのでしょうね。
母親代わりなんて出来るわけもなく正直疎ましいとさえ思っていた序盤から少しずつ父性が目覚めていき、父子の絆ができてくる展開はジ〜ンときます。
どんなに上手く行っているようでも母親の存在には勝てないというのが痛いほど伝わるシーンも切ないのなんの・・・。
そこで見せるダスティン・ホフマンの表情にはズキンとしますよ。
そんなドラマに親権争いという法廷劇も絡めてくるので見応えたっぷりです。
法廷で初めて本音を言い合う夫婦・・・複雑ですね。
この作品が高評価を得ている一番の要因はダスティン・ホフマンの演技力だと思います。
表情、仕草、間の取り方、話す速度・・・全てが計算し尽されています。
演技力だけでなく、妻が出て行った事に落胆している暇もないほど子育てに振り回されるダスティン・ホフマンは観ていてチョット可愛いですよ(笑)
メリル・ストリープも泣きのシーンは印象的でしたし、子役のコもお見事でした。
正直、キャスティングが違っていたらこれほど評価される作品にはならなったでしょうね。
繊細な演出もさることながら、効果音の使い方が絶妙でした。
特に生活感を感じられる音が素晴らしかったです。
街の雑踏の音も生きてますし、流れてくる音楽も雰囲気にマッチしているので観ていて心地良かったです。
テンポが良いワケでもドラマ性に富んでいるワケでも無いですが、最初から最後まで引き込まれてしまう作品でした。
単純に心温まる映画です・・・なんて言える作品では無いですが、簡単には言い表せない余韻に浸れますよ。
とりあえず、フレンチトーストが食べたいな。
この作品以前は、親権に関する問題を大きく取り上げた作品はなかったように思う。
合っても親の責任を問うための設定だったり、子供の気持ちを出すための演出だったりしたと思う。
この作品以降、親権に対する扱いが変わったように思う。
アカデミーを5つも取っていることからも、影響が大きくてもおかしくないことが分かる。
’70年代は、ベトナム戦争をはじめとするアメリカの持つ問題=悩みを題材とする作品が多く特徴と言っていいだろう。
その中でもエポックメイキング的な存在として記憶に残る。
ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの演技に問題はないし演出も適切だ。
最初と最後で、フレンチトーストの作り方が上達している見せ方なども基本をきっちりこなしていて好感が持てる。
【合わせて見たい映画】
「情熱の代償<未>(1988)」スポックことレナード・ニモイ監督の親権を扱った作品。
小柄なホフマンと子役のバランスがいい、コミカルなシーンなどなど・・
カメラマンの存在が重要なんだと実感した映画かな。
凝った映像がなくても充分見る側に特殊効果を与えることができる。
ぎりぎりリアルタイムで見れて、繰り広げられる物語にドキドキしたあの頃。
30年経とうが人間の気持ちなんていつの世も変わらないものです。
子供を愛する気持ちがはっきり伝わってきて暖かい気持ちになれるいい話。
ダスティン・ホフマン名優だと再確認しました。ほんと今さらながらですけど。ぜんぜん関係ないけど、あの背の低さがまたなんともいえずいいですね。
ストーリー的には、くやしいけどやっぱり泣いちゃいますね。いい映画でした。
離婚の原因は双方にあるというのが前提だったはずなのに
話の流れでいつの間にか母親が安易な悪役になってしまっています。
一応終盤で成長が描かれていますが、そこまでの行動が視聴者の感情移入を
拒んでいるので、ああダメな母親に引き取られなくて良かったね、という
印象を持ってしまう人が多いのではないかと。
フェミの気がある人は、見た後に怒り出してしまうかもしれません。
わたしもそっちの気があるようで、あまり愉快に見られませんでしたが
大多数の方にとっては名作だと思いますので、オススメできる作品だと思います。
しかし、ラストシーンで、完全に裏切られた。
あの終わり方がいいんだ!という人いるのか?
何か「チャンチャン」、ってなモンであまりに単純すぎる。
カタルシスに失敗して目も当てられない終わり方。
きっと当時この映画を見て、改めて家族の絆というものを顧みた人達が大勢いた事だろう。個人的にはヒューマンドラマで1,2位を争う名画だと思う。家族の仲が過去以上に疎遠になりつつある今だからこそ、沢山の人に見て欲しい逸品。
メリル・ストリープが自分のせいだというあたりもとてもリアルに感じました。
やはり、全編を通してホフマンの演技は素晴らしいと思うし、とても格好よい。
ともすればありがちで退屈になりがちなテーマなのに、どうして25年も前のこの映画にこれほど惹かれてしまうのか。子役の子の可愛らしさや、演技者の素晴らしさ、そして、最後のシーンなど、色々と考えられますが、これからも定期的に見ることで、ますますその答えのヒントとなるべき自分の一つ一つのシーンへの思い入れが増えていくと思います。一度目よりも二度目よりも間違いなく今回が一番面白く感じました。毎回やはり強く印象に残るのは最後に二人でフレンチ・トーストを作るシーンです。ただ、二人で淡々とフレンチ・トーストを作るだけのシ−ンなのにとてもいい。母親が出て行ってからの親子二人の経てきた紆余曲折が、このシーンを見ると全てが思い出され、また完結していくように感じます。
そして、ラストのテッドとジョアンナなら、これから上手くやっていけると思うのですが・・。
衛星放送では、かなり頻繁にこの作品を放送するので、次回が楽しみです。
本当に素晴らしい映画です。明日の朝は間違いなくフレンチ・トーストを作ります。
この映画の重心は、ヒロインの自身の愛の深さ、強さに振り回される姿にあると思う。但し、そこのところはあまりくどくは描いていないだが、かえって印象に残る。5年に一度くらい見ているが、二人のクレイマーの心根が毎回異なって聞こえる。いい映画とはそんなもの。
お若い方、継続して鑑賞なさってください。
その後、高校生くらいで見た時は、なんて自分勝手な母親なんだろうと思いました。
そして、結婚10年目に見たら、妻の夫への不満や悲しみや、夫の困惑と覚醒など実に良く解り、すばらしい作品だったのだなぁと改めて感動しました。
また、10年後に見たら見方が変わるかも?
一日で職を見つける気迫はすごいっと思った。
草
あとダスティン・ホフマン、メリル・ストループは、すごくいい表情してたなぁと感心しました。家族の大切さ、愛の深さを改めて感じさせられる映画でした。
25年の時を刻む映画ながら、少しも色褪せない心模様の描写が素晴らしい。 ダスティン・ホフマンのベスト作だと思う。
色褪せてないですね。すごい。
とてもよかったです。
フレンチトーストを作る場面や、ビリーの両親の生まれ故郷に対する心情の変化など、小道具や細かいセリフが随所でぴりりと効いていて、ぐいぐいはまっていきます。
しみじみ面白い作品です。
http://www2.odn.ne.jp/~chs45160/
が何の苦労もせずにサラッと作るシーンが印象的。それだけ、この父子2人の
生活が長く続いていたのだと実感。何気ないシーンですが、実に良く表れている。
70年代を代表するアメリカ映画の秀作の1本だと思います。大好きな映画です。
当時は新人のM・ストリープの存在感も良い。出番が意外に少なくどう考えても
分の悪い役柄ですが、この当時から上手かった。子役のJ・ヘンリーも上手い。
個人的にはR・ベントン監督の最高傑作だと思います。冬のNYロケも効果的。
わけわからないシーンでも結構すぐ泣く方なのにこの作品では泣けません。
でもアメリカの女は強いね。絶対結婚したく無いです。カイヤもゴメン。
子供とダスティン・ホフマンの別れのあたりでは涙がなぜか止まらなかった。
これよりいい映画はいっぱいあるんだけどなぜかこれが1番泣ける
ヘンリー君の演技に驚かされました。
あんな幼くてあれだけの演技ができるとは。
『クレイマー、クレイマー』が感動作になったのもあの子の演技力あってのもので
すよね。